クリーンディーゼルエンジンと4輪駆動システムを組み合わせたBMW5シリーズの新モデルが登場

BMW5シリーズに2lディーゼルターボエンジン+xドライブを採用した「523d・xドライブ・Mスピリット」を設定

 BMWジャパンは7月26日、ミッドサイズ・ラグジュアリーセダン&ワゴンの5シリーズのディーゼルエンジン仕様に、インテリジェント4輪駆動システムを採用した「523d・xドライブ・Mスピリット」を設定し、同日より販売を開始した。車種展開はセダンの523d・xドライブ・Mスピリット(750万円)とワゴンの523d・xドライブ・ツーリング・Mスピリット(782万円)という2タイプをラインアップする。

BMW 523d xDrive1.jpgBMW523dxドライブ・Mスピリット 価格:8SAT750万円 全長4945×全幅1870×全高1480mm ホイールベース2975mm 車重1750kg 乗車定員5名 パワートレインは1995cc直列4気筒DOHCツインパワーターボディーゼルエンジン(190ps)+電子制御式8AT+インテリジェント4輪駆動システム(xドライブ)  内外装にはスポーティなキャラクターをより強調するMスピリットと称するデザインラインを採用した 日本仕様のハンドル位置は右

 今回追加された「523d・xドライブ・Mスピリット」は、搭載エンジンに排出ガスの低減を図るとともに卓越したパワーと高い静粛性を実現した1995cc直列4気筒DOHCツインパワーターボディーゼルエンジンを採用する。最高出力は190ps/4000rpm、最大トルクは400N・m/1750~2500rpmを発生。新機構の2ステージターボシステムにより、さらなるドライビング・ダイナミクスの向上を成し遂げた。トランスミッションには専用セッティングの8速ATをセット。駆動機構には、走行中にセンサーが常に路面状況を検知し、車両速度やドライバーのステアリング操作などに応じて電子制御で前後トルク配分を最適化するBMW独自のインテリジェント4輪駆動システムであるxドライブを採用した。

 内外装に関しては、そのスポーティなキャラクターを象徴するために、Mスピリットというデザインラインを新たに採用する。Mスピリットは、2018年にBMW5シリーズのスポーティさを際立たせた特別仕様車として登場。Mスポーツ・サスペンションや専用のステアリングを含むMスポーツ・パッケージを採用するとともに、18インチのアロイホイールを装着するなどして、より高いパフォーマンスの実現とデザイン性の強調を成し遂げた。

 運転支援システムの充実化も訴求点で、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)やレーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングなどを標準装備する。さらに、多彩なサービスとアプリケーションを利用することで必要な情報や大切な人たちといつでもシームレスにつながることができる進化版のBMWコネクテッド・ドライブも採用した。

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