ホンダに「いまこそ聞いておきたい質問」特集(前編)

電動化の時代においてもワクワクする個性的なクルマを出していきます

 特集「ホンダの底力」企画の編集会議で、「ホンダに関する疑問や質問、いま聞いておきたいテーマに関して広報部を通じて回答してもらいませんか」という展開になった。ホンダ広報部に相談すると、快諾をいただいた。以下にQA形式で紹介する。記事のボリュームを考えて、前後編でご紹介させていだく。

<製品について>

Q1=中古市場で人気が再燃しているエレメントやクロスロード、初代バモスのような個性的なモデルが、N-ONEのようなかたちで再デビューする可能性はもうないのでしょうか?
A1=将来のモデル展開についてはお答えできませんが、電動化の時代においてもワクワクする個性的なクルマを出していきますのでご期待ください

Q2=最近のホンダ車は「ZR-V」などのアルファベット記号と「ヴェゼル」などの車名が混在していますが、車名はどのように決定されているのでしょうか?ルールなどありますか?
A2=そのクルマの特徴、販売する地域等を考慮し、多くの候補から決定されます。特にルールはありません。

現行モデルのオデッセイは中国工場で生産

Q3=最近のモデルは海外生産のクルマが増えているのはなぜですか?
A3=Hondaの市場展開がグローバルに大きく広がっている中、海外で発売している多くの商品の中から日本のお客様に喜んでいただける商品を投入しております。

Q4=海外生産モデルならではの良さはありますか?
A4=グローバルホンダで企画・生産をしており、日本に投入する商品は日本のお客様も考えて商品企画しております。デザインはメイン市場のテイストが入り、特徴が出るモデルもあります。

Q5=海外企画/生産の魅力的なモデル(たとえば米国のリッジラインや中国のe:Nシリーズ)の国内展開予定はまったくないのでしょうか?
A5=日本の市場特性・事業性のバランスをかんがみ、投入の予定はありません。

アキュラ・ブランドで販売しているインテグラ。写真はタイプSグレード

Q6=アキュラ・ブランドはなぜ日本で展開されないのでしょうか?
A6=日本の市場特性と事業性のバランスをかんがみ、北米を中心とした海外展開のみとしております。

Q7=まだまだ新鮮にみえるホンダeがなくなってしまったのはなぜですか?
A7=Honda eはHondaが世の中に提案する都市型コミューターのEVとして、未来のHondaへの期待感を持っていただくモデルとして発売しました。N-VAN e:を始めとしたEVモデルの発売が控えている中、Honda eはその役割を終えたため、生産終了としました。

Q8=NSXはじめS2000やS660など、いまだ衰えない人気のホンダの後輪駆動スポーツカーが、また作られる可能性はありますか?
A8=将来のモデル展開についてはお答えできませんが、電動化の時代においてもワクワクする個性的なクルマを出していきますのでご期待ください。後輪駆動ではありませんが、ジャパンモビリティショーで公開したPRELUDEや、フラッグシップスポーツ等、電動化時代にも操る喜びを忘れないモデルを投入していきます。

プレリュードは市販に向けて開発が進行中

Q9=日本国内でホンダ車の台数が最も多い(走っている)都道府県はどこですか?
A9=埼玉県となります。本田技術研究所、寄居完成車工場等、Honda関連の事業所が多くあるためです。

寄居工場(埼玉県)

Follow