フィアット500／500Cに1.2Lエンジンを搭載した「1.2ドルチェヴィータ」を設定。1.2ドルチェヴィータをベースとする限定モデルの「グランデ ブル」も登場

人気コンパクトハッチバック／カブリオレのフィアット500／500Cに69ps／102Nmを発生する1.2L直4OHCエンジンを搭載した「1.2ドルチェヴィータ」を追加。1.2ドルチェヴィータの追加を記念して、同車をベースに特別色のエピックブルーのボディカラーおよびインストルメントパネルカラーとブルーのレザーシフトノブを採用した計350台限定モデルの「グランデ ブル」も発売

　Stellantisジャパンは2024年4月25日、フィアット500／500Cに1.2Lエンジンを搭載した「1.2ドルチェヴィータ（1.2 Dolcevita）」を追加し、合わせて1.2ドルチェヴィータをベースとする限定モデルの500／500C「グランデ ブル（Grande Blu）」を設定して、同日より発売した。

▲フィアット500 1.2ドルチェヴィータ　価格：5AMT309万円　全長3570×全幅1625×全高1515mm　ホイールベース2300mm　車重1020kg　乗車定員4名　WLTCモード燃費17.5km/リットル　写真のボディカラーはパソドブレレッド

車両価格は以下の通り。

500 1.2ドルチェヴィータ：309万円

500C 1.2ドルチェヴィータ：326万円

500 グランデ ブル：315万円（販売台数250台）

500C グランデ ブル：332万円（販売台数100台）

▲フィアット500C 1.2ドルチェヴィータ　価格：5AMT326万円　全長3570×全幅1625×全高1505mm　ホイールベース2300mm　車重1030kg　乗車定員4名　WLTCモード燃費17.5km/リットル　写真のボディカラーはボサノバホワイトで、ソフトトップはアイボリー

　まずはイタリア語で“甘い生活”を意味する“Dolcevita”のグレード名を冠した新設定の1.2ドルチェヴィータの概要から紹介していこう。

　パワートレインには1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン（最高出力69ps/5500rpm、最大トルク102Nm/3000rpm）＋ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション（デュアロジック）を搭載。ESC（エレクトロニックスタビリティコントロール）やABS＋EBD、TPMS（タイヤ空気圧モニタリングシステム）、ESS（ハザードランプ緊急制動表示機能）といったセーフティ機構も標準で組み込んでいる。

　装備面については、フロントフォグランプやクローム仕上げキット（エキゾーストパイプフィニッシャー、アクセントライン付フロント／リアバンパー）、ダイヤモンドカット16インチアルミホイール＋195/45R16タイヤ、ドアシルプレート、5：5分割可倒式リアシート（ヘッドレスト付）、リアプライバシーガラス、リアパーキングセンサー（アラーム式）、スマートオルタネーター（充電制御機能付）、フルオートエアコン（ダストポーレンフィルター付）などを標準で採用。また、500には固定式ガラスルーフを、500Cには電動開閉式ソフトトップ（ガラス製リアウィンドウ）のほかウインドデフレクターとリアルーフスポイラー（ソフトトップ同色）を導入している。

▲パワートレインには1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン（69ps／102Nm）＋ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション（デュアロジック）を搭載

▲ボディカラーと同色のインパネを配備。Apple CarPlay／Android Auto対応オーディオプレイヤー（Uconnect）や7インチタッチパネルモニター、マルチファンクションディスプレイ、フルオートエアコン（ダストポーレンフィルター付）なども標準で採用する。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲FIATロゴをエンボス加工したファブリックシートを装備。後席には5：5分割可倒機構を組み込む

　限定モデルの500／500Cグランデ ブルに話を移そう。

　ベース車は1.2ドルチェヴィータで、ボディカラーに深い青色が印象的な専用色のエピックブルーを採用。500Cの電動開閉式ソフトトップはアイボリーで仕立てる。また、インストルメントパネルカラーもエピックブルーで彩り、さらにブルーのレザーシフトノブを配備して、上質感と見た目のスペシャル感を強調した。

▲フィアット500 グランデ ブル　価格：5AMT315万円　ボディカラーに深い青色が印象的な専用色のエピックブルーを採用　販売台数は250台限定

▲フィアット500C グランデ ブル　価格：5AMT332万円　エピックブルーのボディカラーにアイボリーのソフトトップを組み合わせる　販売台数100台限定

▲インストルメントパネルカラーもエピックブルーで彩る。ハンドル位置は右

▲ブルーのレザーシフトノブを装備

▲シート表皮はベース車と同仕様のファブリック

　なお、500／500Cグランデ ブルの発売を記念して、本年5月18日～19日にかけて「FIAT 500／500C Grande Blu」デビューフェアを開催。特設サイトより申し込みの上、期間中のディーラーへの来場で「フィアット オリジナルポーチ」をプレゼントするという。

▲本年5月18日～19日にかけて「FIAT 500／500C Grande Blu」デビューフェアを開催。特設サイトより申し込みの上、期間中のディーラーへの来場で「フィアット オリジナルポーチ」をプレゼント