キャデラック・エスカレードの8名乗りモデルが日本上陸

高級3列シートSUVのキャデラック・エスカレードに8名乗りの新グレード「プレミアム」を追加設定。専用デザインのフロントグリルおよびホイールやインテリアトリム、シート表皮なども採用。車両価格はエスカレード・シリーズで最もリーズナブルな1640万円に設定

　ゼネラルモーターズ・ジャパンは2024年1月22日、高級3列シートSUVのキャデラック・エスカレードの2024年モデルを発売した。

▲高級3列シートSUVのキャデラック・エスカレードの2024年モデルが日本発売。8名乗りの新グレード「プレミアム」（写真・中央）を新規に設定する

車種展開は以下の通り。

エスカレード・プレミアム（PREMIUM）：1640万円

エスカレード・プラチナム（PLATINUM）：1740万円

エスカレード・スポーツ（SPORT）：1800万円

▲キャデラック・エスカレード・プレミアム　価格：10SAT1640万円　全長5400×全幅2065×全高1930mm　ホイールベース3060mm　車重2750kg　乗車定員8名　専用タイプのフロントグリルや22インチアルミホイール14スポーク ポリッシュドフィニッシュを装備。写真のボディカラーはプレミアム専用色のアージェントシルバーメタリック

▲インテリアカラーはジェットブラックのみの設定としたうえで、専用アレンジのレザーおよびプレシジョンパーフォレーテッド表皮シートやリニアタイガーウッドトリムパネルなどを装備。2列目にパワーリリース＆スライド機構付きの60：40分割式ベンチシートを配して、2／3／3名乗車を構成する。ハンドル位置は左

　日本に導入する2024年モデルのエスカレードは、8名乗りの新グレード「プレミアム」を新規に設定したことがトピックである。既存のプラチナムとスポーツは2列目に2名乗車のパワーリリース＆スライド機構付きキャプテンシートを装着していたが、プレミアムは2列目にパワーリリース＆スライド機構付きの60：40分割式ベンチシートを配して、2／3／3名乗車を実現。他グレードと同様、3列目には自動折りたたみ機構を内蔵し、ラゲッジルームは3列目格納時で2065リットルの容量を確保する。また、インテリアカラーはジェットブラックのみの設定としたうえで、専用アレンジのレザーおよびプレシジョンパーフォレーテッド表皮シートやリニアタイガーウッドトリムパネルなどを装備。さらに、外装では専用タイプのフロントグリルや22インチアルミホイール14スポーク ポリッシュドフィニッシュ（タイヤは275/50R22 111H）などを採用する。ボディカラーはプレミアム専用のアージェントシルバーメタリックのほか、セーブルブラックとクリスタルホワイトトゥリコートという計3色をラインアップした。

▲キャデラック・エスカレード・プラチナム　価格：10SAT1740万円　全長5400×全幅2065×全高1930mm　ホイールベース3060mm　車重2740kg　乗車定員7名　写真のボディカラーはホワイトトゥリコート、インテリアカラーはギデオン／ウィスパーベージュ（セミアリニンフルレザー）

▲キャデラック・エスカレード・スポーツ　価格：10SAT1800万円　全長5400×全幅2065×全高1930mm　ホイールベース3060mm　車重2740kg　乗車定員7名　写真のボディカラーはセーブルブラック、インテリアカラーはジェットブラック（セミアリニンフルレザー）

　なお、既存グレードのプラチナムおよびスポーツのエクイップメントについては、基本的に従来を踏襲。パワーユニットは全モデルに6156cc・V型8気筒OHV直噴ガソリンエンジン（最高出力416ps/5800rpm、624Nm/4000rpm）を搭載し、トランスミッションにはエレクトロニックシフトコントロールを備えた10速ATを組み合わせ、駆動機構には電子制御リミテッドスリップディファレンシャル（eLSD）を組み込んだセレクタブル4WDシステムを採用している。

▲パワーユニットは全モデルに6156cc・V型8気筒OHV直噴ガソリンエンジン（最高出力416ps/5800rpm、624Nm/4000rpm）を搭載する