Q1=貴社のSUV作りにおける、「こだわり」と「個性」はどんなものですか。
回答者/トヨタ自動車 広報部 リレーション室 クルマG 広報担当者さん
●ヤリスクロス
・ヤリス・シリーズならではの「軽快な走り」「先進の安全・安心技術」「低燃費」を受け継ぎつつ、利便性にとどまらず、乗る人の個性やライフスタイルを彩る都市型コンパクトSUV として、新たな価値を提供するクルマ
・SUV ならではの力強さ、存在感を表現したバランスのよい洗練されたプロポーション
・ユーティリティ性にこだわり抜き、コンパクトの常識を超えた広い荷室空間でアクティブライフをサポート
・様々な路面状況に対応できる4WDシステムを、ガソリン車およびハイブリッド車に 採用
・ハイブリッド車は、SUVの常識を超えたクラス世界トップレベルの低燃費を実現
・多くの方が乗るコンパクトクラスだからこそ、「安全・安心」「快適・便利」な先進装備を多数搭載
・ドライバーのステアリング
・ブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストや、プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車および右左折時の対向方向からの横断歩行者検知機能を追加するなど、機能強化したToyota Safety Senseを搭載
●カローラクロス
・これからの時代に求められる機能・性能を凝縮した新しいカローラとして、シリーズ初のSUVが誕生
・アウトドアにも便利な広い室内空間と、都会的で上質な内外装デザインを採用。街乗りからレジャーまで幅広いシーンで活躍するカローラクロスならではの高いユーティリティ
・コンパクトSUVクラストップレベルの26.4㎞/Lの低燃費と、新開発のトーションビーム式リアサスペンションによる滑らかで気持ちの良い走りを実現
・ドライバーのステアリング
・ブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストや、プリクラッシュセーフティに交差点右折時の対向直進車および右左折時の対向方向からの横断歩行者検知機能を追加するなど、機能強化したToyota Safety Senseを搭載
・ハイブリッド車は、全ての電動モジュールを刷新した1.8Lハイブリッドシステムを採用し、低燃費
・高出力を実現。ガソリン車には従来の1.8Lエンジンから、低燃費
・高出力を実現する2.0Lダイナミックフォースエンジンに変更(23年10月改良時)
・SUVらしい力強さと洗練さを融合したデザイン
・あらゆるシーンに応える、クラストップレベルのラゲージスペース(580リッター)と、便利な気配り空間
・新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD(世界初採用)」による優れた走行性能
・最新の「Toyota Safety Sense」と、安全安心・快適便利な「コネクティッドサービス」
●ハリアー
・SUVのカテゴリーを超え、実用性や数値一辺倒ではない、人の心を優雅に満たしてくれるただひとつの存在を目指して開発
・主なポイントは
1)シンプルながらもエレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペフォルム
2)調光パノラマルーフから差し込む障子越しのような柔らかな日差しなど、心地良い上質な室内空間
3)ドライバーの目線の動きに着目し最適化されたサスペンションなどが 生み出す上質な乗り心地
4)デジタルインナーミラー
Q2=各SUVのターゲットユーザーを教えてください。
A2=
●ヤリスクロス
・トヨタのクルマにお乗りいただいているお客様では、アクアやヴィッツ等のコンパクト2BOXや、C-HR等のSUVからのお乗り換えのみならず、子育て後期で大きなサイズのクルマが不要になった3BOXやミニバンからの ダウンサイザー等、幅広いお客様からの乗り換えを促進していきたい
・トヨタ以外のお客様では、競合のコンパクトSUVをご検討されているお客様から乗り換えていただくことを期待している
・加えて、若いお客様に人気のSUVカテゴリーにおいて、ヤリスクロスの特長である、洗練されたデザインとコンパクトサイズの取り回しの良さ、コンパクトを超えた荷室利便性や最新の安全装備により、女性を含む、若年のお客様が1台目として購入いただくことを期待している
【ヤリスクロスの位置付け】
・トヨタSUVラインナップの中で、最もコンパクトな都市型SUV
・走り、利便性、安全性能など、すべてにおいてコンパクトSUVの既成概念を一新する都市型SUV
●カローラクロス
・トヨタのクルマにお乗りいただいているお客様では、アクアやヴィッツ等の コンパクト2BOXや、C-HR等のSUVからのお乗り換えのみならず、子育て 後期で大きなサイズのクルマが不要になった3BOXやミニバンからのダウン サイザー等、幅広いお客様からの乗り換えを促進していきたい
・トヨタ以外のお客様では、競合のコンパクト~ミドルクラスSUVをご検討 されているお客様から乗り換えていただくことを期待している
・また、人気のSUVカテゴリーにおいて、カローラ クロスは「広く快適な 室内空間」「多様な荷室アレンジで使い勝手のいいクラストップクラスの ラゲージスペース」「SUVらしいたくましさと都会的な洗練さを兼ね備えた デザイン」などの特徴を持ち、これからの時代に求められる新しいカローラ として、幅広いお客様に購入いただくことを期待している
【カローラクロスの位置付け】
・トヨタSUVラインナップの中で、とくに「高いユーティリティ(使い勝手)」と「SUVらしい力強さと都会的な洗練さを兼ね備えた内外装デザイン」を持つSUV
・車格は、ライズ・ヤリスクロスのコンパクトクラスと、ハリアー・RAV4のミドルクラスとの間
・同じGA-Cプラットフォーム採用のC-HRよりは車体が一回り大きいほか、デザイン重視のC-HRに対し、カローラクロスは高い実用性やSUVらしいデザインを採用
●RAV4
・30-40代を中心としたSUV検討層
・ミニバン保有、もしくは購入検討のファミリー層
【RAV4の位置付け】
・ミディアムSUV市場は、アーバン系SUVとアウトドア系SUVに2極化。
・RAV4は、SUVらしい力強いデザインとともに、優れた走破性を合わせ持つ、アウトドア系SUV(オンロード・オフロード両方で使える)
●ハリアー
・ミドル層から若年層まで、幅広い年齢層を想定。特に、物事の本質を 見極める力や拘りを持ち、デザインや質感を重視するお客様をイメージしています
【ハリアーの位置付け】
・TOYOTA SUVラインアップの中で、新型ハリアーは、成長著しく、また競合ひしめくミディアムSUV市場において、オンロードSUVの代表格としての強いブランドイメージを武器にSUV市場を牽引していく重要なモデル