モデル名一新。アウディA4の後継車、「A5」を名乗ってCクラス&3シリーズに全面宣戦布告!

新型A5シリーズのパワートレーンは内燃エンジンとモーターを組み合わせた48Vハイブリッド。2リッター・ガソリン(2.0TFSI/150ps&204ps)、2リッター・ディーゼル(2.0TDI/204ps)など多彩な仕様を用意し、最高効率を追求。S5は3ℓ/V6TFSI(367ps)のパワフルな心臓が魅力。トランスミッションはDSGを組み合わせる。駆動方式はFFとアウディ自慢のクワトロを用意。写真はセダン

新型A5シリーズのパワートレーンは内燃エンジンとモーターを組み合わせた48Vハイブリッド。2リッター・ガソリン(2.0TFSI/150ps&204ps)、2リッター・ディーゼル(2.0TDI/204ps)など多彩な仕様を用意し、最高効率を追求。S5は3ℓ/V6TFSI(367ps)のパワフルな心臓が魅力。トランスミッションはDSGを組み合わせる。駆動方式はFFとアウディ自慢のクワトロを用意。写真はセダン

全車48VマイルドHV、先進デザインが印象的

 アウディAGは2024年7月16日、新型A5シリーズを本国発表した。アウディはモデルネームを再構築中。今後、偶数は電動モデル、奇数は内燃エンジン搭載モデルを表す。新型A5は、従来A4を名乗っていた主力モデルの新世代だ。ラインアップはセダンのA5/S5、ワゴンのA5アバント/S5アバント。全車プレミアムプラットフォームコンパッション(PPC)を初採用。日本市場への導入時期は未定である。

シリーズ並び

 スタイリングはダイナミックで先進的にまとめた。長いホイールベース、大径ホイール、低くスポーティなボディを備えたプロポーションは、進化したダイナミズムと新たなプレミアムを体現。セダンではコンパクトに見えるグリーンハウスが後方に向かって大きく弧を描き、クーペのような印象のリアウィンドウにシームレスに流れ込む。トランクリッドは短く、スポイラーリップが印象的なアクセントを演出している。ワゴンボディのアバントは、引き締まったルーフラインがルーフスポイラーと融合。スポーティでフラットなリアウィンドウと相まって走りの印象を高める。

セダンリア

アバント前

 フロント部分は、斬新なシングルフレームと、細く精密な印象のヘッドライトが鋭い印象を強調。ライトは前後とも新世代のLED。とくにリアは、デジタルOLEDと呼ばれるタイプで、OLEDパネルに約60のセグメントがあり、リアディスプレイとしての機能も持つ。車両間通信も可能になり、新しいコミュニケーションライトとしても活用可能だ。

 インテリアは、最新電子アーキテクチャーによりパーソナルなコネクティビティ体験を提供。運転席正面の11.9インチ・バーチャルコクピットと、中央の14.5インチ・MMIタッチディスプレイに加え、助手席側にも10.9インチのディスプレイを設定。新たなドライブ体験が楽しめる。機能性と先進性を融合したインパネデザインは新鮮な印象でまとめている。

インパネ

シート

 新型A5シリーズのパワートレーンは内燃エンジンとモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッド。「MHEVプラス」と名付けられたシステムは、エンジンを全域でサポート。パワートレーンジェネレーター(PTG)と呼ばれるモーター部分は、最大18kW(24ps)の電力を発生、部分的な電動走行も可能にしている。

 ラインアップは2リッター・ガソリン(2.0TFSI/150ps&204ps)、2リッター・ディーゼル(2.0TDI/204ps)を主軸に最高効率を追求。スポーティモデルのS5は3リッターV6TFSI(367ps)のパワフルな心臓が魅力。トランスミッションは全車DSGを組み合わせる。駆動方式はFFとアウディ自慢のクワトロを用意している。
 新型A5シリーズは、欧州で7月から受注がスタート。11月からドイツ、およびヨーロッパ諸国で販売がスタートする。

S走り

Sリア

 

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