スポーツ志向のRダイナミックも登場! ジャガーXEの2020年モデルが日本上陸

ジャガーのスポーツサルーン「XE」の2020年モデルが日本での受注をスタート!

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは8月2日、スポーツサルーンの「ジャガー・XE」2020年モデルを発表し、同月3日より受注を開始した。

2020 JAGUAR XE1.jpg▲ジャガー・XERダイナミックHSE 価格は直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン搭載車が656万円、直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン搭載車の250ps仕様が682万円、300ps仕様が723万円 全長4678×全幅1967×全高1416mm ホイールベース2835mm 乗車定員5

車種展開は以下の通り。

■直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(2l・180ps)搭載車
XE・S:529万円
XE・SE:554万円
XE・SE・AWD:579万円
XE・RダイナミックS:567万円
XE・RダイナミックSE:592万円
XE・RダイナミックSE・AWD:617万円
XE・RダイナミックHSE:656万円
■直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(2l・250ps)搭載車
XE・S:555万円
XE・SE:580万円
XE・RダイナミックS:593万円
XE・RダイナミックSE:618万円
XE・RダイナミックHSE:682万円
■直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(2l・300ps)搭載車
XE・S:596万円
XE・SE:621万円
XE・HSE:682万円
XE・RダイナミックSE:659万円
XE・RダイナミックHSE:723万円

 ジャガー・XEの2020年モデルは、内外装デザインをダイナミックに一新するとともに、機能装備のさらなる拡充や新グレードのRダイナミックの追加設定などが訴求点だ。

2020 JAGUAR XE2.jpgXE2020年モデルのリアビューは新採用の半円形LEDテールランプが印象的 追加グレードのRダイナミックは航空機用ウィングレットからインスピレーションを得たエアロダイナミクスを向上させるボディラインなど専用のエクステリアデザインを採用する

 まず外装デザインについては、ピュアスポーツカーのFタイプの要素を随所に取り入れたことが特徴。新造形の前後バンパーや印象的な"Jブレード"デザインのLEDヘッドライト、半円形のLEDテールランプなどを組み込み、スポーツサルーンとしての個性をより際立たせる。一方で内包するインテリアについては、直感的に操作できる「スポーツ・シフト・セレクター」を導入するとともに、上質に仕立てたレザーシートを全グレードに標準装備するなどして、新鮮かつラグジュアリーな車内空間を創出した。

2020 JAGUAR XE3.jpg▲新造形の前後バンパーや"Jブレード"デザインのLEDヘッドライトなどによってスポーツサルーンとしての個性がいっそう際立った 機能装備の拡充も訴求点

 スポーツ志向の新グレード「Rダイナミック(R-DYNAMIC)」を追加したことも注目点だ。航空機用ウィングレットからインスピレーションを得たエアロダイナミクスを向上させるボディラインやダークメッシュ仕上げのグリルなど専用のエクステリアデザインを採用したほか、インテリアにはコントラストステッチを施したスポーツスタイルシートやサテンクロームのギアシフトパドルなどを専用装備し、精悍で華やかな印象をいっそう高めている。

2020 JAGUAR XE4.jpgRダイナミックはコントラストステッチを施したスポーツスタイルシートやサテンクロームのギアシフトパドルなどを専用装備する

 機能装備面では、10インチと5インチの高解像度デュアルタッチスクリーンで構成するインフォテインメントシステムの「Touch Pro Duo」をはじめ、モバイル機器のバッテリーをケーブルに接続することなく充電可能な「ワイヤレス・デバイス・チャージング」(ジャガー・ランドローバーとして初採用)、車体後方のカメラで撮影した映像をルームミラーに映し出す「ClearSightインテリア・リアビュー・ミラー」(ジャガーとして初採用)など、先進テクノロジーを駆使した機構を精力的に導入する。また運転支援システムとして、これまでオプション設定だったレーン・キープ・アシストやドライバー・コンディション・モニター、トラフィック・サイン・レコグニション&アダプティブ・スピードリミッターなどを全グレードに標準装備。さらに、スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」やApple CarPlay/Google Android Autoにも対応するスマートフォンパックといった最新のコネクティビティ機能を、アップグレードしながら標準装備化した。

2020 JAGUAR XE5.jpg▲直感的に操作できる「スポーツ・シフト・セレクター」を採用するとともに、上質なレザーシートを全グレードに標準装備した

 パワーユニットは従来と共通で、2l直列4気筒INGENIUMガソリンエンジン(1995cc直列4気筒ターボ)の300ps/400N・m仕様と250ps/365N・m仕様、2l直列4気筒INGENIUMディーゼルエンジン(1999cc直列4気筒ディーゼルターボ)の180ps/430N・m仕様という計3機種を設定する。組み合わせるトランスミッションは電子制御8速AT。駆動レイアウトはFRが基本で、ディーゼルエンジン搭載車のみ4輪駆動のAWDを設定している。

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