輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2025年2月20日時点

 

[アウディ]

 アウディ・ジャパンは2月17日、プレミアムミッドサイズセダン&ワゴンのA4/S4シリーズをモデルチェンジした。合わせて車名をA5/S5シリーズに改称して、同日より日本でのリリースを開始。新世代の内燃機関プラットフォームであるPPCを導入し、新開発のハイブリッドシステム MHEV plusテクノロジーを組み込んだ2.0TDIおよび3.0TFSIなどを採用。価格帯は599万円~1060万円。初期限定モデルとしてA5/A5アバント“エディション ワン”は各75台、計150台限定。

▲パワートレインはA5 TFSI(110kW)に1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(150ps[110kW]/280Nm[28.6kg・m])+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して前輪を駆動(FF)。A5 TFSIクワトロ(150kW)は1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(204ps[150kW]/340Nm)+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)する

A5 TFSI(110kW)は2L直4DOHC直噴ターボエンジン(150ps/280Nm)、A5 TFSIクワトロ(150kW)は2L直4DOHC直噴ターボエンジン(204ps/340Nm)を搭載

▲A5 エディション ワン(写真・右) 価格:821万円(販売台数75台) A5アバント エディション ワン(同・左) 価格:846万円(販売台数75台) 足もとにはマルチスポークSデザイン ブラックメタリック&マットネオジムゴールドポリッシュト8.5J×20アルミホイール(Audi Sport)+245/35R20タイヤを装着

A5 エディション ワン(写真・右) 価格:821万円(販売台数75台) A5アバント エディション ワン(同・左) 価格:846万円(販売台数75台)

 

  アウディ ジャパンは2月19日、A3をベースとする高性能モデル、S3スポーツバック/S3セダンとRS3スポーツバック/RS3セダンのマイナーチェンジを実施した。S3は2.0TFSIエンジンの出力向上やトルクスプリッターとダイナミックプラスモードの採用、内外装の仕様変更、機能装備のアップデートなどを、5気筒エンジンの2.5TFSIを搭載するRS3はシャシーセットアップの最適化や内外装の仕様変更、機能装備のアップデートなどを実施している。価格は756万円~925万円。

▲パワーユニットには進化版“2.5TFSI”の2480cc直列5気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(400ps/500Nm)を搭載。駆動機構にはトルクスプリッターを組み込んだクワトロ(4WD)システムを採用する

RS3 セダン(写真)は、パワーユニットに進化版“2.5TFSI”直列5気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(400ps/500Nm)を搭載。駆動機構にはトルクスプリッターを組み込んだクワトロ(4WD)システムを採用する

 

[メルセデス・ベンツ]

 メルセデス・ベンツ日本は2月12日、メルセデスAMG独自開発の「メルセデスAMG GTクーペ」にトップハイパフォーマンスPHEVモデルの「メルセデスAMG GT 63 S Eパフォーマンス クーペ」をラインアップし、同日より発売した。パワートレインにはシステム総出力600kW/1420Nmを発生する4リットルV8ツインターボエンジン+電気モーターとAMG自社開発の高性能リチウムイオンバッテリー、AMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分4輪駆動システムの4MATIC+を搭載。車両価格は3085万円。

▲メルセデスAMG GT 63 S E PERFORMANCEクーペ 価格:3085万円 全長4730×全幅1985×全高1355mm ホイールベース2700mm 車重2150kg 乗車定員2(4)名 WLTCモード燃費8.3km/リットル EV走行換算距離(WLTCモード)13km 写真のボディカラーはMANUFAKTURハイパーブルーマグノ(マット)

メルセデスAMG GT 63 S E PERFORMANCEクーペ 価格:3085万円 全長4730×全幅1985×全高1355mm ホイールベース2700mm 車重2150kg 乗車定員2(4)名 WLTCモード燃費8.3km/リットル EV走行換算距離(WLTCモード)13km

[テスラ]

 テスラ・モデルYが魅力を一新。2025年4月にローンチエディション(595万〜683万9000円)の納車がスタートする。新しいモデルYはテスラの最新デザインランゲージに即したエクステリアとインテリアに生まれ変わっている。直線基調のシャープなボディパネル構成で世間を驚かせたサイバートラックに通じるサイバー感覚をアピールするモデルYは、ヘッドランプの造形を大きく変えて登場した。

[ボルボ]

 ボルボ・カー・ジャパンは2月13日、フラッグシップSUV「XC90」の商品改良を行い、同日より発売した。新デザインのフロントマスクやインテリアの採用、新ボディカラーの追加、機能装備のバージョンアップなどを図って、フラッグシップSUVとしての魅力度をアップ。価格は1019万円~1294万円。

▲全モデルで車体の一部に遮音材を追加。キャビン空間の静粛性をいっそう向上させる

全モデルで車体の一部に遮音材を追加。キャビン空間の静粛性をいっそう向上させる

[BMW]

 BMWジャパンは1月27日、新世代プレミアムミドルクラスワゴンの5シリーズ ツーリングに「523iツーリング」を追加設定し、同日より発売した。ユーザーへの納車は本年3月からを予定。パワートレインには新世代モジュール式高効率2リットル直列4気筒BMWツインパワーターボガソリン エンジンおよび48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。価格は840万円より。

▲BMW 523iツーリング Mスポーツ 価格:910万円 全長5060×全幅1900×全高1515mm ホイールベース2995mm 車重1810kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.3km/リットル

BMW 523iツーリング Mスポーツ 価格:910万円 全長5060×全幅1900×全高1515mm ホイールベース2995mm 車重1810kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.3km/リットル

[BYD]

 BYD Autoジャパンは1月24日、クロスオーバーSUVスタイルの電気自動車「シーライオン7」を本年4月に発売するとアナウンスした。シーライオン7は東京オートサロン2025の舞台で日本初公開されている。リアに最高出力230kW(308ps)/最大トルク380Nmを発生する永久磁石同期モーターおよびバッテリーマネジメント搭載の後輪駆動モデルのシーライオン7と、前述のユニットに最高出力160kW(215ps)/最大トルク310Nmを発生するフロントモーターを配した四輪駆動モデルのシーライオン7 AWDを設定。PHEV車両を日本に導入することもアナウンス。BYDは中期的にBEVとPHEVによる7~8モデル体制を日本で確立していくとのこと。

▲BYDがクロスオーバーSUVスタイルの電気自動車「シーライオン7」を本年4月に日本で発売すると予告

BYDがクロスオーバーSUVスタイルの電気自動車「シーライオン7」を本年4月に日本で発売すると発表

[ランドローバー]

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは1月17日、コンパクトSUVのレンジローバー・イヴォークのプラグインハイブリッド(PHEV)モデルに特別仕様車の「キュレイテッド エディション(CURATED EDITION)」をラインアップし、同日より受注を開始した。販売台数は計240台の限定だ。パワートレインに“INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(269ps/280Nm)+電気モーター(80kW/260Nm)+リチウムイオン電池+電子制御式8速ATで構成するプラグインハイブリッドシステム(総出力309ps/540Nm)を採用する通常モデルのDYNAMIC HSE P300eをベースに、デザイン性や快適性を高める人気のオプション装備を鋭意導入したことが特徴。価格は877万7000円~。

▲レンジローバー・イヴォークPHEV キュレイテッド エディションはパワートレインに “INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(269ps/280Nm)+電気モーター(80kW/260Nm)+リチウムイオン電池+電子制御式8速ATで構成するプラグインハイブリッドシステム(総出力309ps/540Nm)を搭載

レンジローバー・イヴォークPHEV キュレイテッド エディションはパワートレインに “INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(269ps/280Nm)+電気モーター(80kW/260Nm)+電子制御式8速ATで構成するプラグインハイブリッドシステム(総出力309ps/540Nm)を搭載

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは1月23日、ランドローバー・ディフェンダー110に日本独自の特別仕様車「ディフェンダー HAKUBA EDITION(ハクバ エディション)」を設定し、同日より予約受注を開始した。英国デザインチームが白馬の山々からインスピレーションを受けてデザインした。

▲ランドローバー・ディフェンダー110に日本独自の特別仕様車「ディフェンダー HAKUBA EDITION(ハクバ エディション)」を設定。ベース車は通常モデルのディフェンダー110 X-DYNAMIC SE D350で、パワートレインにはMHEVシステムを採用する“INGENIUM”2993cc直列6気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(350ps/700Nm)+副変速機付8速オートマチックを搭載

日本独自の特別仕様車「ディフェンダー HAKUBA EDITION」のベース車は通常モデルのディフェンダー110 X-DYNAMIC SE D350。パワートレインにはMHEVシステムを採用する3L直6DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(350ps/700Nm)。販売台数は150台限定で、価格は1130万9000円~。

[JEEP]

 Stellantisジャパンは1月16日、ジープの本格オフローダーのラングラー(Wrangler)に特別仕様車の「ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・アンヴィル」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は889万円で、販売台数は100台の限定。パワートレインに2L直4DOHC直噴ターボエンジン(272ps/400Nm)+電子制御式8速AT+ロックトラックフルタイム4×4システムを搭載する。通常モデルのラングラー・アンリミテッド・ルビコンをベースに、ボディカラーにラングラー・ルビコンとして初採用となるグレーの限定色“アンヴィルC/C”を採用。

▲ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・アンヴィル 価格:889万円 全長4870×全幅1930×全高1855mm ホイールベース3010mm 車重2110㎏ 乗車定員5名 ボディカラーにラングラー・ルビコンとして初採用となるグレーの限定色“アンヴィルC/C”を採用。販売台数は100台限定

ジープ・ラングラー・アンリミテッド・ルビコン・アンヴィル 価格:889万円 全長4870×全幅1930×全高1855mm ホイールベース3010mm 車重2110㎏ 乗車定員5名 ボディカラーに限定色“アンヴィルC/C”を採用。販売台数は100台限定

 
 Stellantisジャパンは1月30日、7名乗りミッドサイズSUVのジープ・コマンダーに特別仕様車の「コマンダー リミテッド テクノグリーン」をラインアップし、2月8日より発売すると発表。ボディカラーに深いグリーンが特徴の限定色「テクノグリーンメタリックC/C」を採用するとともに、室内の開放感を高めるコマンドビュー デュアルペインパノラミックサンルーフを特別装備。車両価格は625万円の設定で、販売台数は100台の限定

▲ジープ・コマンダー リミテッド テクノグリーン 価格:625万円 全長4770×全幅1860×全高1730mm ホイールベース2780mm 車重1890kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費14.4km/リットル ボディカラーに限定色のテクノグリーンメタリックC/Cを採用。販売台数は100台限定

ジープ・コマンダー リミテッド テクノグリーン 価格:625万円 全長4770×全幅1860×全高1730mm ホイールベース2780mm 車重1890kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費14.4km/リットル ボディカラーに限定色のテクノグリーンメタリックC/Cを採用。販売台数は100台限定

 

■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』に掲載されています。

 

 

 

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