アクティブドライバーの理想形、SUBARUクロストレックe-BOXERストロングHV登場! 力強くタフな走りと満タンで1100km以上走る優れた燃費が魅力

SUBARUクロストレック・プレミアムS:HEV EX/価格:7CVT 405万3500円(ルーフレール装着車410万8500円)。ストロングハイブリッドは新開発2.5リッターボクサーと高出力モーターの組み合わせ。WLTCモード燃費は18.9km/リッター。満タン時の航続距離は1100kmオーバー

SUBARUクロストレック・プレミアムS:HEV EX/価格:7CVT 405万3500円(ルーフレール装着車410万8500円)。ストロングハイブリッドは新開発2.5リッターボクサーと高出力モーターの組み合わせ。WLTCモード燃費は18.9km/リッター。満タン時の航続距離は1100kmオーバー

スポーティカーの走りと、タフなAWD性能、そして優れた燃費性能を実現。凄いぞSUBARU!

 SUBARUは2024年12月5日、期待のストロングハイブリッド(S-HEV)モデル、クロストレック・プレミアムS:HEV(383万3500円)と同プレミアムS:HEV EX(405万3500円)を発表した。従来からのクロストレックの上級バージョンという位置付けで、新開発S-HEVならではのパワフルで俊敏な走りと、燃費をはじめとする優れた環境性能が魅力になる。

走り

透視図

 e-BOXER S-HEVシステムは、新開発の2.5リッター水平対向エンジン(160ps/209Nm)とモーター(119.6ps/270Nm)、そして4.3Ahのリチウムイオン電池でシステムを構成。HV分野で世界をリードするトヨタの技術をベースに、スバルならではの工夫を盛り込むことで、従来にない走りの世界を実現した。走行状況に応じて動力源のエンジンとモーターを効率よく使い分けるシリーズ・パラレル方式を採用し高い加速性能を実現。さらにスバル独自のシンメトリカルAWDの美点を継承。前後輪をプロペラシャフトでつなげる機械式AWDとすることで、圧倒的な走破性を身につけた。

 クロストレックは従来はマイルドHV仕様のみ。電動化の潮流にやや遅れていた印象もあった。しかし今回のS-HEVは、ライバルと同等以上の実力の持ち主。とくに環境性能面だけでなく、クルマ本来の走りの実力をグッと引き上げた点がポイントだ。その力強い加速性能と伸びやかな走りはスポーティカーに匹敵し、雪道やラフロードを物ともしないフットワークは本格SUVレベル。真の意味でドライバーの行動の自由とわがままに応えるクロスオーバーといえる。

スタイル

インパネ

 気になるWLTCモード燃費は18.9km/リッター。燃料タンク容量が63リッターと大容量なこともあり、満タン時の走行可能距離は1190.7kmに達する。サスペンションも専用セッティング。リアダンパーロッドを延長するとともに、フリクションを低減しロードホールディング性と快適性をリファインしている。

 最新スバルだけに安全性能もハイレベル。上級版のEXは、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストに加え、ドライバー異常時対応システムを備えた「アイサイトX」を標準装備する。

 内外装は専用形状の18インチアルミが識別点。スバル車初の最大1500Wまで使用できるAC100Vアクセサリーコンセントをメーカーオプションで設定している。ちなみにS-HEVを含むクロストレック・シリーズは月販2100台を計画している。

SUBARUクロストレック・プレミアムS:HEV EX主要諸元

白

価格=405万3500円(ルーフレール装着車/410万8500円)
全長×全幅×全高=4480×1800×1575mm
ホイールベース=2670mm
最低地上高=200mm
車重=1660kg
エンジン(レギュラー仕様)=2498cc水平対向 4DOHC16V
エンジン最高出力=118kW(160ps)/5600rpm
エンジン最大トルク=209Nm(21.3kgm)/4000~4400rpm
モーター最高出力=88kW(119.6ps)
モーター最大トルク=270Nm(27.5kgm)
WLTCモード燃費=18.9km/リッター(燃料タンク容量63リッター)
サスペンション=前ストラット/後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=225/55R18+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.4m

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