シボレー・コルベットの限定モデル「エディション・サーヴⅠ」と「ヘリテージ・エディション」が日本上陸。エディション・サーヴⅠは幻のミッドシップテストマシン「CERV Ⅰ」を、ヘリテージ・エディションは初代のC1コルベットをオマージュして内外装をアレンジ。販売台数はそれぞれ20台の限定
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2024年3月12日、シボレー・ブランドの旗艦スポーツカーであるコルベットに日本専用限定モデルの「エディション・サーヴⅠ(EDITION CERV I)」と「ヘリテージ・エディション(HERITAGE EDITION)」を設定し、同日より予約受注を開始した。ユーザーへの納車は本年5月中旬以降を予定する。
車両価格および販売台数は以下の通り。
■エディション・サーヴⅠ
クーペ:1510万円(販売台数15台)
コンバーチブル:1890万円(販売台数5台)
■ヘリテージ・エディション
クーペ:1740万円(販売台数15台)
コンバーチブル:1890万円(販売台数5台)
まずはエディション・サーヴⅠの概要から紹介していこう。
シボレーのミッドシップテストマシンとして1959年に登場した「CERV(Chevrolet Experimental Research Vehicle)Ⅰ」をオマージュしたコルベット・エディション・サーヴⅠは、通常モデルのクーペ2LTとコンバーチブルをベースに、日本初採用となるシルバーフレアメタリックのボディカラーと、エッジブルーのフルレングスデュアルレーシングストライプを配備。また、足もとには日本初設定の5-オープンスポーク カーボンフラッシュマシンドエッジアルミホイール(前19/後20インチ)と、エッジイエローで塗装したブレーキキャリパーを装着する。さらに、クーペにはカーボンフラッシュアクセントのリアスポイラーおよびアウターミラーを、コンバーチブルにはボディカラーナセル/ウィンドシールドヘッダー/Aピラー/ルーフパネル/トノーパネルで構成するリトラクタブルハードトップを組み込んだ。インテリアについては、ジェットブラックの内装色にパーフォレーテッドナッパレザー表皮のシートを標準で採用している。
ヘリテージ・エディションの概要に話を移そう。
アメリカンスポーツの先駆けとなったC1コルベットをイメージして内外装を仕立てたコルベット・ヘリテージ・エディションは、通常モデルのクーペ3LTとコンバーチブルをベースに、日本初採用となるシーウルフグレー トライコートのボディカラーとアドレナリンレッド ディップドの内装カラーおよびレッドシートベルトを特別装備。また、足もとには20-スポークグロスブラック鍛造アルミホイール(前19/後20インチ)と、エッジイエローで塗装したブレーキキャリパーを装着する。さらに、ボディカラーと同色のリアスポイラーおよびアウターミラーを装備。クーペには脱着が可能なボディカラードSMCルーフパネルやスポーツレザーステアリングホイールを標準で組み込んだ。
縦置きにミッドシップ搭載されるパワーユニットは基本的に通常モデルと共通で、6156cc・V型8気筒OHV直噴VVTエンジン(最高出力502ps/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpm)+8速DCTを採用している。