シボレー・コルベットが一部仕様変更と車両価格の改定を実施

シボレーの旗艦スポーツカーのコルベットおよびコルベットZ06が新ボディカラーの設定やインテリア仕様の変更、オプション装備の拡充などを敢行。合わせて車両価格の引き上げを実施

 ゼネラルモーターズ・ジャパンは2024年12月19日、シボレー・ブランドの旗艦スポーツカーであるコルベットおよび高性能モデルのコルベットZ06の一部仕様変更と車両価格の改定を実施し、同日より販売を開始した。

▲シボレー・コルベットZ06(3LZ) 価格:2580万円 全長4685×全幅2025×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1720kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはセブリングオレンジティントコート

▲シボレー・コルベットZ06(3LZ) 価格:2580万円 全長4685×全幅2025×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1720kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはセブリングオレンジティントコート

 

新価格は以下の通り。

コルベット 2LTクーペ:1420万円

コルベット 3LTクーペ:1695万円

コルベット・コンバーチブル:1845万円

コルベットZ06 3LZクーペ:2580万円

▲シボレー・コルベット 3LTクーペ 価格:1695万円 全長4630×全幅1940×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1670kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはラピッドブルー

▲シボレー・コルベット 3LTクーペ 価格:1695万円 全長4630×全幅1940×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1670kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはラピッドブルー

▲シボレー・コルベット 2LTクーペ 価格:1420万円 全長4630×全幅1940×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1670kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはアークティックホワイト

▲シボレー・コルベット 2LTクーペ 価格:1420万円 全長4630×全幅1940×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1670kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはアークティックホワイト

▲シボレー・コルベット コンバーチブル 価格:1845万円 全長4630×全幅1940×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1700kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはシーウルフグレートライコート

▲シボレー・コルベット コンバーチブル 価格:1845万円 全長4630×全幅1940×全高1225mm ホイールベース2725mm 車重1700kg 乗車定員2名 写真のボディカラーはシーウルフグレートライコート

 

 まずコルベットについては、ボディカラーに新色のセブリングオレンジティントコートを設定し、ほかにトーチレッド、レッドミストメタリックティントコート、アークティックホワイト、リップタイドブルーメタリック、ラピッドブルー、シーウルフグレートライコート、ブラックという計8色を用意する。また、エクステリアに新デザインのリアスポイラーを採用し、よりダイナミックでアグレッシブな後ろ姿を創出した。

▲コルベット 2LT/3LTクーペ(写真・上)およびコンバーチブル(同・下)はボディカラーに新色のセブリングオレンジティントコートを追加設定

▲コルベット 2LT/3LTクーペ(写真・上)およびコンバーチブル(同・下)はボディカラーに新色のセブリングオレンジティントコートを追加設定

▲新デザインのリアスポイラーを採用して、よりダイナミックかつアグレッシブな後ろ姿を創出

▲新デザインのリアスポイラーを採用して、よりダイナミックかつアグレッシブな後ろ姿を創出

 

 インテリアについては、2LTクーペに装着するステアリングホイールのエアバッグのカバーを従来の樹脂製から3LTクーペと同様のステッチ入りレザータイプに変更して、質感を高めたことがトピック。また、3LT クーペとコンバーチブルのインテリアカラーにナチュラルとアドレナリンレッドディップドの2色を新たに追加し、全6色からの選択を可能とした。

▲2LTクーペに装着するステアリングホイールのエアバッグのカバーを従来の樹脂製から3LTクーペと同様のステッチ入りレザータイプに変更。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲2LTクーペに装着するステアリングホイールのエアバッグのカバーを従来の樹脂製から3LTクーペと同様のステッチ入りレザータイプに変更。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲3LTクーペとコンバーチブルのインテリアカラーにナチュラル(写真・上)とアドレナリンレッドディップド(同・下)の2色を追加

▲3LTクーペとコンバーチブルのインテリアカラーにナチュラル(写真・上)とアドレナリンレッドディップド(同・下)の2色を追加

 

 オプション装備の面では、時速40km/hまでであればフロントエンドを約50mmリフトアップさせることで、段差やスロープなどをストレスなく走行することが可能なフロントリフトハイトアジャスターを2LTクーペにオプションとして新たに追加。3LTクーペとコンバーチブルには標準で装備している。

▲フロントリフトハイトアジャスターを2LTクーペにオプションとして新設定

▲フロントリフトハイトアジャスターを2LTクーペにオプションとして新設定

 

 パワートレインについては基本的に従来を踏襲し、LT2型6156cc・V型8気筒OHV直噴VVTエンジン(最高出力502ps/6450rpm、最大トルク637Nm/5150rpm)+8速DCTを採用している。

▲パワーユニットは基本的に従来を踏襲し、LT2型6156cc・V型8気筒OHV直噴VVTエンジン(502ps/637Nm)を搭載

▲パワーユニットは基本的に従来を踏襲し、LT2型6156cc・V型8気筒OHV直噴VVTエンジン(502ps/637Nm)を搭載

 

 コルベットZ06の変更内容に話を移そう。まずボディカラーでは、従来のブラック、トーチレッド、アークティックホワイトの3色展開から、レッドミストメタリックティントコート、セブリングオレンジティントコート、リップタイドブルーメタリック、ラピッドブルー、シーウルフグレートライコートという5色を加えた計8色展開へと拡充。豊富なカラーバリエーションのアクセントとして、ドアミラーカバーはカーボンフラッシュメタリックに刷新する。また、インテリアカラーもジェットブラックの1色展開から、アドレナリンレッド、ナチュラル、スカイクールグレー、アドレナリンレッドディップド、ナチュラルディップドという5色を加えた計6色展開に変更した。

▲Z06のボディカラーでは従来のブラック、トーチレッド、アークティックホワイトの3色展開から、レッドミストメタリックティントコート、セブリングオレンジティントコート、リップタイドブルーメタリック、ラピッドブルー、シーウルフグレートライコートという5色を加えた計8色展開へと拡充

▲Z06のボディカラーでは従来のブラック、トーチレッド、アークティックホワイトの3色展開から、レッドミストメタリックティントコート、セブリングオレンジティントコート、リップタイドブルーメタリック、ラピッドブルー、シーウルフグレートライコートという5色を加えた計8色展開へと拡充

▲ドアミラーカバーをカーボンフラッシュメタリックに変更

▲ドアミラーカバーをカーボンフラッシュメタリックに変更

▲インテリアカラーは写真上よりジェットブラックの1色展開から、アドレナリンレッド、ナチュラル、スカイクールグレー、アドレナリンレッドディップド、ナチュラルディップドという5色を加えた計6色展開に刷新

▲インテリアカラーは写真上よりジェットブラックの1色展開から、アドレナリンレッド、ナチュラル、スカイクールグレー、アドレナリンレッドディップド、ナチュラルディップドという5色を加えた計6色展開に刷新。日本導入モデルのハンドル位置は右

 

 オプション装備の面では、魅力的な3つのオプションの組み合わせを新たに用意する。より軽量で耐フェード性にも優れる「Brembo製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ」は強力な制動力を発揮。セラミックブレーキ専用のオレンジキャリパーも組み込む。また、コルベット史上最高のダウンフォースを生み出し、抜群のコーナリング性能を提供する「Z07パフォーマンスパッケージ(ビジブルカーボンファイバーエアロパッケージ/専用チューンサスペンション/ミシュランPILOT SPORT CUP 2Rタイヤ)」を設定。さらに、バネ下重量のさらなる軽量化でZ06のポテンシャルを最大限に引き出す「ビジブルカーボンファイバーホイール」を選択可能とした。

▲より軽量で耐フェード性にも優れる「Brembo製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ」をオプションで用意

▲より軽量で耐フェード性にも優れる「Brembo製パフォーマンスカーボンセラミックブレーキ」をオプションで用意

▲コルベット史上最高のダウンフォースを生み出す「Z07パフォーマンスパッケージ(ビジブルカーボンファイバーエアロパッケージ/専用チューンサスペンション/ミシュランPILOT SPORT CUP 2Rタイヤ)」を設定

▲コルベット史上最高のダウンフォースを生み出す「Z07パフォーマンスパッケージ(ビジブルカーボンファイバーエアロパッケージ/専用チューンサスペンション/ミシュランPILOT SPORT CUP 2Rタイヤ)」を設定

▲バネ下重量のさらなる軽量化でZ06のポテンシャルを最大限に高める「ビジブルカーボンファイバーホイール」を用意

▲バネ下重量のさらなる軽量化でZ06のポテンシャルを最大限に高める「ビジブルカーボンファイバーホイール」を用意

 

 パワートレインは基本的に従来を踏襲し、C8.Rに採用するLT6R型と同時に開発されたLT6型5454cc・V型8気筒DOHCエンジン(最高出力646ps/8550rpm、最大トルク623Nm/6300rpm)+8速DCTを搭載。また、鮮やかな赤がエンジンルームを彩る「LT6レッドエンジンインテーク」を新たに組み込んでいる。

▲パワーユニットは基本的に従来を踏襲し、LT6型5454cc・V型8気筒DOHCエンジン(646ps/623Nm)を搭載。鮮やかな赤がエンジンルームを彩る「LT6レッドエンジンインテーク」を新たに組み込む

▲パワーユニットは基本的に従来を踏襲し、LT6型5454cc・V型8気筒DOHCエンジン(646ps/623Nm)を搭載。鮮やかな赤がエンジンルームを彩る「LT6レッドエンジンインテーク」を新たに組み込む

 

SNSでフォローする