輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年10月20日時点

[JEEP]

 Stellantisジャパンは9月26日、Jeepブランド初のEV「アベンジャー(Avenger)」を発売した。車種展開としては通常モデルの「アルティテュード(Altitude)」のほか、日本導入記念モデルの150台限定車「ローンチエディション(Launch Edition)」を設定する。価格は580万円(ローンチエディションは595万円)一充電走行距離はWLTCモードで486km。

▲StellantisジャパンがJeepモデル初のフルエレクトリックSUV「アベンジャー」のティザーサイトを公開。日本での正式発表は本年第3四半期を予定

日本導入記念モデルのアベンジャー「ローンチエディション」を設定。販売台数は150台限定。

 Stellantisジャパンは10月3日、本格オフローダーのジープ・ラングラー・ルビコンに2ドアモデルをラインアップし、同日より発売した。車両価格は849万円の設定で、販売台数は100台の限定だ。パワートレインには1995cc直列4気筒DOHCターボエンジン(最高出力272ps/5250rpm、最大トルク400Nm/3000rpm)+電子制御8速ATを搭載。

ジープ・ラングラー・ルビコン2ドア 価格:849万円 全長4320×全幅1930×全高1840mm ホイールベース2460mm 車重1960kg 乗車定員4名

 

[マセラティ]

 マセラティ ジャパンは9月25日、SUV・グレカーレ(Grecale)を仕様変更し、同日より予約注文の受付を開始した。マイルドハイブリッドモデルをグレカーレ モデナに一本化するとともに、ボディカラーとして新色の「ブルー・モデナ」を追加設定。

 

▲マセラティ・グレカーレ モデナ 価格:1138万円 マイルドハイブリッドシステムを搭載するモデルは従来のGTとモデナのトリムラインからモデナに一本化。ボディカラーとして新色の「ブルー・モデナ」を設定

▲マセラティ・グレカーレ モデナ 価格:1138万円 マイルドハイブリッドシステムを搭載するモデルは従来のGTとモデナのトリムラインからモデナに一本化。

[メルセデス・ベンツ]

 メルセデス・ベンツ日本は10月1日、ミニバン・Vクラスの改良モデルを発表し、同日より予約受注の受付を開始した。ユーザーへの納車は本年10月上旬以降(V220dは11月下旬以降)を予定している。内外装デザインの刷新や機能装備のバージョンアップ、AIRMATICサスペンションの採用など。価格は940万円~1370万円。

▲メルセデス・ベンツV220dロング 価格:975万円 全長5140×全幅1930×全高1880mm ホイールベース3200mm 車重2420kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費12.6km/リットル 写真のボディカラーは新色のアルペングレー

メルセデス・ベンツV220dロング 価格:975万円 全長5140×全幅1930×全高1880mm ホイールベース3200mm 車重2420kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費12.6km/L

 

 メルセデス・ベンツ日本は9月20日、Cクラスの新世代2ドアクーペ「CLEクーペ(C236)」にエントリーモデルの「CLE200クーペ スポーツスタイル」をラインアップし、同日より発売した。「CLE200クーペ スポーツ」をベースに装備を見直して、車両価格をベース車比30万円ダウンの820万円に設定。

▲メルセデス・ベンツCLE200クーペ スポーツスタイル 価格:820万円 全長4850×全幅1860×全高1420mm ホイールベース2865mm 車重1760kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費14.5km/リットル 写真のボディカラーはオパリスホワイトメタリック

メルセデス・ベンツCLE200クーペ スポーツスタイル 価格:820万円 全長4850×全幅1860×全高1420mm  乗車定員4名 WLTCモード燃費14.5km/L

[MINI]

 BMWジャパンは10月10日、ミニ・コンバーチブルを全面改良し、車名を「ミニ・クーパー・コンバーチブル」に統一して、同日より販売を開始した。ユーザーへの納車は2025年第1四半期以降を予定している。内外装デザインの刷新や機能装備のアップデートなどを図ったうえで、モデル名は「クーパー」に統一。パワートレインには2種類の2Lガソリンターボエンジンを搭載価格は464万円から。

▲ミニ・クーパー・コンバーチブルS 価格:514万円 全長3880×全幅1745×全高1435mm ホイールベース2495mm 乗車定員4名 写真のシューズはオプション設定の18インチナイトフラッシュスポーク2トーンアルミホイール+215/40R18タイヤ

ミニ・クーパー・コンバーチブルS 価格:514万円 全長3880×全幅1745×全高1435mm ホイールベース2495mm 乗車定員4名

[BMW]

 BMWジャパンは10月2日、新型5シリーズに新型M5(G90)をラインアップし、同日より発売した。車両価格は先代モデルから据え置きの1998万円に設定。ユーザーへの納車開始は本年11月中旬以降を予定している。パワートレインには4.4L・V型8気筒Mツインパワーターボガソリンエンジンに、M5では初となるM専用プラグインハイブリッドシステムである「M HYBRIDシステム」を搭載、駆動機構にはM専用4輪駆動システム「M xDrive」を採用している。

第7世代となる新型BMW M5が日本で発売。車両価格は先代モデルから据え置きの1998万円に設定。ボディサイズは全長5096×全幅1971×全高1510mm

 

[シトロエン]

  Stellantisジャパンは10月4日、MPV・ベルランゴのマイナーチェンジモデルを発表し、合わせて新モデルの日本発売を記念した特別仕様車の「ベルランゴ マックス XTRローンチエディション」を設定して、同日より発売した。新世代の“ダブルシェブロン”ブランドロゴや新しいフロントフェイス、サイドエアバンプおよびカラーアクセントを採用。インフォテイメントシステムのアップデート、デジタルメーターの導入なども実施している。価格は439万円~。

▲シトロエン・ベルランゴ マックス BlueHDi(5シート) 価格:439万円 全長4405×全幅1850×全高1830mm ホイールベース2785mm 車重1600kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.1km/リットル

シトロエン・ベルランゴ マックス BlueHDi(5シート) 価格:439万円 全長4405×全幅1850×全高1830mm ホイールベース2785mm 車重1600kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.1km/L

[ルノー]

   ルノー・ジャポンは10月9日、SUVクーペのアルカナ(ARKANA)の商品改良を実施し、同日より発売した。アルピーヌのエッセンスを取り入れた新グレード「エスプリ アルピーヌ」を新たにラインアップ。フロントとリアには新世代のブランドロゴを配備。価格は459万円~。

▲ルノー・アルカナ・エスプリ アルピーヌE-TECHフルハイブリッド 価格:499万円 全長4570×全幅1820×全高1580mm ホイールベース2720mm 車重1470kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費22.8km/リットル

ルノー・アルカナ・エスプリ アルピーヌE-TECHフルハイブリッド 価格:499万円 全長4570×全幅1820×全高1580mm ホイールベース2720mm  WLTCモード燃費22.8km/L

  アルピーヌ・ジャポンは9月20日、アルピーヌA110シリーズの車両価格を50~60万円値上げし、本年10月1日より適用すると発表した。オプション、及びアクセサリーの価格は据え置き。価格は1040万円から1610万円。

▲アルピーヌA110 価格:7DCT1040万円 全長4205×全幅1800×全高1250mm ホイールベース2420mm 車重1120kg 乗車定員2名 車両価格は従来より50万円アップ

アルピーヌA110 価格:7DCT1040万円 全長4205×全幅1800×全高1250mm ホイールベース2420mm 車重1120kg 乗車定員2名 車両価格は従来より50万円アップ

 

[ランドローバー]

  ジャガー・ランドローバー・ジャパンは10月17日、レンジローバー・ヴェラール(RANGE ROVER VELAR)の2026年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。PHEVモデル「P400e」のエントリーグレード「S」の導入や、全パワートレインにおける最上位グレード「オートバイオグラフィ」の設定、新ボディカラーおよび新オプションの採用などを実施。価格は967万円~1208万円。

▲レンジローバー・ヴェラール・S P400e 価格:967万円全長4797×全幅2147(ミラー含)×全高1683mm ホイールベース2874mm 車重2290kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費10.5km/リットル 写真のボディカラーはフジホワイト

レンジローバー・ヴェラール・S P400e 価格:967万円全長4797×全幅2147×全高1683mm ホイールベース2874mm 車重2290kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費10.5km/L

[KIA]

 総合商社の双日は9月24日、韓国キア(Kia)が開発中のEVバンのラインアップ「Platform Beyond Vehicle(PBV)」の日本における販売総代理店契約を締結し、2026年春ごろに主力車種の「PV5」を日本で発売すると公表した。日本市場においては今後、EVバンのさらなる普及が予想されている。一方で現在、主に都市部での利用が想定されるミドルクラスのEVバンのラインアップは少なく、市場の拡大や独自性の高い商品に対する需要が期待できることから、キアは日本市場への進出を決断。日本における自動車販売の実績とネットワーク、セールス・マーケティング力などを考慮し、双日が日本事業におけるパートナーに選ばれたとのこと。

Kia PV5

 

■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』(2024年11月号)に掲載されています。

 

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