ジープ・コンパスにブラックの外装パーツとレッドの内装アクセントを採用して存在感をより高めた特別仕様車「ブラック シャーク」が登場。専用デザインの“BLACK SHARK”バッジがユニーク。販売台数は200台限定
Stellantisジャパンは2024年3月29日、ジープの人気コンパクトSUVのコンパスに特別仕様車の「ブラック シャーク(BLACK SHARK)」をラインアップし、4月6日より販売すると発表した。車両価格は545万円の設定で、販売台数は200台の限定だ。
今回の特別仕様車は、通常モデルの上級グレードに位置する「リミテッド(LIMITED)」をベースに、ブラックの外装パーツとレッドの内装アクセントを取り入れて、より上質で存在感あふれるSUVに仕立てたことが特徴である。
まずボディカラーには、パールホワイトトライコート(販売台数100台)とグレーマグネシオメタリックC/C(同100台)の2色を設定。ここにグロスブラックアクセント付ブラックフロントグリルやブラックウィンドウモールディング、ブラックアクセント付ボディ同色フロントフェイシア/ホイールフレア/シルモールディング、ブラックルーフレール(グロスブラックアクセント付)、ブラックペイントルーフ、ブラックJeep/Compass/4×4バッジを特別装備する。また、フロントフェンダーの上部後端には、専用デザインの“BLACK SHARK”バッジを装着。さらに、足もとにはグロスブラック塗装18インチアルミホイール+225/55R18 3シーズンタイヤを組み込んだ。
インテリアについては、ブラックの内装色を基調にレッドインテリアアクセントやレッドステッチおよびアクセント付き革巻きステアリングホイール、レッドステッチ入りレザーシートを特別装備して、スポーティさとプレミアムな雰囲気をアップ。ベース車と同様、オーディオナビゲーションシステム(Uconnect)10.1インチタッチパネルモニターやフルカラー10.25インチマルチビューディスプレイ、Alpineプレミアムサウンドシステム、デュアルゾーン温度調整機能付オートエアコン、ワイヤレスチャージングパッドなども標準で採用している。
パワートレインは基本的にベース車と共通で、2359cc直列4気筒マルチエア16Vエンジン(最高出力175ps/6400rpm、最大トルク229Nm/3900rpm)+電子制御式9速ATを搭載。ここに電子制御式パワートランスファーにより4×2と4×4をシームレスに切り替えるJeepアクティブドライブや、路面状況に合わせて「SAND/MUD」「SNOW」「AUTO」の3つの走行モードから任意に選択可能なセレクテレインシステム、急な下り坂でも一定の低速で安定して走行できるヒルディセントコントロールといったファンクションを組み込んで、強靭な走破性を実現している。