Q1=貴社のSUV作りにおける、「こだわり」と「個性」はどんなものですか。
回答者/三菱自動車工業 広報部 商品広報グループ 広報担当者さん
三菱自動車のSUVは、4WD車というジャンルやRV車という領域が世の中で確立され始めた1982年に、「三菱ジープ」を起源とする力強い走りと乗用車感覚の快適性を併せ持った多目的4WD車として「パジェロ」を発売。以降、四輪制御技術を磨き上げながらオンロードでもオフロードでも安全・安心・快適に走ることができるクルマとして、また、ドライバーの冒険心を呼び覚まし、家族や仲間と一歩先へ辿り着き、安全に帰ってこれる相棒としてさまざまなSUVを世に送り出してきました。
アウトランダーPHEVは、世界初のSUVタイプのPHEVとして2013年に発売し、動力性能と環境性能を併せ持ったPHEVシステムと、どんな路面でも安全・安心・快適にドライブできる四輪制御技術「S-AWC」といった、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデルです。
デリカD:5は、MPVとSUVを融合させた唯一無二のオールラウンドミニバンとして2007年に発売し、2019年のビッグマイナーチェンジを受けて今年で18年目になりますが、力強いエクステリアデザインと、ミニバンとは思えない悪路走破性で、今なお多くのお客様にアウトドアアクティビティを快適に楽しめるクルマとして好評をいただいています。
デリカミニは、広々とした室内空間と力強い走りを融合させたミニバン『デリカ』の名を冠した軽スーパーハイトワゴンとして2023年に発売。「カッコかわいい」デザインや、砂利道など未舗装路の運転も安心で快適な走行性能などを特長とし、日常からレジャーシーンまで家族や仲間と楽しく過ごせる時間を提供します。
Q2=各SUV(主に今回掲載モデル)が打ち出されている魅力と個性、ユーザーイメージを教えてください。
A2=
・アウトランダーPHEV
『アウトランダーPHEV』は、当社の電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、「威風堂堂」をコンセプトとした三菱自動車のフラッグシップモデルです。力強く存在感のある外観デザインとPHEVシステムを含めた動力性能や環境性能、ツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」からなる高い操縦安定性、3列7人乗りシートの採用による使い勝手の良さを特徴としています。今回の大幅改良では、これらのご好評いただいている部分はキープコンセプトとしながら、「洗練」と「上質」を重点項目とし正常進化させました。
ユーザーイメージは、40代を中心としたファミリー世代で、広い車内(3列シート)・荷室と、しっかりとした4WD性能をもつSUVに魅力を持っていて、何事にも積極的にチャレンジし、新しいことを体験していきたいという考えをお持ちの方です。
・デリカD:5
『デリカD:5』はMPVとSUVを融合させた三菱自動車らしい唯一無二のオールラウンドミニバンです。
三菱自動車独自のAWC(All Wheel Control)思想に基づいた4WDシステムで悪路走破性と走行安定性に優れ、どんな路面や天候でも自信をもって走れる高い走行性能が特長です。ユーザーイメージは、キャンプ、マリンスポーツ、ウィンタースポーツなどアクティブなライフスタイルを好むファミリー層で、どんな冒険からも家族と一緒に無事に帰ることができる相棒として『デリカD:5』をお選びいただいています。
ワイルドなキャンプサイトや林道などのラフロードでも安全・安心・快適に走ることができる走行性能のみならず、大きなアウトドア道具などもゆったり積み込める積載性や、家族みんなが乗れるゆとりのある室内空間にも魅力に感じていただいているようです。
・デリカミニ
『デリカミニ』は、広い室内空間と力強い走行性能を兼ね備えた軽スーパーハイトワゴンで、アウトドアから日常使いまで対応。『デリカ』らしいSUVスタイルと、大径タイヤと専用サスペンションの採用(4WDモデル)で未舗装路でも安心して走行性能を持つ。室内は後部座席も快適で、運転支援機能「マイパイロット」や「三菱 e-Assist」も搭載。家族や仲間との楽しい時間を提供するクルマです。
ユーザーイメージは、小さなお子様のいる30代―40代のご夫婦(共働き)で共にアウトドアレジャー好き、日常(仕事・子育て)も趣味も、楽しくおしゃれに両立させたい方と40代後半-50代男性〈妻・子供(自立)あり〉で、もともと好きだったアウトドアをこれからも無理せず気ままに楽しみ続けたいと望む方にご好評いただいています。