アルファロメオが現行のスポーツサルーンのジュリアとプレミアムSUVのステルヴィオの高性能バージョン「クアドリフォリオ」をベース車両とする最後のオーダーメイド型受注プログラム「The Last Call for Design Your Quadrifoglio」を本年2月7日から4月28日までの期間限定で実施。ユーザーの好みに合わせたボディカラーやルーフ仕様、ホイール仕様、ブレーキ仕様、シート仕様などが選択可能。販売台数はジュリアが60台、ステルヴィオが15台の限定
Stellantisジャパンは2025年2月7日、アルファロメオの現行スポーツサルーンのジュリアとプレミアムSUVのステルヴィオの高性能バージョン「クアドリフォリオ」をベース車両とする最後のオーダーメイド型受注プログラム「The Last Call for Design Your Quadrifoglio(ザ・ラストコール フォー デザイン ユア クアドリフォリオ)」を本年2月7日から4月28日までの期間で実施すると発表した。販売台数はジュリアが60台、ステルヴィオが15台の限定だ。
▲現行アルファロメオ・ジュリア/ステルヴィオをベースとする最後のカスタマイズプログラム「The Last Call for Design Your Quadrifoglio」が日本で実施。オーダー受付期間は本年2月7日から4月28日まで
「The Last call for Design Your Quadrifoglio」は2024年3月に実施した「Design Your Quadrifoglio」および現在開催中のジュリア・クアドリフォリオ 左ハンドルモデル対象の「Design Your Quadrifoglio」に続き、2891cc・V型6気筒DOHC24V直噴ツインターボエンジン(最高出力510ps/6500rpm、最大トルク600Nm/2550rpm)+電子制御式8速ATを搭載して後輪を駆動するジュリア・クアドリフォリオと、同ユニット(最大トルクの発生回転数は2500rpmにセット)にQ4(電子制御式4輪駆動システム)を組み合わせるステルヴィオ・クアドリフォリオを対象とした、オーダーメイド型受注プログラムのファイナルを飾る企画。ユーザーの好みに合わせたボディカラーやルーフ仕様、ホイール仕様、ブレーキ仕様、シート仕様などを選択可能とし、ジュリア・クアドリフォリオは96パターン、ステルヴィオ・クアドリフォリオは48パターンを提供する。カスタマイズ後の車両価格はジュリア・クアドリフォリオが1327万円~1594万円、ステルヴィオ・クアドリフォリオが1353万円~1593万円の設定だ。
▲カスタマイズプログラムは2891cc・V型6気筒DOHC24V直噴ツインターボエンジン(510ps/600Nm)+電子制御式8速ATを搭載して後輪を駆動するジュリア・クアドリフォリオと、同ユニットにQ4(電子制御式4輪駆動システム)を組み合わせるステルヴィオ・クアドリフォリオが対象
まずはジュリア・クアドリフォリオのプログラム内容から紹介していこう。
ボディカラーはこれまでジュリア・クアドリフォリオ スーパースポーツと「Giulia Design Your Quadrifoglio(左ハンドル)」でのみ選択可能であった、特別塗装色のエトナレッド(オプション価格30万円)を新たに追加したことがトピック。エトナレッドはアルファロメオのエレガンスとスポーティさを体現する特別な赤で、イタリアのシチリア島にあるヨーロッパ最大の活火山“エトナ山”から名付けられ、火山の溶岩や情熱的なイタリアン・スピリットを象徴する。3層コート仕上げにより光の当たり方によって異なる表情を見せ、アルファロメオのダイナミックなデザインと融合し、高級感を演出することも特徴だ。ボディカラーはほかにもアルファレッド(追加料金なし)、ブルカノブラック(オプション価格10万円)、ヴェズヴィオグレー(同10万円)、ミザーノブルー(同10万円)、モントリオールグリーン(同15万円)をラインアップする。一方、ルーフ仕様はボディカラー同色の標準アルミニウムルーフ(追加料金なし)と、強度と軽さを併せ持つ高品質なカーボンファイバールーフ(オプション価格35万円)を設定。また、ホイール仕様は19インチガンメタリック仕上げ5ホールデザインアルミホイール(追加料金なし)と、19インチダーク仕上げ軽量アルミホイール(オプション価格12万円)を用意する。さらに、ブレーキ仕様はクアドリフォリオ専用スポーツブレーキ/レッド仕上げブレーキキャリパー(追加料金なし)と、カーボンセラミックブレーキ/レッド仕上げブレーキキャリパー(オプション価格130万円)を設定。そして、シート仕様としてスポーツレザーシート(追加料金なし)と、スパルコ社製カーボンバケットシート(オプション価格60万円)を用意している。
ステルヴィオ・クアドリフォリオのプログラム内容に話を移そう。
ボディカラーはジュリアと同様、特別塗装色のエトナレッド(オプション価格30万円)を新たに追加したことが訴求点。ほかにアルファレッド(追加料金なし)、ブルカノブラック(オプション価格10万円)、ヴェズヴィオグレー(同10万円)、ミザーノブルー(同10万円)、モントリオールグリーン(同15万円)が選択できる。一方、ルーフ仕様はボディカラー同色の標準アルミニウムルーフ(追加料金なし)と、キャビンの開放感を高めるパノラマサンルーフ(オプション価格20万円)を設定。また、ブレーキ仕様はクアドリフォリオ専用スポーツブレーキ/レッド仕上げブレーキキャリパー(追加料金なし)と、カーボンセラミックブレーキ/レッド仕上げブレーキキャリパー(オプション価格130万円)を用意する。さらに、シート仕様はスポーツレザーシート(追加料金なし)と、スパルコ社製カーボンバケットシート(オプション価格60万円)を設定した。
なお、本モデル購入者には超高性能ドライビングシミュレーターでの特別な走行体験を提供する会員制施設「Alfa Romeo Driving Laboratory(アルファロメオ ドライビング ラボラトリー)」でのドライビング体験をプレゼントするという。