ランドローバーが2025年モデルのレンジローバー・ヴェラールの予約受注を開始。すべてのグレードにウォークアウェイロッキング&アプローチアンロックシステムを採用したほか、電動調整ステアリングコラムを標準装備して利便性をアップ
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年1月25日、ミッドサイズラグジュアリーSUVのレンジローバー・ヴェラール(RANGE ROVER VELAR)の2025年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。
車種展開は以下の通り。
■2リットル直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(MHEV)搭載車
S D200:949万円
ダイナミックSE D200:997万円
ダイナミックHSE D200:1155万円
■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン搭載車
S P250:967万円
ダイナミックSE P250:1074万円
ダイナミックHSE P250:1208万円
■2リットル直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン+電気モーター(PHEV)搭載車
ダイナミックSE P400e:1257万円
ダイナミックHSE P400e:1318万円
2025年モデルのレンジローバー・ヴェラールは、機能装備の拡充を図って利便性をいっそう高めたことが特徴である。
まず、キーフォブで操作することなく、自動的に車両から約2~2.5m離れると施錠、近づくと開錠されるウォークアウェイロッキング&アプローチアンロックシステムをすべてのグレードに採用。また、細かな設定ができる電動調整ステアリングコラムを標準で装備する。さらに、21インチアロイホイールを標準で組み込むダイナミックHSE P400eに、グロスブラックフィニッシュの20インチ10スポークアロイホイール“スタイル1089”をオプションで設定した。
パワートレインに関して基本的に従来を踏襲し、P400eにシステム総出力297kW(404ps)/640Nmを発生する“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+モーター+リチウムイオン電池(総電力量19.2kWh)で構成するプラグインハイブリッドシステムを、D200に“INGENIUM”1998cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力204ps/3750~4000rpm、最大トルク430Nm/1750~2500rpm)に減速時のエネルギーロスを減らすために小型統合電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を、P250に“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力250ps/5000rpm、最大トルク365Nm/1300~4500rpm)のガソリンユニットを搭載。いずれもトランスミッションには専用セッティングの8速オートマチックを組み合わせ、駆動システムにはインテリジェントドライブラインダイナミクス(IDD)搭載のAWDを採用している。