BMWジャパンは3月1日、ミニ3ドアを全面改良し、車名を「ミニ・クーパー」に統一して、同日より販売を開始した。ユーザーへの納車は2024年第2四半期以降を予定している。パワートレインは2種類のガソリンエンジンと2種類の電気モーターを設定、駆動レイアウトはいずれもFF。ガソリンエンジン車は1.5L直3ターボ(156ps/230Nm)と2L直4ターボ(204ps/300Nm)。電気自動車は(135kW/290Nm)+リチウムイオンバッテリー(40.7kWh)と、(160kW/330Nm)+リチウムイオンバッテリー(54.2 kWh)の2種。走行距離はそれぞれ、305km/402kmを実現している。価格はガソリンエンジン車が396万円~、電気自動車で463万円~。
BMWジャパンは3月1日、プレミアムコンパクトSUVのミニ・カントリーマンに電気自動車のカントリーマンEとカントリーマンSE ALL4を追加設定して、同日より発売した。ユーザーへの納車は2024年第2四半期以降を予定している。一充電航続距離は欧州モードでカントリーマンEが462km、カントリーマンSE ALL4が433kmを実現。価格はそれぞれ593万円、662万円。
メルセデス・ベンツ日本は3月18日、Cクラスの新型2ドアクーペとなる「CLEクーペ」を発表し、同日より発売した。車種展開はCLE200クーペ スポーツの1グレードで構成し、車両価格は850万円。今回日本に導入するCLE200クーペ スポーツは、AMGラインエクステリア/インテリアを標準で採用、パワートレインは、直4気筒ガソリンターボエンジン(204ps/320Nm)+第2世代ISG/モーター(17kW/205Nm)+電子制御9速ATを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載している。
Stellantisジャパンは2024年3月19日、フィアット500のベーシックモデル「1.2カルト」を仕様変更し、同日より発売した。今回の変更で、内外装の仕様向上を図りつつ、車両価格は従来比で3万円低い259万円に改定している。ボディカラーはボサノバホワイト、パソドブレレッド、シチリアオレンジの3色をラインアップ。一方でインテリアには、FIATロゴをエンボス加工したファブリックシートを新たに採用した。
StellantisグループのDSオートモビルは2月20日(現地時間)、自動車ブランドとして初となるChatGPT機能を標準装備し、本年3月から出荷するDS IRISシステムを装備したモデルにおいて、音声認識機能を導入している市場でサービスを展開すると発表した。対象車種はDS IRISシステムを搭載するDS3、DS4、DS7、DS9の全モデル。日本語にも対応し、日本導入は本年4月中旬を予定。このChatGPTの機能は、音声認識機能を導入している18カ国(13の言語)で、投入される。
Stellantisジャパンは2月29日、マイナーチェンジされたプジョー508を発表し、同日に発売した。グレードは508GTハイブリッドのみをラインアップし、車両価格は750万8000円に設定する。極薄型LEDマトリクスヘッドライトおよび3本爪のシグネチャーランプや新造形のフロントグリルなどが外装の変更点。パワートレインには1.6L直4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(180ps)+モーター(81kW)+リチウムイオンバッテリー(総電力量12.4kWh)+e-EAT8(電子制御8速AT)で構成するPHEVシステムが搭載される。
ポルシェ ジャパンは3月12日、タイカン(Taycan)の高性能バージョン「ターボGT(Turbo GT)」と、「ターボGTヴァイザッハパッケージ(Turbo GT Weissach package)」を設定し、同日より予約受注を開始した。ローンチコントロール使用時のオーバーブーストパワーは760kW(1034ps)を発生し、航続距離は欧州WLTPモードで最大555kmを実現。ターボGTヴァイザッハパッケージはエアロダイナミクスと軽量設計をさらに追求したモデル。価格は双方とも3132万円。
BYD Autoジャパンは3月1日、e-SUVの「ATTO3」をマイナーチェンジして発売した。新ボディカラーと内装カラーの追加やタッチスクリーンの大型化、機能装備のバージョンアップなどを実施。車両価格は従来より10万円アップの450万円に設定する。
■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』(2024年5月号)に掲載されています。