レンジローバー・イヴォークの2025年モデルが日本での予約受注を開始。電動化の促進を狙ってPHEVモデルを大幅値下げ

ランドローバーが2025年モデルのレンジローバー・イヴォークの予約受注を開始。ディーゼルモデル「D200」、ガソリンモデル「P200」、PHEVモデル「P300e」の車両価格を改定したほか、一部オプションの設定を見直し

　ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年4月25日、ラグジュアリーコンパクトSUVのレンジローバー・イヴォークの2025年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。

▲レンジローバー・イヴォークDYNAMIC S D200　価格：9SAT726万円　全長4380×全幅1905×全高1650mm　ホイールベース2680mm　車重1920kg　WLTCモード燃費13.3km/リットル　写真のボディカラーはアイガーグレイ

車種展開は以下の通り。

■2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルターボエンジン(MHEV)搭載車

S D200：726万円

DYNAMIC SE D200：799万円

■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン(200ps)搭載車

S P200：659万円

DYNAMIC SE P200：699万円

■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン(249ps)搭載車

DYNAMIC HSE P250：883万円

AUTOBIOGRAPHY P250：964万円

■1.5L直列3気筒INGENIUMガソリンターボエンジン＋電気モーター(PHEV)搭載車

DYNAMIC HSE P300e：883万円

AUTOBIOGRAPHY P300e：964万円

▲レンジローバー・イヴォークDYNAMIC SE P200　価格：9SAT699万円　全長4380×全幅1905×全高1650mm　ホイールベース2680mm　車重1840kg　WLTCモード燃費8.9km/リットル　写真のボディカラーはサントリーニブラック

　2025年モデルのレンジローバー・イヴォークは、ディーゼルモデル「D200」、ガソリンモデル「P200」、PHEVモデル「P300e」の車両価格を引き下げたことが特徴。とくにP300eは、電動化のさらなる促進を狙って、AUTOBIOGRAPHYで72万円、DYNAMIC HSEで89万円と大幅なプライスダウンを敢行している。

▲レンジローバー・イヴォークAUTOBIOGRAPHY P300e　価格：8SAT964万円　全長4380×全幅1905×全高1650mm　ホイールベース2680mm　車重2190kg　WLTCモード燃費12.7km/リットル　EV走行距離（WLTCモード）65.1km　写真のボディカラーはフジホワイト

　2025年モデルでは、オプションの一部見直しも実施。従来はP300eで未設定だった19インチ“スタイル5136”アロイホイール（グロスダークグレイ、ダイヤモンドターンドコントラスト）を、オプションとして選択可能にしている（標準は20インチアロイホイール）。

▲従来はP300eで未設定だった19インチ“スタイル5136”アロイホイールをオプションとして選択可能とする

　パワートレインは基本的に従来と共通で、D200が“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン（204ps／430Nm）に小型統合電気モーターと電子制御式9速ATを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム（MHEV）を、P200が“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン（200ps／320Nm）＋電子制御式9速ATを、P250が“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン（249ps／365Nm）＋電子制御式9速ATを、P300eが“INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン（269ps／280Nm）＋電気モーター（80kW／260Nm）＋リチウムイオン電池＋電子制御式8速ATで構成するプラグインハイブリッドシステム（総出力309ps／540Nm）を採用している。

▲P300eはパワートレインに“INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン（269ps／280Nm）＋電気モーター（80kW／260Nm）＋リチウムイオン電池＋電子制御式8速ATで構成するプラグインハイブリッドシステム（総出力309ps／540Nm）を搭載する