日産が小型トラック「アトラス」の4WDモデルをマイナーチェンジ。各種法規に適合させるとともに寒冷地仕様を全車に標準設定
日産自動車は2024年2月21日、小型トラックのアトラス(F25)の4WDモデルを仕様変更し、4月中旬に発売すると発表した。
主モデルの車両価格は以下の通り。
2tクラス 標準キャブ フルスーパーローDX:5MT578万8200円
1.5tクラス 標準キャブ フルスーパーローDX:5AMT478万9400円
現行の日産アトラス4WDはいすゞ自動車からOEM供給を受ける小型トラックで、エルフをベースに“NISSAN”および“ATLAS”エンブレムなどを専用装備。ベース車と同様、衝突回避支援・衝突被害軽減を支援する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、発進時のアクセル・ブレーキ踏み間違え事故軽減を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト(AMT車)」など、あらゆる状況で安全運転をサポートする数々の先進安全技術を全車に標準搭載し、燃費性能にも優れた商用車として好評を博している。
今回の変更では各種法規に適合させるとともに、寒冷地仕様を全車に標準設定。安全性をより高め、合わせてユーザーの利便性をいっそう向上させた。
パワートレインは従来を踏襲し、4JZ1-TCS型2999cc直列4気筒DOHC16Vコモンレール式ディーゼルターボエンジン(最高出力150ps/2800rpm、最大トルク38.2kg・m/1280~2800rpm)を搭載。トランスミッションには5速MTと5速AMTを設定し、4WD機構にはワンタッチ式トランスファコントロールスイッチ付ビスカス式トルクスプリットパートタイム4WDまたはセンターデフ式フルタイム4WDを採用している。