日本市場におけるレンジローバーの2025年モデルの予約受注がスタート。MHEVテクノロジーを採用したディーゼルエンジンの出力アップやロングホイールベースモデルへのディーゼルエンジン搭載車の設定、サテンペイントの採用、機能装備のさらなる拡充などを実施
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年4月26日、レンジローバーの2025年モデルの予約受注を開始した。
車種展開は以下の通り。
■3リットル直列6気筒INGENIUMディーセルターボエンジン(MHEV)搭載車
SE D350(SWB):1895万円
HSE D350(SWB):2026万円
HSE D350(LWB):2063万円
HSE D350(LWB/7シート):2099万円
オートバイオグラフィD350(SWB):2264万円
■3リットル直列6気筒INGENIUMガソリンターボエンジン+105kW電動モーター(PHEV)搭載車
SE P550e(SWB):2098万円
HSE P550e(SWB):2215万円
オートバイオグラフィP550e(SWB):2447万円
SV P550e(SWB):2812万円
■4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジン(MHEV)/530ps搭載車
HSE P530(SWB):2233万円
オートバイオグラフィP530(SWB):2485万円
オートバイオグラフィP530(LWB):2605万円
オートバイオグラフィP530(LWB/7シート):2564万円
■4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジン(MHEV)/615ps搭載車
SV P615(SWB):2944万円
SV P615(LWB):3365万円
※SWB=スタンダードホイールベース(2997mm)/LWB=ロングホイールベース(3197mm)
レンジローバーの2025年モデルは、MHEVテクノロジーを採用したディーゼルエンジンの出力アップやロングホイールベースモデルへのディーゼルエンジン搭載車の設定、サテンペイントの採用、機能装備のさらなる拡充などを実施したことが特徴である。
まずパワートレインでは、MHEV(マイルドハイブリッド)システムを採用する2997cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジンの出力を従来の300ps/650Nmから350ps/700Nmへと引き上げ、同時にグレード名をD300からD350へと変更したことがトピック。また、ロングホイールベースモデルに同ユニットを新設定し、合わせて3列シート7名乗りの選択を可能とする。一方、従来設定していたロングホイールベースモデルのHSE P530はカタログから外れた。それ以外のパワートレインは基本的に従来を踏襲し、P550eにPHEV(プラグインハブリッド)の2996cc直列6気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン+電動モーター(システム総出力404kW[550ps]/800Nm)を、P530にMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(530ps/750Nm)を、P615にMHEVシステムを組み込む4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジン(615ps/750Nm)を採用している。
機能装備の面では、SEグレードを除いてClearSightインテリアリアビューミラーを標準装備したほか、SEおよびHSEグレードにトレッドプレート(アルミニウム、イルミネーション機能&RANGE ROVERスクリプト付)を標準で採用。また、スペアタイヤホイールを廃止したうえで、タイヤリペアキットを全グレードに搭載する。一方、エクステリアについてはSV以外のグレードにサテンペイントを新たにオプション設定した。