BMWがミドルサイズ2ドアクーペ/カブリオレの4シリーズをマイナーチェンジ。新造形のLEDヘッドランプ&リアコンビネーションランプやフラットボトムのステアリングホイール、イルミネーテッドエアベンツなどを配して新鮮味をアップ
BMWジャパンは2024年6月27日、ミドルサイズ2ドアクーペ/カブリオレの4シリーズを商品改良し、同日より販売を開始した。
車種展開は以下の通り。
■4シリーズ クーペ
420iクーペ Mスポーツ:694万円
M440iクーペ xDrive:1106万円
■4シリーズ カブリオレ
420iカブリオレ Mスポーツ:776万円
M440iカブリオレ xDrive:1182万円
今回の改良は、内外装の一部変更や機能装備のバージョンアップを図って、ミドルサイズ2ドアクーペ/カブリオレとしての魅力度をいっそう高めたことが特徴である。
まずエクステリアでは、新造形のLEDヘッドランプとLEDリアコンビネーションランプを装着して前後アピアランスの新鮮味をアップ。また、MパフォーマンスモデルのM440iにはブラック加飾の新キドニーグリルやM4と同仕様のドアミラーキャップ、内部の光輝部をブラックアウトしたLEDヘッドランプ、ブラックのリアスポイラーなどを装備する。足もとのアロイホイールのデザインも刷新し、M440iには赤で塗装したMスポーツブレーキを配備した。ボディカラーについては、ファイヤーレッドメタリックとケープヨークグリーンメタリックの新色を追加している。
内装に関しては、フラットボトムの新ステアリングホイールや新しいインテリアトリムエレメント、新アレンジのイルミネーテッドエアベンツなどを配備したことがトピック。またM440iには、M4と同様にBMW MカラーがアクセントとなるMシートベルトや、12時部分を赤くマーキングしたMカラーステッチ入りステアリングホイールなどを装備する。BMWオペレーティングシステムには最新の8.5を採用した。
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、420iには1998cc直列4気筒DOHC直噴ツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力184ps/5000rpm、最大トルク300Nm/1350~4000rpm)+電子油圧制御式8速ATを搭載して後輪を駆動。一方、M440iには2997cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力387ps/5800rpm、最大トルク500Nm/1800~5000rpm)+電子油圧制御式8速ATを搭載して4輪を駆動(xDrive)する。