ファッションの世界から着想を得た“DS COLLECTIONモデル”の「DS9 Esprit de Voyage」が日本上陸

DSオートモビルがフランスのオートクチュールの息吹を同ブランドの製品に吹き込んだ新シリーズの“DS COLLECTIONモデル”にフラッグシップセダンの「DS9 Esprit de Voyage E-TENSE」を設定。DSデザインスタジオの拠点であるパリから広がる旅路を表現した専用シグネチャーを配する専用ドアミラーやフロントコンソール、パールグレーのナッパ―レザーインテリアなどを特別装備

 Stellantisジャパンは2024年6月13日、ファッション業界からインスピレーションを得た特別仕様車シリーズの“DS COLLECTIONモデル”にフラッグシップセダンの「DS9 Esprit de Voyage E-TENSE(エスプリ ド ボヤージュ イーテンス)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は892万円に設定する。

▲DS9 Esprit de Voyage E-TENSE 価格:892万円 全長4940mm×全幅1855×全高1460mm ホイールベース2895mm 車重1930kg 乗車定員5名 DS COLLECTIONモデルの「Esprit de Voyage」シリーズにおける有終の美を飾るフラッグシップセダン

▲DS9 Esprit de Voyage E-TENSE 価格:892万円 全長4940mm×全幅1855×全高1460mm ホイールベース2895mm 車重1930kg 乗車定員5名 DS COLLECTIONモデルの「Esprit de Voyage」シリーズにおける有終の美を飾るフラッグシップセダン

 

 DS COLLECTIONモデルは、フランスの名高いファッションブランドが新作を発表するコレクションから着想を得て、フランスのオートクチュール(高級仕立て服)の息吹をDSの製品群に吹き込み、サヴォア・フェール(匠の技)をいっそう際立たせる新シリーズとして展開。年に1度、全モデル共通のテーマで仕立てた特別仕様車としてラインアップしていく計画だ。

 今シリーズのテーマは、「Esprit de Voyage=感性豊かな旅の精神」。昨年7月にはその第1弾として旗艦SUVのDS7と新世代CセグメントハッチバックのDS4に、本年2月には第2弾としてコンパクトSUVのDS3に「Esprit de Voyage」を設定し、好評のうちに完売する。そして今回、「Esprit de Voyage」の有終の美を飾るモデルとして、DS9 Esprit de Voyage E-TENSEが日本上陸を果たした。

▲ボディカラーには落ち着きと優雅な印象を併せ持つクリスタルパールを採用

▲ボディカラーには落ち着きと優雅な印象を併せ持つクリスタルパールを採用

 

 エクステリアでは、DSデザインスタジオの拠点であるパリから広がる旅路を、エアロダイナミクスと躍動感とともに表現した専用シグネチャーをレザー加工で刻印した専用ドアミラーや、同じく専用シグネチャーと“ESPRIT DE VOYAGE”のロゴを入れた専用バッジ(フロントドア左右)を特別装備。ほかに、DSアクティブLEDビジョン(配光モード自動切替機能付)やインテリジェントハイビーム、クロームサイドウィンドウモール、ラミネーテッドサイドウィンドウ、スーパーティンテッドガラス(リアサイド/リアクォーター/リア)、スラディングガラスルーフ(電動メッシュサンシェード付)、ハンズフリー電動トランクリッドなどを標準で組み込む。足もとには19インチアロイホイール“VERSAILLE”(タイヤサイズは235/45R19)を装着。ボディカラーには落ち着きと優雅な印象を併せ持つ、人気のクリスタルパールを纏った。

▲エアロダイナミクスと躍動感を表現した専用シグネチャーをレザー加工で刻印した専用ドアミラーを特別装備

▲エアロダイナミクスと躍動感を表現した専用シグネチャーをレザー加工で刻印した専用ドアミラーを特別装備

▲専用シグネチャーと“ESPRIT DE VOYAGE”のロゴを入れた専用バッジをフロントドア左右に装着

▲専用シグネチャーと“ESPRIT DE VOYAGE”のロゴを入れた専用バッジをフロントドア左右に装着

▲乗員の開放感を高めるスラディングガラスルーフ(電動メッシュサンシェード付)を標準装備

▲乗員の開放感を高めるスラディングガラスルーフ(電動メッシュサンシェード付)を標準装備

▲足もとには19インチアロイホイール“VERSAILLE”+235/45R19タイヤを装着

▲足もとには19インチアロイホイール“VERSAILLE”+235/45R19タイヤを装着

 

 内装については、専用のパールグレーのナッパレザーインテリア(シート/ダッシュボード&ドアトリム)を採用。ルーフライニングはアルカンタラ素材のペブルグレーで彩る。また、フロントコンソールには専用シグネチャーを刻印し、さらにフロントドアのステップガードにも専用シグネチャーを入れた。インフォテインメント機能のDS IRISシステムのサービスとして機能する、OpenAI社が開発・提供する対話型の生成AIのChatGPTも標準で採用している。

▲専用のパールグレーのナッパレザーインテリア(シート/ダッシュボード&ドアトリム)を採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲専用のパールグレーのナッパレザーインテリア(シート/ダッシュボード&ドアトリム)を採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲フロントコンソールには専用シグネチャーを刻印

▲フロントコンソールには専用シグネチャーを刻印

▲フロントドアのステップガードには専用シグネチャーと“ESPRIT DE VOYAGE”のロゴを入れる

▲フロントドアのステップガードにも専用シグネチャーを入れる

 

 パワートレインに関しては従来のDS9 E-TENSEを踏襲し、“PureTech”1598cc直列4気筒DOHCガソリンターボエンジン(最高出力200ps/6000rpm、最大トルク300Nm/3000rpm)+電気モーター(最高出力81kW/2500rpm、最大トルク320Nm/500~2500rpm)+リチウムイオン電池(総電力15.6kWh)+e-EAT8(8速AT)でプラグインハイブリッドシステムを構成。GPF(ガソリン・パーティキュレ―ト・フィルター)の性能向上およびソフトウェアの改良を図り、EV走行換算距離はWLTCモードで従来の65kmから78kmに伸長し、ハイブリッド燃料消費率は同モードで16.0km/リットルを成し遂げる。また、カメラで前方の路面状況を読み取りサスペンションを制御することで浮遊したまま移動するかのような乗り心地を生み出すDSアクティブスキャンサスペンションを標準装備。DSドライブアシストやDSナイトビジョン、DSドライバーアテンションモニタリングといった先進安全運転支援システムも標準で組み込んでいる。

▲パワートレインは“PureTech”1598cc直列4気筒DOHCガソリンターボエンジン(200ps/300Nm)+電気モーター(81kW/320Nm)+リチウムイオン電池(総電力15.6kWh)+e-EAT8(8速AT)でプラグインハイブリッドシステムを構成

▲パワートレインは“PureTech”1598cc直列4気筒DOHCガソリンターボエンジン(200ps/300Nm)+電気モーター(81kW/320Nm)+リチウムイオン電池(総電力15.6kWh)+e-EAT8(8速AT)でプラグインハイブリッドシステムを構成

 

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