マセラティがV8エンジンを搭載するグランドツアラーのギブリの特別仕様車「ギブリ334ウルティマ」とラグジュアリーSUVのレヴァンテの特別仕様車「レヴァンテV8ウルティマ」を日本でリリース。販売台数はギブリ334ウルティマが全世界限定103台の内の15台、レヴァンテV8ウルティマが全世界限定206台の内の33台。本年5月19日までの期間、「ギブリ/レヴァンテV8ウルティマ-JAPAN ROUND 2024」と称して、全国のマセラティ正規ディーラーにて2モデルを特別展示
マセラティ ジャパンは2024年3月7日、グランドツアラーのギブリの特別限定モデル「ギブリ334ウルティマ(Ghibli 334 Ultima)」とラグジュアリーSUVのレヴァンテの特別限定モデル「レヴァンテV8ウルティマ(Levante V8 Ultima)」を日本に導入し、デリバリーを開始した。車両価格および販売台数は、ギブリ334ウルティマが2553万円/15台(全世界103台限定)、レヴァンテV8ウルティマのボディカラー・ネロアッソルートが2603万円/17台(全世界103台限定)、ボディカラー・ブルーロイヤルが2703万円/16台(全世界103台限定)に設定している。
今回の限定車は、64年あまりに渡って比類なきドライビングエモーションと究極のレーシングパフォーマンスを体現してきたマセラティV8エンジンのフィナーレを飾るスペシャルモデルで、ギブリとレヴァンテともに3799cc・V型8気筒DOHC直噴ツインターボエンジン(580ps/730Nm)を搭載。マセラティV8エンジンならではの魅惑的な加速とサウンドが楽しめる、至極のファイナルモデルに位置している。販売台数の103は、V8エンジンを搭載した最初のマセラティ車である「5000GT シャ・ディ・ペルシャ」のプロジェクト名“AM103”に由来した数字だ。
各モデルの特徴を紹介していこう。
まず、最高速度334km/h(V8エンジンを搭載する通常モデルのギブリ・トロフェオは326km/h)の数値を車名に冠したギブリ334ウルティマは、ボディカラーに5000GT シャ・ディ・ペルシャをオマージュした特別色のペルシャブルーを採用。ここに、フェンダーペインテッド“334”バッジやブラックのエアベントを特別装備する。足もとには21インチ オリオーネ・アロイホイール(マットダークフィニッシュ)&ロッソ・ルビーノ・トライデント・センターキャップ+専用コンパウンド高性能タイヤとブラック塗装のブレーキキャリパーを装着した。
内装に関しては、象徴的なセナペレザーを彷彿とさせるペールテラコッタレザー&アルカンターラのインテリアを配備して、瀟洒かつクラシカルな雰囲気を再現。シート中心には縦に配置した“カンネローニ”形状のブラック・アルカンターラを張り、前席ヘッドレストにはトライデントとともに“334”を刺繍する。さらに、センターコンソールには“334”の数字とともに“una di 103(103台の内の1台)”を刻む専用プレートを組み込んだ。
一方でレヴァンテV8ウルティマは、ボディカラーにネロアッソルートとブルーロイヤルという2種類の濃密な色彩を設定。ここに、フェンダーペインテッド“V8 Ultima”バッジやブラックのサイドミラーカバーを特別装備する。足もとには22インチ オリオーネ・アロイホイール(ダークフィニッシュ)&ロッソ・ルビーノ・トライデント・センターキャップとブラック塗装のブレーキキャリパーを装着した。
内装に関しては、ブラック&テラコッタカラーのフルプレミアムレザーインテリアを採用して、優雅さとスポーティ感を演出。レザーシートもブラックとテラコッタで彩るとともに、前席ヘッドレストにはトライデントと“V8 Ultima”ロゴを刺繍する。さらに、センターコンソールには“V8 Ultima”ロゴと“una di 103”を刻む専用プレートを配備した。
なお、マセラティ ジャパンは本年5月19日までの期間、「ギブリ/レヴァンテV8ウルティマ-JAPAN ROUND 2024」と称して、全国のマセラティ正規ディーラーにて2モデルを特別展示する予定である。