輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年9月20日時点

[FIAT]

 Stellantisジャパンは、フィアット・ブランドの新型EV、「600e(セイチェントイー)」を、9月10日から発売した。フィアット・ブランドのラインナップに、1年半ぶりに加わる電気自動車「600e」は、アイコニックなイタリアンデザインに快適性、革新性、テクノロジーを詰め込んだ、100%BEVのコンパクトSUV。「600e」の最大の特徴は、初代「600」や「500e」からインスピレーションを得たデザインとのこと。また、フィアット・ブランドとして初めて、4つの運転支援機能を装備した点も特徴。一充電走行距離はWLTCモードで493kmを実現している。価格は585万円。

▲パワートレインには115kW(156ps)/270Nmを発生する電気モーターをフロントアクスルに、総電力量54.06kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア下に搭載して前輪を駆動

パワートレインには115kW(156ps)/270Nmを発生する電気モーターをフロントアクスルに、総電力量54.06kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア下に搭載して前輪を駆動

▲「FIAT×LUPIN THE THIRD ORIGINAL STORY」第3弾では最新の「600e」が疾走

フィアットブランドが新型電気自動車「600e」の発売を記念してアニメ「ルパン三世」とタッグを組んだ3つのコラボレーションを実施。第3弾では最新の「600e」が疾走

 

[JEEP]

 Stellantisジャパンは8月8日、Jeepモデル初のフルエレクトリックSUV「アベンジャー」のティザーサイトを更新して、一部スペックや装備内容を公表。車種展開は通常モデルの「アルティテュード」のほか、日本導入記念モデルの特別限定車「ローンチエディション」を設定。また、正式発表は本年9月26日に実施すると予告。パワートレインは、最高出力115kW(156ps)/最大トルク270Nmを発生するフロントモーターに、総電力量54kWh/総電圧375Vのリチウムイオンバッテリーを組み合わせて前輪を駆動。一充電走行距離はWLTCモードで486kmを実現。

▲StellantisジャパンがJeepモデル初のフルエレクトリックSUV「アベンジャー」のティザーサイトをアップデート。日本での正式発表は本年9月26日を予告

StellantisジャパンがJeepモデル初のフルエレクトリックSUV「アベンジャー」のティザーサイトをアップデート。日本での正式発表は本年9月26日を予告

 

 Stellantisジャパンは9月12日、本格オフローダーのジープ・ラングラー・アンリミテッドに特別仕様車の「ラングラー・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ(Wrangler Limited Edition with Sunrider Flip Top for Hardtop)」をラインアップし、9月21日に発売すると発表。前席頭上に手動開閉式のソフトトップ「フリップトップ」を特別装備。価格は819万円から。

▲前席頭上に手動開閉式のソフトトップ「フリップトップ」を特別装備したジープ・ラングラー・アンリミテッドの特別仕様車「ラングラー・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ」が登場

前席頭上に手動開閉式のソフトトップ「フリップトップ」を特別装備したジープ・ラングラー・アンリミテッドの特別仕様車「ラングラー・リミテッドエディション・ウィズ・サンライダー・フリップトップ・フォー・ハードトップ」

 

[ポルシェ]

 ポルシェ ジャパンは8月16日、911ターボの誕生50周年を記念した、世界限定1974台の特別仕様車「911ターボ50イヤーズ(911 Turbo 50th years)」を発表し、同日より予約受注を開始した。初代911(930)ターボが1974年開催のパリ・サロンでデビューしてから50年を迎えることを記念して設定されたスペシャルモデルで、現行の911(992)ターボSをベースに、歴代の911ターボを彷彿とさせるエクステリアおよびインテリアのデザインを随所に採用したことが特徴。車両価格は3642万円に設定。

▲ポルシェ911ターボ50イヤーズ 価格:8PDK3642万円 全長4535×全幅1900mm ホイールベース2450mm 空車重量(DIN)1640kg ポルシェ911ターボの誕生50周年を記念した特別仕様車。販売台数は世界限定1974台

ポルシェ911ターボ50イヤーズ 価格:8PDK 3642万円 ポルシェ911ターボの誕生50周年を記念した特別仕様車。販売台数は世界限定1974台.

 

[BMW]

 BMWジャパンは9月10日、3シリーズのMハイパフォーマンスモデル「M3 Competition M xDrive」と「M3 Competition M xDrive Touring」の一部改良を実施し、同日発売した。パワートレインには従来比で20psアップの最高出力530psを発生する3リットル直列6気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジンを搭載している。価格はセダンが1430万円、ツーリングが1440万円。

▲BMW M3 Competition M xDrive 価格:8SAT1430万円 全長4805×全幅1905×全高1435mm ホイールベース2855mm 車重1800kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費9.8km/リットル

BMW M3 Competition M xDrive 価格:8SAT1430万円 フロント部にはフレームレスでダブルブラックバーを配した縦型の大型キドニーグリルや大型エアインテークを配したバンパーを採用。

[VW]

 フォルクスワーゲン ジャパンは9月13日、全面改良した新型ティグアンの日本における予約注文の受付を開始した。基本骨格に最新世代のMQB evoプラットフォームを採用したうえで、フォルクスワーゲンの新しいデザインコンセプトを導入した新型ティグアンは、インテリジェントな先進機能も精力的に導入し、初となる直4・1.5Lターボ・48Vマイルドハイブリッドシステム(1.5eTSi)と、最新世代2L直噴ディーゼルターボ(2.0TDI)のエンジンラインアップを用意する。暫定価格は487万1000円から。

▲ティグアンとしては初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを配した1497cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(最高出力150ps、最大トルク250Nm)の“1.5 eTSI”を搭載

ティグアンとしては初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを配した1497cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンインタークーラー付ターボエンジン(最高出力150ps、最大トルク250Nm)の“1.5 eTSI”を搭載

 

 フォルクスワーゲン ジャパンは9月13日、ステーションワゴン専用モデルに進化した第9世代、新型パサートの日本における予約注文の受付を開始した。MQB evoプラットフォームの採用により、ひとクラス上のセグメントに相当する4.9m級のボディサイズを確保、50mm延長したホイールベースにより、後席乗員の居住性が向上している。直4・1.5Lターボマイルドハイブリッド、最新世代2L直噴ディーゼルターボに加え、プラグインハイブリッドシステムを構成する“eHybrid”が設定されている。価格は524万8000円から。

▲フォルクスワーゲン・パサートeHybrid Rライン 価格:679万4000円 全長4915×全幅1850×全高1500mm ホイールベース2840mm 車重1830kg 乗車定員5名 写真のボディカラーはリーフブルーメタリック/ブラックルーフ

フォルクスワーゲン・パサートeHybrid Rライン 価格:679万4000円 4915×1850×1500mm ホイールベース2840mm 車重1830kg 乗車定員5名

 

 フォルクスワーゲン ジャパンは9月13日、一部改良を図ったゴルフ/ゴルフ・ヴァリアントの日本における予約注文の受付を開始した。、今回の改良では、デザインを刷新するとともに新世代のインターフェイスを採用したインテリアがトピックで、インフォテイメントシステムは新世代設計となる“MIB4”へと進化を遂げている。パワートレインに関しては、48Vマイルドハイブリッドシステムを配した2種類の1.5TSi、次世代2.0TDI、GTi用の2.0TSiで構成されている。暫定価格はゴルフが349万9000円から、ゴルフ・ヴァリアントは363万9000円から。

▲フォルクスワーゲン・ゴルフGTI 暫定価格:549万8000円 全長4295×全幅1790×全高1475mm ホイールベース2620mm 車重1430kg 乗車定員5名 写真のボディカラーはキングズレッドメタリック/ブラックルーフ

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI 暫定価格:549万8000円 4295×1790×1475mm ホイールベース2620mm 写真のボディカラーはキングズレッドメタリック/ブラックルーフ

▲フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアントeTSI スタイル 暫定価格:457万7000円 全長4640×全幅1790×全高1485mm ホイールベース2670mm 車重1410kg 乗車定員5名 写真のボディカラーはアネモネブルーメタリック

フォルクスワーゲン・ゴルフ・ヴァリアントeTSI スタイル 暫定価格:457万7000円 4640×1790×1485mm ホイールベース2670mm

 

[レンジローバー]

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは8月20日、第3世代となる現行レンジローバー スポーツのハイパフォーマンスモデル「SV」の第2弾となる「EDITION TWO(エディション ツー)」を発表し、日本での受注を開始した。「SVR」の実質的な後継モデルとなるレンジローバー スポーツSVは、レンジローバー スポーツ史上最も速く、かつ最もダイナミックで先進的なモデルであることを標榜。今回はその第2弾モデルとなる。2025年モデル限定グレードとして販売され、車両価格は2474万円。

▲パワートレインには最高出力635ps、最大トルク750Nmを発生する、MHEVテクノロジーを組み込んだ4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジンを搭載

パワートレインには最高出力635ps、最大トルク750Nmを発生する、MHEVテクノロジーを組み込んだ4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインスクロールターボエンジンを搭載

 

[アルピーヌ]

 アルピーヌ・ジャポンは8月22日、A110Rの特別仕様車「A110Rチュリニ」の日本における3回目の受注を開始した。今回の受注では台数と期間の制限は設けず(1回目は24台、2回目は40台の限定)、車両価格は前回と同様に1550万円に設定。パワートレーンはベース車と基本的に共通で、300ps/6300rpm、340Nm/2400rpmを発生する1.8L直4筒DOHC直噴ターボエンジンを7速DCTと組み合わせてミッドシップ搭載。また、同社は様々な主要パーツやカラーを自由に組み合わせられるA110の新しい受注生産プログラム「アトリエ」を日本で展開すると同日発表している。

▲アルピーヌが従来以上に多様なカスタマイズが可能なA110の新しい受注生産プログラム「アトリエ(ATELIER)」を日本で開始。全グレードを対象とする「アトリエ アルピーヌ(ATELIER ALPINE)」と、A110SおよびA110Rチュリニを対象とする「アトリエ コレクション(ATELIER COLLECTION)」という2つのオプションプログラムで構成する

アルピーヌはA110の新しい受注生産プログラム「アトリエ」を日本で開始。全グレードを対象とする「アトリエ アルピーヌ」と、A110SおよびA110Rチュリニを対象とする「アトリエ コレクション」という2つのオプションプログラムで構成

[プジョー]

 Stellantisジャパンは8月22日、プジョーブランドのMPV「リフター」をマイナーチェンジし、同日より発売した。車種展開は従来と同様に、2列シート5名乗りの「リフターGT」と、3列シート7名乗りのロングボディバージョンの「リフター ロングGT」をラインアップする。価格はリフターGTが448万円、リフター ロングGTは468万円。

▲SUVテイストを備えたプジョーブランドのMPV「リフター(RIFTER)」がマイナーチェンジ

SUVテイストを備えたプジョーブランドのMPV「リフター(RIFTER)」。プショー・リフターGTのWLTCモード燃費18.1km/リットル

[DS]

 Stellantisジャパンは9月5日、SUVのDS7に特別仕様車の「E-TENSE 4×4パールグレーエディション」をラインアップし、同日より発売した。限定カラーのパールグレーのナッパレザーインテリア(ダッシュボード/ドアトリム/シート)を採用して、より上質かつエレガントなキャビン空間に仕立てたことが特徴。車両価格は823万円に設定する。

▲DS7 OPERA E-TENSE 4×4パールグレーエディション 価格:823円 全長4590×全幅1895×全高1655mm ホイールベース2730mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはクリスタルパール

DS7 OPERA E-TENSE 4×4パールグレーエディション 価格:823万円 4590×1895×1655mm ホイールベース2730mm 乗車定員5名 写真のボディカラーはクリスタルパール

 

[シトロエン]

  Stellantisジャパンは9月6日、クロスオーバーSUVのC5 Xに特別仕様車の「C5 Xオーディトリアム エディション」をラインアップし、同日より発売した。約30万円相当の高音質Hi-FiカーオーディオのBEWITH製プレミアムサウンドシステムを特別装備しつつ、車両価格はベースモデルから据え置き。車両価格は568万9500円。

▲シトロエンC5 Xオーディトリアム エディション 価格:8SAT568万9500円 全長4805×全幅1865mm×全高1490mm ホイールベース2785mm 乗車定員5名 約30万円相当の高音質Hi-FiカーオーディオのBEWITH製プレミアムサウンドシステムを特別装備しつつ、車両価格はベースモデルから据え置く

シトロエンC5 Xオーディトリアム エディション 価格:8SAT568万9500円 約30万円相当の高音質Hi-FiカーオーディオのBEWITH製プレミアムサウンドシステムを特別装備しつつ、車両価格はベースモデルから据え置く

 

[VOLVO]

 ボルボ・カー・ジャパンは9月11日、電気自動車「XC40リチャージ」の車名を「EX40」に変更し、同日よりオンラインでの販売を開始した。ハイエンドグレードの“アルティメット(Ultimate)”は名称を“ウルトラ(Ultra)”に変更。価格は679万円より。

ボルボEX40ウルトラ シングルモーター ブラックエディション 価格:739万円 ボディカラーにはオニキスブラックメタリックを纏う

[アルピナ]

 独BMWアルピナおよび日本総代理店のニコル・オートモビルズは、BMW X7シリーズをベースとする旗艦SUVの「BMWアルピナXB7」をマイナーチェンジし、車名を「BMWアルピナXB7マヌファクトゥーア(MANUFAKTUR)」に刷新して、日本での予約受注を開始した。車両価格は2950万円。日本導入時期は2025年初夏を予定している。エクステリアデザインの一部変更や、内装、装備類の改良が図られた。最高出力621psを誇る4.4L・V8ビターボエンジンを搭載。

▲BMWアルピナXB7マヌファクトゥーア 価格:2950万円 全長5180×全幅2000×全高1835mm ホイールベース3105mm 車重2660kg 性能面では0→100km/h加速4.2秒、巡航最高速度290km/hと公表。写真のボディカラーはとアルピナグリーン・メタリック

BMWアルピナXB7マヌファクトゥーア 価格:2950万円 5180×2000×1835mm 車重2660kg 性能面では0→100km/h加速4.2秒、巡航最高速度290km/hと公表。

 

■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』(2024年11月号)に掲載されています。

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