フォルクスワーゲンがコンパクトSUVのT-Crossをマイナーチェンジ。エクステリアデザインの刷新や新ボディカラーの設定、インテリアの質感向上、機能装備のバージョンアップなどを実施して魅力度をアップ
フォルクワーゲン ジャパンは2024年7月6日、マイナーチェンジしたコンパクトSUVのT-Cross(ティークロス)の予約受注を開始した。ユーザーへの納車は本年9月下旬以降を予定している。
車種展開は以下の通り。
TSIアクティブ:329万9000円
TSIスタイル:359万9000円
TSI Rライン:389万5000円
今回の仕様変更は、エクステリアデザインの刷新や新ボディカラーの設定、インテリアの質感向上、機能装備のバージョンアップなどを図って、コンパクトSUVとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。
まず外装では、T-Cross初となるLEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”を採用するとともに、X字に点灯する3DデザインのLEDリアコンビネーションランプを配備して、前後ビューを先進的かつ印象的なアピアランスに仕立てたことがトピック。また、ボディカラーには新色となるグレープイエロー、クリアブルーメタリック、キングズレッドメタリックを設定し、全8色の展開とする。また、ミドルグレードのTSIスタイルにはオプションで落ち着いたグレー基調のデザインパッケージ〈ミストラル〉(ブラックドアミラーハウジング、デザインパッケージ専用インテリア/マットダークグラファイト塗装7J×18アルミホイール“Köln”+215/45R18タイヤ、beatsサウンドシステムを含む)を設定した。
インテリアについては、ダッシュパッドにソフト素材を採用して質感を向上させたことが注目ポイント。また、フロントシートヒーターをTSIスタイルとTSI Rラインに標準で、プレミアムサウンドシステム“beatsサウンドシステム”をTSIスタイルとTSI Rラインにオプションで設定し、より快適な室内空間を創出した。
パワートレインは基本的に従来と共通で、1.0TSIの999cc直列3気筒DOHC12V直噴インタークーラー付ターボエンジン(最高出力116ps/5500rpm、最大トルク200Nm/2000rpm~3500rpm)を搭載。トランスミッションには7速DSGを採用して前輪を駆動する。また、先進安全運転支援システムとして同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”を全グレードに標準で装備した。