TOYOTA GAZOO Racingは、11月26日、スープラの一部改良と、特別仕様車 「A90 Final Edition」を発表した。現行スープラの生産は終了が予定されている。一部改良モデルは2025年春以降に日本、欧州、オーストラリアなど、グローバルで順次導入を予定。A90 Final Editionは、欧州と日本で販売。欧州は2025年春、日本での発売時期は現在検討中。一部改良は3Lモデルが対象で、パワートレーン、ブレーキ、シャシー等の強化・改良がされ、外装についても空力バランスをリファインするための変更がされている。ファイナルエディションについては387psから435psに強化されたエンジン、冷却、ブレーキ系の強化などGT4マシンから得たノウハウを活かした、メーカーチューン仕様だ。価格等、詳細は未定。
トヨタは11月28日、RAV4を一部改良し、ガソリン/HEV車を12月16日、PHEV車を2025年1月6日に発売すると発表した。主な変更点としては、好評なメーカーオプションを一部グレードに標準化、全車を4WD化(HEV車はE-Four)など。価格は323万7300円~。
LEXUSは10月31日、LBXに「Elegant」(エレガント/420万~446万円)を追加設定し発売を開始した。「Elegant」は、クリーンかつ温かみを感じる次世代モダンインテリア空間を表現したグレード。カラーラインアップやタイヤホイールなど一部仕様を新たに設定した。
マツダは、12月9日「MAZDA CX-60」を商品改良し、予約受注を開始した。販売開始は2025年2月21日を予定。主な変更点は、ハンドリングの良さを維持しながら、乗り心地を向上、スポーティさを際立たせた外装の新グレード「XD SP」と、アウトドア装備を充実させた特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」を追加。価格は326万7000円~(PHEVモデルは2025年3月中旬発売予定)
マツダは10月31日、MX-30(293万5900円~521万1800円)を商品改良し発売した。車内置き去り事故を防止する新機能や、センターディスプレイの大型化により安全性・利便性が向上。また専用内装が印象的な特別仕様車Retro Sports Edition(レトロスポーツエディション)を新設定する。
SUBARUは、12月5日に、新型「クロストレック」e-BOXER(ストロングハイブリッド)を発表。 e-BOXER S-HEVシステムは、新開発の2.5リッター水平対向エンジン(160ps/209Nm)とモーター(119.6ps/270Nm)、そして4.3Ahのリチウムイオン電池でシステムを構成。トヨタの技術をベースに、スバルならではの工夫を盛り込んでいる。価格は383万3500円~。
SUBARUは、12月12日に、「レヴォーグ レイバック」の一部改良モデルを発表した。リミテッドEXをベースにした特別仕様車、ブラック・セレクション(424万6000円)が追加されている。全車の改良点は、スバルがライバルをリードする安全面の充実。「ドライバーモニタリングシステム」と「ドライバー異常時対応システム」の連携を強化した。長時間のステアリング無操作だけでなく、ドライバーの脇見や居眠りでもドライバー異常時対応システムが作動するように改良している。価格は399万3000円~。
SUBARUは、12月12日に、「レヴォーグ」の一部改良モデルを発表。今回の改良では、一部グレードのインテリアデザインを変更。また、「Black Interior Selection」は、ブラックルーフ&ピラートリムを装備することで、より大人な落ち着きを感じさせるデザインとした。運転支援に関連する装備では、「ドライバーモニタリングシステム」と「ドライバー異常時対応システム」の連携を強化。 価格は363万円~。
SUBARUは、12月12日に、「WRX S4」の一部改良モデルを発表した。
今回の改良では、「STI Sport R EX」のホイールデザインを、切削光輝からブラック塗装へ変更。また、ボルドー/ブラック本革シートの配色やボディカラー展開を変更している。運転支援に関連する装備では、「ドライバーモニタリングシステム」と「ドライバー異常時対応システム」の連携を強化した。特別仕様車「STI Sport R-Black Limited」を新たに設定した。 価格は447万7000円~。
[日産]
日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社は12月19日、ノート オーラ「AUTECH」のスポーティグレード「AUTECH SPORTS SPEC」を新たに設定し、日産の販売会社を通じて2025年2月4日に発売すると発表した。「MICHELIN e·PRIMACY」や、パフォーマンスダンパー、大型のルーフスポイラーなどを採用、加速フィールを司るコンピュータなども専用仕様とした。価格は 319万 8800円。
[ダイハツ]
ダイハツは、トールを安全性能の向上など、一部仕様変更し12月9日より発売した。原材料価格の高騰などにより価格改定も実施している。価格は174万2400円~。
■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』に掲載されています。