アバルトF595をベースとするカブリオレ/5速MTモデル「アバルトF595C」の第2弾「アバルトF595C 2nd Edition」が日本上陸。ホワイト系のBianco Garaのボディカラーにブラックの電動開閉式ソフトトップを特別装備。ハンドル位置は右と左の選択が可能で、販売台数は計90台の限定
Stellantisジャパンは2024年5月9日、アバルトF595にカブリオレの5速MTモデル「アバルトF595C」の第2弾となる「アバルトF595C 2nd Edition(セカンド エディション)」をラインアップし、同日より発売した。ハンドル位置は右と左の選択が可能で、それぞれ45台ずつ、計90台の限定で販売。車両価格は466万円に設定する。
アバルトがイタリアとドイツでエンジンサプライヤーを務める「フォーミュラ4」に敬意を表し、Formulaの頭文字を冠したF595は、本国では595Pistaの後継に位置づけられる上級仕様で、ロングツーリングでの快適性とワインディングでの俊敏性という、相反する要件を高次元でバランスさせたサスペンションやパワートレイン、シリーズきっての個性的なエクステリアを特徴とする。日本仕様の通常モデルではハッチバックのみを設定しているが、昨年12月に限定発売したカブリオレモデル「F595C」が好評を博したことから、今回その第2弾として「F595C 2nd Edition」が日本に導入されることとなった。
エクステリアでは、ホワイト系のBianco Garaのボディカラーにブラックの電動開閉式ソフトトップを採用。さらに、ブラックのABARTHサイドストライプやソフトトップ同色リアルーフスポイラーなどを特別装備する。足回りにはKONI製FSDショックアブソーバー(フロント/リア)と17インチ16スポークアルミホイール+205/40R17タイヤを組み込んだ。
インテリアについては、マットブラックのインストルメントパネルやブラックのファブリック表皮ヘッドレスト一体型スポーツシート(前席)、スポーツレザーステアリングホイールなどを採用して、上質かつスポーティなキャビン空間を演出。また、Beats製プレミアムサウンドシステムやフルオートエアコンなどの快適装備、7インチタッチパネルモニター付UconnectやTFTメータークラスター(Gメーター付)、マルチファンクションディスプレイなどの先進機能装備も標準で配備した。
パワーユニットに関しては、Fの所以となるフォーミュラ4にも供給される1368cc直列4気筒DOHC16Vインタークーラー付ターボエンジンを搭載。最高出力は165ps/5500rpm、最大トルクは230Nm/2250rpmを発生する。トランスミッションにはワイドレシオの5速MTをセット。駆動系にはTTC [トルク トランスファー コントロール] (電子制御式ディファレンシャルロック)やESC[エレクトロニック スタビリティ コントロール]を配備した。また、ツインデュアル式エキゾーストエンドをハの字にレイアウトした高性能エキゾーストシステム「レコードモンツァ(Record Monza)」を組み込み、ソフトトップ開けた際はアクセルと呼応するように心地よく吹け上がる排気サウンドが楽しめる。