ルノー・ジャポンは8月22日、フレンチコンパクトカーのトゥインゴのマイナーチェンジを実施し、同日より発売した。車種展開はトゥインゴEDCの1グレード構成。車両価格は195万円に設定する。
▲ルノー・トゥインゴEDC 価格:6SMT195万円 全長3645×全幅1650×全高1545mm 車重1020kg 乗車定員4名 フロントセクションにはルノー・ブランドを象徴するCシェイプLEDランプやCシェイプウィンカー、新デザインのバンパーを採用。写真のボディカラーは新色のジョンマンゴー
トゥインゴは伝統と新しさが調和する街、パリが育んだデザインと、細い路地や急な坂道が多いパリの街を駆け抜ける高い小回り性能、そしてきびきびとした走りが特徴のフレンチコンパクトカーだ。今回のマイナーチェンジでは、最新のパリのデザインやライフスタイルに調和する、より洗練された造形へと切り替わったことが訴求点である。
▲リアビューではCシェイプのLEDランプや新デザインのバンパーなどを採用して洗練度をアップ。左リアフェンダーには新たに吸気用のエアインテークを設置した
まずエクステリアでは、フロントセクションにルノー・ブランドを象徴するCシェイプLEDランプやCシェイプウィンカー、そして新デザインのバンパーを組み込み、新しいパリを思わせる洗練された印象の造形に仕立てる。また、フロントバンパーに配したスリットから取り入れられた空気がフロントホイールハウスに抜けることで、空気抵抗を効果的に低減した。一方でリアビューについても、CシェイプのLEDランプや新デザインのバンパーなどの採用により、フロント部と同様、洗練度を着実にアップ。左リアフェンダーには、新たに吸気用のエアインテークを設置した。サイド部では、ポップなドット柄に一新したストライプが印象的。足もとの15インチアロイホイールも、個性をより際立たせる造形に刷新した。
▲サイド部にはポップなドット柄に一新したストライプを装着。足もとの15インチアロイホイールも個性をより際立たせるデザインに刷新した。タイヤサイズは前165/65R15、後185/60R15サイズ
ボディカラーに関しては、新色のジョンマンゴーを始め、ブルードラジェ/ヴェールピスタッシュ/ブランクリスタル/ルージュフラム・メタリックという新しいパリをイメージさせる5タイプのカラフルな外装色をラインアップ。ボディ同色のドアミラーやリアスポイラー、ブラックサイドプロテクションモールといったアイテムも標準で装備している。
▲ダッシュボードにはマルチメディア「EASY LINK(イージーリンク)」機能を持つ7インチタッチスクリーンを新装備した
内包するインテリアは、ブラン(白)のカラーリングやライトグレーのファブリックシートなどで明るくお洒落なキャビン空間を創出する。また、ダッシュボードにはマルチメディア「EASY LINK(イージーリンク)」機能を持つ7インチタッチスクリーンを装備。このEASY LINKはApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、スマートフォンのミラーリング機能により、7インチタッチスクリーンでスマートフォン内の各種機能にアクセスできるほか、SiriやGoogleアシスタントを利用した音声での操作も可能とした。さらに、センターコンソールには2つのUSBポートとAUX入力に加えて、ECOモードスイッチ、ストップ&スタート機能OFFスイッチをまとめ、使い勝手を効果的にアップ。センターコンソールには、ポケットタイプの収納を新装備した。
▲ブランのカラーリングやライトグレーのファブリックシートなどを採用して明るくお洒落なキャビン空間を創出した
RR(リアエンジン・リアドライブ)レイアウトのパワートレインは基本的に従来と共通で、897cc直列3気筒DOHC12Vターボエンジン(92ps/135N・m)+6速EDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)を搭載する。ただし、室内のシフトノブについては新デザインに変更した。また、安全機能も拡充され、フロントカメラで車両前方の白線を検知して車線をはみ出しそうになった際にアラームで注意を促す車線逸脱警報(LDW)と、走行中にタイヤの空気圧低下を感知するとメーターパネルの表示灯が点灯してドライバーに異常を知らせるタイヤ空気圧警報を新たに組み込んだ。
▲RRレイアウトのパワートレインは基本的に従来と共通で、897cc直列3気筒DOHC12Vターボエンジン(92ps)+6速EDCを搭載する