FCAジャパンは8月28日、フィアットの創業120周年を祝う限定モデル「500スーパーポップ・チェントヴェンティ(500 Super Pop Centoventi)」を設定し、9月7日より発売すると発表した。車両価格は184万円で、販売台数は240台の限定だ。
▲フィアット500スーパーポップ・チェントヴェンティ(500 Super Pop Centoventi) 車両価格はベース車の500・1.2ポップの5SMT199万8000円に対して、5SMT184万円とバーゲンプライス。歴代「500」の"親しみやすさ"を反映した価格設定だという。写真のボディカラーはボサノバ・ホワイトで、販売台数は120台限定。ハンドル位置は右
今回の限定モデルは、車名のCentoventi(イタリア語で"120"を意味)が示す通り、フィアットの創業120周年を記念する500のスペシャルバージョンである。ベース車両は1240cc直列4気筒OHCエンジン(69ps/102N・m)+ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)トランスミッションのパワートレインを採用する500・1.2ポップで、ボディカラーはイタリア国旗をイメージした、ミント・グリーン(限定60台)、ボサノバ・ホワイト(同120台)、パソドブレ・レッド(同60台)の3色をラインアップする。また、ブランドカラーであるボルドーを基調とし、「120 CENTOVENTI」の文字とともに、1899年にフィアットが最初に世に送り出したモデル「FIAT 3 1/2HP」を描いた専用ステッカーを、フロントフェンダーとリアゲートに特別装備した。
▲ミント・グリーンは60台限定 ボディサイズは全長3570×全幅1625×全高1515mm/ホイールベース2300mm 車重990kg 乗車定員4名
▲パソドブレ・レッドは60台限定 パワートレインには1240cc直列4気筒OHCエンジン(69ps)+ATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)トランスミッションを採用する
その他のエクイップメントについては基本的にベース車と共通で、レザーステアリングホイール(オーディオ/ハンズフリーコントローラー付)やマルチファンクションディスプレイ、Apple CarPlay/Android Auto対応の7インチタッチパネルモニター付インフォテインメントシステム「Uconnect」、START&STOPシステムなどを標準で装備している。
▲フロントフェンダーに専用ステッカーの「120 CENTOVENTI」を装着。ブランドカラーであるボルドーを基調とする
▲リアゲート部にも専用ステッカーの「120 CENTOVENTI」を貼付。ステッカーに描かれているイラストは1899年にフィアットが最初に世に送り出したモデル「FIAT 3 1/2HP」