BMWがMハイパフォーマンスモデルのM4クーペとM4カブリオレをマイナーチェンジ。外装には新タイプのアダプティブLEDヘッドライトやLEDリアコンビネーションランプなどを、内装には新デザインのBMW Mレザーステアリングホイールやイルミネーテッドエアベンツなどを採用。オペレーティングシステムのバージョンアップも実施
BMWジャパンは2024年7月11日、商品改良を果たしたMハイパフォーマンスモデルのM4クーペ(G82)とM4カブリオレ(G83)を日本で発売した。車種展開は2モデルともにエンジン出力を標準モデルよりさらに引き上げ、駆動機構にインテリジェント4輪駆動システムのM xDriveを採用した「Competition(コンペティション)」のみをラインアップする。
▲BMW M4 Competition M xDriveクーペ 価格:1458万円 全長4805×全幅1885×全高1400mm ホイールベース2855mm 車重1790kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費9.8km/リットル 写真はオプションのMグラフィック装着車
車両価格は以下の通り
M4 Competition M xDriveクーペ:1458万円
M4 Competition M xDriveカブリオレ:1548万円
▲BMW M4 Competition M xDriveカブリオレ 価格:1548万円 全長4805×全幅1885×全高1400mm ホイールベース2855mm 車重1930kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費9.6km/リットル
今回の改良は、内外装の一部変更や機能装備のバージョンアップなどを図って、ハイパフォーマンスクーペ&カブリオレとしての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。
まず外装では、新タイプのアダプティブLEDヘッドライトとLEDリアコンビネーションランプを装備したことがトピック。リアではレーザーライトテクノロジーも設定する。また、足もとには新造形のM鍛造ライトアロイホイールを用意した。
インテリアについては、新デザインのBMW Mレザーステアリングホイールやイルミネーテッドエアベンツなどを配して新鮮味をアップ。また、オペレーティングシステムはOS8.5にバージョンアップして、機能性および利便性を向上させた。
▲新デザインのBMW Mレザーステアリングホイールやイルミネーテッドエアベンツを採用。写真はクーペのフルレザーメリノ ヤスマルナブルー/ブラック(イエローアクセント)インテリア。ハンドル位置は右と左の選択が可能
パワートレインは基本的に従来を踏襲し、2992cc直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力530ps/6250rpm、最大トルク650Nm/2750~5730rpm)+8速Mステップトロニック(Drivelogic付)を搭載。駆動系には、後輪駆動をベースとしたインテリジェント4輪駆動システムのM xDriveとMスポーツディファレンシャルを採用している。