ジープが7名乗り3列式シートを備えたミッドサイズSUVのコマンダーに特別仕様車の「コマンダー リミテッド テクノグリーン」を設定。ボディカラーに深いグリーンが特徴の限定色「テクノグリーンメタリックC/C」を採用するとともに、室内の開放感を高めるコマンドビュー デュアルペインパノラミックサンルーフを特別装備。販売台数は100台限定
Stellantisジャパンは2025年1月30日、7名乗りミッドサイズSUVのジープ・コマンダーに特別仕様車の「コマンダー リミテッド テクノグリーン(Commander Limited Techno Green)」をラインアップし、2月8日より発売すると発表した。車両価格は625万円の設定で、販売台数は100台の限定だ。
今回の特別仕様車は、通常モデルのコマンダー リミテッドをベースに、ボディカラーに深いグリーンが特徴の限定色「テクノグリーンメタリックC/C」を採用。また、コマンダーの人気オプションであるコマンドビューデュアルペインパノラミックサンルーフを特別装備して、室内の開放感を高めた。
7名乗り3列式シートで構成するインテリアに関してはベースモデルを踏襲し、エンペラドールブラウンの内装カラーにレザーシートを配備。機能装備としてフルカラー10.25インチマルチビューディスプレイやオーディオナビゲーションシステム(Uconnect)10.1インチタッチパネルモニター、プレミアムサウンドシステム(スピーカー9基/サブウーハー1基)、ワイヤレスチャージングパッド、ハンズフリーパワーリフトゲートなどを標準で採用している。
パワートレインもベース車と共通で、最高出力170ps/3750rpm、最大トルク350Nm/1750~2500rpmを発生し、排出ガス後処理装置として尿素SCRシステムを組み込む1956cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジンと電子制御式9速ATのトランスミッションを搭載。駆動系には電子制御式パワートランスファーユニット(PTU)によって走行速度にかかわらず滑らかに4×2と4×4が切り替わるJeepアクティブドライブや、スロットルコントロール、トランスミッションシフト、トランスファーケース、トラクションコントロールなど12種類の車両マネジメントシステムを連動させることであらゆる路面状況での高い走行安定性を実現し、合わせて任意で「SAND/MUD」「SNOW」「AUTO」という3つのドライブモードが選択できるセレクテレインシステム、急な下り坂を一定の低速で安全に走行できるヒルディセントコントロール(HDC)を組み込んでいる。