人気コンパクトカーのフィアット500のベーシックモデル「1.2カルト」がマイナーチェンジ。内外装の仕様向上を図りつつ、車両価格は従来比で3万円低い259万円に設定
Stellantisジャパンは2024年3月19日、フィアット500のベーシックモデル「1.2カルト(1.2 Cult)」を仕様変更し、同日より発売した。
今回の変更は、内外装の仕様変更を図るとともに、車両価格を従来より3万円安い259万円に設定したことが特徴である。
変更内容を紹介していこう。
まず外装では、ミラーキャップのカラーを従来のボディ同色からコントラストが映えるブラックに変更。さらに、足もとには従来の14インチスチールホイール+175/65R14タイヤに代えて15インチ14スポークアルミホイール+185/55R15タイヤを装着する。ボディカラーはボサノバホワイト、パソドブレレッド、シチリアオレンジの3色をラインアップ。一方でインテリアには、FIATロゴをエンボス加工したファブリックシートを新たに採用した。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン(69ps/102Nm)+ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション(デュアロジック)を搭載。ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)やABS+EBD、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)、ESS(ハザードランプ緊急制動表示機能)といったセーフティ機構も標準で組み込んでいる。