より力強いデザインと最新のテクノロジーを採用したアウディQ7シリーズが日本上陸

アウディが上級プレアミムSUVのQ7およびSQ7をマイナーチェンジ。エクステリアデザインの変更や先進機能のアップデート、装備アイテムの拡充などを図って、フラッグシップSUVとしての魅力度をアップ

 アウディ・ジャパンは2024年10月24日、大幅改良を果たした上級プレアミムSUVのQ7およびSQ7を日本で発売した。

▲アウディQ7・55TFSIクワトロ Sライン 価格:1135万円 全長5070×全幅1970×全高1705mm ホイールベース2995mm 車重2220kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費9.6km/リットル 写真のボディカラーはアスカリブルーメタリック

▲アウディQ7・55TFSIクワトロ Sライン 価格:1135万円 全長5070×全幅1970×全高1705mm ホイールベース2995mm 車重2220kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費9.6km/リットル 写真のボディカラーはアスカリブルーメタリック

 

車種展開は以下の通り。

50TDIクワトロ:1059万円

50TDIクワトロ Sライン:1115万円

55TFSIクワトロ Sライン:1135万円

SQ7:1490万円

 第2世代のアウディQ7は2015年にデビューし、2019年には最初のマイナーチェンジを実施。そして今回、エクステリアデザインの一部変更や先進機能のアップデート、装備アイテムの拡充などをメインとした2度目の商品改良を行った。

▲アウディSQ7 価格:1490万円 全長5070×全幅1970×全高1700mm ホイールベース3005mm 車重2310kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費7.5km/リットル 写真のボディカラーはデイトナグレーパールエフェクト

▲アウディSQ7 価格:1490万円 全長5070×全幅1970×全高1700mm ホイールベース3005mm 車重2310kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費7.5km/リットル 写真のボディカラーはデイトナグレーパールエフェクト

 

 まずエクステリアでは、フロントおよびリアビューのデザインを刷新したことがトピック。50TDIクワトロがティアドロップ形状、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ SラインとSQ7がL字アクセントを組み込むハニカム形状のインレイを配した八角形のアウディシングルフレームグリルや、新造形のバンパーおよびインテークを装備。また、Sラインにはフロントバンパー、ドアアタッチメントトリム、ディフューザーの一部にコントラストカラーを採用し、フロントバンパーのサイドエアインテークを明確にすることで、SUVとしての力強いデザインを際立たせる。すべてのグレードに高品質で視覚的に魅力的なテールパイプを備えたエキゾーストシステムを組み込んだ点もトピックだ。さらに、ダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトとダイナミックターンインディケーター付きLEDリアコンビーネーションライトを標準装備。オプションとして、デジタルデイタイムランニングライトシグネチャーを新たに組み込んだアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトを設定する。SQ7にはHDマトリクスLEDヘッドライトを標準装備し、リアライトにはデジタルOLEDリアコンビーネーションライトをオプションで用意した。

▲55TFSIクワトロ SラインはL字アクセントを組み込むハニカム形状のインレイを配した八角形のアウディシングルフレームグリルや新造形のバンパーおよびインテーク、ダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトを標準装備。デジタルデイタイムランニングライトシグネチャーを新たに組み込んだアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトをオプションで設定する

▲55TFSIクワトロ SラインはL字アクセントを組み込むハニカム形状のインレイを配した八角形のアウディシングルフレームグリルや新造形のバンパーおよびインテーク、ダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトを標準装備。デジタルデイタイムランニングライトシグネチャーを新たに組み込んだアウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトをオプションで設定する

▲デジタルOLEDリアコンビーネーションライトはオプションで選択可

▲デジタルOLEDリアコンビーネーションライトはオプションで選択可

▲55TFSIクワトロ SラインはマットブラッシュトアルミニウムのインレイとバルコナレザーのS lineロゴ入りスポーツシートを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲55TFSIクワトロ SラインはマットブラッシュトアルミニウムのインレイとバルコナレザーのS lineロゴ入りスポーツシートを装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

 インテリアについては、従来の高品質かつシックな内装デザインと7名乗りの3列式シートレイアウトを踏襲したうえで、新アレンジのインレイや印象的なコントラストステッチを入れたシートなどを設定して、いっそうユーザーの好みに合わせたキャビン空間に仕立てる。インレイについては50TDIクワトロにシルバーグレーダイヤモンドペイントを、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ SラインとSQ7にマットブラッシュトアルミニウムを配備し、SQ7はカーボンツイルマットがオプションで選択可能。また、前席は50TDIクワトロにパーシャルレザーのスタンダードシートを、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ SラインにバルコナレザーのS lineロゴ入りスポーツシートを、SQ7にダイナミカレザーのSロゴ入りスポーツシートを配し、2列目には35:30:35分割機構付きのシートを、3列目には電動折りたたみ機構付きのシートを採用した。一方、機能面では50TDIクワトロと50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ Sラインにバーチャルコクピットを、SQ7にバーチャルコックピットプラスを装備。最新のMMIナビゲーションやスマートフォンインターフェース、Audi connect、マルチカラーアンビエントライティングといったアイテムは全車に標準で組み込んでいる。

▲SQ7はHDマトリクスLEDヘッドライトやアルミニウムルックのエクステリアミラーハウジングを標準装備。写真はオプションのダークAudi rings&ブラックスタイリングパッケージとマルチスポークSデザイン ブラックメタリックポリッシュト10J×22アルミホイール(Audi Sport)+285/35R22タイヤ装着車

▲SQ7はHDマトリクスLEDヘッドライトやアルミニウムルックのエクステリアミラーハウジングを標準装備。写真はオプションのダークAudi rings&ブラックスタイリングパッケージとマルチスポークSデザイン ブラックメタリックポリッシュト10J×22アルミホイール(Audi Sport)+285/35R22タイヤ装着車

▲SQ7はマットブラッシュトアルミニウムのインレイとダイナミカレザーのSロゴ入りスポーツシートを標準装備。カーボンツイルマットのインレイはオプションで選択可。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲SQ7はマットブラッシュトアルミニウムのインレイとダイナミカレザーのSロゴ入りスポーツシートを標準装備。カーボンツイルマットのインレイはオプションで選択可。日本導入モデルのハンドル位置は右

 

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、Q7に最高出力272ps/3500~4000rpm、最大トルク600Nm/1750~3000rpmを発生する2967cc・V型6気筒DOHC24Vコモンレール式直噴ディーゼルインタークーラーターボエンジンの50TDIと、最高出力340ps/5200~6400rpm、最大トルク500Nm/1370~4500rpmを発生する2994cc・V型6気筒DOHC直噴ツインスクロールターボガソリンエンジンに48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムの55TFSIを設定。トランスミッションには専用セッティングの8速ティプトロニックを、駆動機構には4WDシステムのクワトロを採用する。足回りには50TDIクワトロにコイルスプリングのスタンダードサスペンションを、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ Sラインにアダプティブエアサスペンションを組み込んだ。また、狭い道での取り回しと高速走行時の安定性を高めるオールホイールステアリングを単独オプションで用意する。シューズは50TDIクワトロに5Vスポークデザイン8.5J×19アルミホイール+255/55R19タイヤを、50TDIクワトロ Sラインおよび55TFSIクワトロ Sラインに5スポークタービンデザイン9J×20アルミホイール+285/45R20タイヤを装着している。

▲55TFSIクワトロ Sラインは最高出力250ps/最大トルク500Nmを発生する2994cc・V型6気筒DOHC直噴ツインスクロールターボガソリンエンジンに48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載

▲55TFSIクワトロ Sラインは最高出力340ps/最大トルク500Nmを発生する2994cc・V型6気筒DOHC直噴ツインスクロールターボガソリンエンジンに48V電源とリチウムイオンバッテリー、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載

 

 一方でSQ7には、最高出力507ps/5500rpm、最大トルクは770Nm/2000~4000rpmを発生する3996cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジンの4.0TFSIを搭載。エンジンの低負荷時に8つのシリンダーのうち4つのシリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(cod) を組み込んで燃料消費を低減し、またトランスミッションには専用セッティングの8速ティプトロニックを、駆動機構には4WDシステムのクワトロを採用する。足回りには連続可変連続可変アダプティブダンピングシステムを備えるアダプティブエアサスペンションプラスを配備。リアスポーツディファレンシャルとアクティブスタビライザーで構成するアドバンストサスペンションパッケージはオプションで選択可能だ。また、オールホイールステアリングを標準で装備。シューズには5ツインスポークモジュール シルクマットグレーブラックインサート 9.5J×21アルミホイール(Audi Sport)+285/40R21タイヤを組み込んでいる。

▲SQ7は最高出力507ps/最大トルク770Nmを発生する3996cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジンの4.0TFSIを搭載。足回りには連続可変連続可変アダプティブダンピングシステムを備えるアダプティブエアサスペンションプラスを組み込む

▲SQ7は最高出力507ps/最大トルク770Nmを発生する3996cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジンの4.0TFSIを搭載。足回りには連続可変連続可変アダプティブダンピングシステムを備えるアダプティブエアサスペンションプラスを組み込む

 

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