BMWの人気コンパクトSUVのX1に高効率ガソリンエンジン搭載モデルの「X1 sDrive18i」と前輪駆動EVモデルの「iX1 eDrive20」をラインアップ。X1 sDrive18iは156ps/230Nmを発生する1.5リットル直列3気筒ツインパワーターボガソリンエンジンを、iX1 eDrive20は150kW/250Nmを発生するフロントモーターと総電力量66.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載
BMWジャパンは2024年5月29日、プレミアムコンパクトSAVのX1(U11)に高効率ガソリンエンジン搭載モデルの「X1 sDrive18i」と前輪駆動EVモデルの「iX1 eDrive20」を追加し、同日より発売した。ユーザーへの納車はX1 sDrive18iが本年6月より、iX1 eDrive20は本年8月より開始する予定である。
車両価格は以下の通り。
X1 sDrive18i M Sport:540万円
iX1 eDrive20 M Sport:650万円
今回追加する2モデルは、それぞれX1およびiX1のエントリーモデルに位置。内外装はスポーツ志向のM Sportで仕立て、駆動方式には前輪駆動を採用している。
X1 sDrive18i M Sportは、パワートレインに1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンツインパワーターボエンジンを搭載。最高出力は156ps/5000rpm、最大トルクは230Nm/1500~4600rpmを発生する。トランスミッションには専用セッティングの7速DCTを組み合わせ、WLTCモード燃費は14.4km/リットルを実現した。
一方でiX1 eDrive20 M Sportは、パワートレインに最高出力150kW/8000rpm、最大トルク250Nm/0~5200romを発生するフロントモーターと、総電力量66.5kWhを確保したリチウムイオンバッテリーを搭載。車両重量は既存のiX1 xDrive30比で約140kg軽い1890kgに仕立て、一充電走行距離はWLTCモードでiX1 xDrive30より30km長い495kmを実現している。