アウディのプレミアムミッドサイズセダン&ワゴン「A4」シリーズがモデルチェンジで車名を「A5」シリーズに改称

アウディがA4/S4シリーズの後継モデルとなるA5/S5シリーズを日本で発売。新世代の内燃機関プラットフォームであるPPCを導入したうえで、よりダイナミックで筋肉質なエクステリアデザイン、先進機能を満載したヒューマン セントリック デザインのインテリア、新開発のハイブリッドシステム MHEV plusテクノロジーを組み込んだ2.0TDIおよび3.0TFSIなどを採用し、プレミアムミッドサイズセダン&ワゴンとしての魅力度を大幅アップ。生産初期グローバル限定モデルとしてA5/A5アバント“エディション ワン”も同時発売

 アウディ・ジャパンは2025年2月17日、プレミアムミッドサイズセダン&ワゴンのA4/S4シリーズをモデルチェンジし、合わせて車名をA5/S5シリーズに改称して、同日より日本でのリリースを開始。また、生産初期グローバル限定モデルとしてA5/A5アバント“エディション ワン(edition one)”を各75台、計150台限定で同時発売した。

▲アウディA5 TFSIクワトロ(150kW) 価格:681万円 全長4835×全幅1860×全高1455mm ホイールベース2895mm 車重1800kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.2km/リットル 写真はadvancedパッケージ(23万円)装着車で、ボディカラーはフロレットシルバーメタリック

▲アウディA5 TFSIクワトロ(150kW) 価格:681万円 全長4835×全幅1860×全高1455mm ホイールベース2895mm 車重1800kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.2km/リットル 写真はadvancedパッケージ(23万円)装着車で、ボディカラーはフロレットシルバーメタリック

車種展開および車両価格は以下の通り。

【セダン】

A5 TFSI(110kW):599万円

A5 TFSIクワトロ(150kW):681万円

A5 TDIクワトロ(150kW):価格後日発表予定

S5(270kW):1035万円

A5 エディション ワン(150kW、クワトロ):821万円(販売台数75台)

【アバント】

A5アバント TFSI(110kW):624万円

A5アバント TFSIクワトロ(150kW):706万円

A5アバント TDIクワトロ(150kW):価格後日発表予定

S5アバント(270kW):1060万円

A5アバント エディション ワン(150kW、クワトロ):846万円(販売台数75台)

▲アウディA5 TFSI(110kW) 価格:599万円 全長4835×全幅1860×全高1455mm ホイールベース2895mm 車重1750kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.4km/リットル 写真のボディカラーはアルコナホワイト

▲アウディA5 TFSI(110kW) 価格:599万円 全長4835×全幅1860×全高1455mm ホイールベース2895mm 車重1750kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.4km/リットル 写真のボディカラーはアルコナホワイト

▲アウディS5(270kW) 価格:1035万円 全長4835×全幅1860×全高1435mm ホイールベース2895mm 車重1980kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.4km/リットル 写真のボディカラーはアスカリブルーメタリック

▲アウディS5(270kW) 価格:1035万円 全長4835×全幅1860×全高1435mm ホイールベース2895mm 車重1980kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.4km/リットル 写真のボディカラーはアスカリブルーメタリック

 従来のA4/S4シリーズの成功の歴史を引き継ぐ新しいモデルシリーズで、アウディの電動化戦略に沿うモデルレンジの再構築において重要なポジションに就く新型A5/S5シリーズは、電動リアハッチゲートを備えたセダンタイプと、ステーションワゴンタイプのアバントの2ボディをラインアップ。新世代の内燃機関プラットフォームであるPPC(プレミアム プラットフォーム コンバッション)を初めて採用したうえで、よりダイナミックで筋肉質なエクステリアデザイン、先進機能を満載したヒューマン セントリック デザインのインテリア、新開発のハイブリッドシステム MHEV plusテクノロジーを組み込んだ2.0TDIエンジンと3.0TFSIエンジンなどを導入して、プレミアムミッドサイズセダン&ワゴンとしての魅力度を大幅に高めたことが特徴である。

▲アウディA5アバント TFSIクワトロ(150kW) 価格:706万円 全長4835×全幅1860×全高1470mm ホイールベース2895mm 車重1820kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.1km/リットル 写真はS lineパッケージ(44万円)装着車で、ボディカラーはホライズンブルーメタリック

▲アウディA5アバント TFSIクワトロ(150kW) 価格:706万円 全長4835×全幅1860×全高1470mm ホイールベース2895mm 車重1820kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.1km/リットル 写真はS lineパッケージ(44万円)装着車で、ボディカラーはホライズンブルーメタリック

▲アウディA5アバント TFSI(110kW) 価格:624万円 全長4835×全幅1860×全高1470mm ホイールベース2895mm 車重1760kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.3km/リットル 写真のボディカラーはミトスブラック

▲アウディA5アバント TFSI(110kW) 価格:624万円 全長4835×全幅1860×全高1470mm ホイールベース2895mm 車重1760kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.3km/リットル 写真のボディカラーはミトスブラック

▲アウディS5アバント(270kW) 価格:1060万円 全長4835×全幅1860×全高1450mm ホイールベース2895mm 車重1990kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.3km/リットル 写真のボディカラーはデイトナグレーパールエフェクト

▲アウディS5アバント(270kW) 価格:1060万円 全長4835×全幅1860×全高1450mm ホイールベース2895mm 車重1990kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.3km/リットル 写真のボディカラーはデイトナグレーパールエフェクト

 まずA5シリーズのエクステリアは、より立体的で彫りの深い、エッジを減らした連続的な面構成による力強い抑揚をもつスタイリングに刷新する。ホイールベースは先代のA4より70mmほど長く(2895mm)、一方でリアのオーバーハングは短くとり、ロングノーズ&ショートデッキのスポーティでプレミアムなシルエットを創出。新世代の縦置き内燃エンジンモデルの特徴的なレイアウトで、進化したダイナミズムと新しいプレミアム感を具現化した。

 また、電動リアハッチゲートを備えるセダンタイプは、スポーティでコンパクトに見えるグリーンハウスが後部に向かって大きく弧を描いて、クーペのように幅の浅いリアウィンドウにシームレスに流れ込み、視覚的に短いテールゲートに際立つスポイラーリップまで続く。ルーフライン後半の弧を描くデザインは、Audi Designのアイコンモデルである初代アウディTTをイメージさせる。電動リアハッチはリアウィンドウとともに開閉し、広い開口部によりラゲッジルームへのアクセスが容易で、デザインと機能性を高度に共存させた。一方でアバントは、ダイナミックで引き締まったルーフラインが、シームレスに統合されたルーフスポイラーに融合し、スポーティでフラットなリアウィンドウをカバー。鋭く傾斜するDピラーと相まって、ダイナミックなサイドビューを印象づけている。

 フロントビューは、従来以上にフラットで幅広なプロポーションのシングルフレームと、立体的なハニカムパターンを採用したことがトピック。細く精密に描かれた新造形のヘッドライトと合わさって、精悍かつ印象的な表情を形成する。ヘッドライト自体には、ダイナミックターンインディケーター付きマトリクスLEDヘッドライトと8パターンから選択可能なデジタルデイタイムランニングライトを配備した。また、フロントバンパーとフェンダーを統合し、その中にヘッドライトを収めた“ソフトノーズ”を導入して、斬新なフロントエンドのイメージを強調。さらに、前後ホイールのショルダー部分の力強いブリスターフェンダーは、初代アウディ・クワトロのウア クワトロ(Ur-quattro)を彷彿とさせる、Audi Design DNAの明確な要素に昇華させた。

 リアセクションは、スポーティでエモーショナルなデザインとインテリジェントなテクノロジーを融合させたことが訴求点。彫刻的なデザインと立体的に配置した連続するライトストリップを組み合わせることで、存在感と視覚的なダイナミズムを持った後ろ姿を創出する。ダークディフューザーを備えたクリアでモダンなデザインのバンパーと、長方形のエグゾーストパイプ一体型のディフューザーのアレンジも印象的だ。また、リアコンビネーションライトには新造形のダイナミックターンインディケーター付きLEDタイプを採用。オプションとして、MMIから8パターンの選択が可能なダイナミックターンインディケーター付きの第2世代デジタルOLEDリアライトを用意している。

 足もとについては、A5 TFSI(110kW)に5ツインスポーク7J×17アルミホイール+205/60R17タイヤを、A5 TFSIクワトロ(150kW)に5ツインスポーク7.5J×17アルミホイール+225/60R17タイヤを標準装備。オプションとして、5アームツイストデザイン8J×18アルミホイール+235/45R18タイヤ(advancedパッケージ)や5ツインVスポーク グラファイトグレーポリッシュト8J×19アルミホイール+245/40R19タイヤ(S lineパッケージ)などを設定している。

▲ダイナミックターンインディケーター付マトリクスLEDヘッドライト/デジタルデイタイムランニングライトを標準装備

▲ダイナミックターンインディケーター付マトリクスLEDヘッドライト/デジタルデイタイムランニングライトを標準装備

▲新デザインのダイナミックターンインディケーター付 LEDリアコンビネーションライトを採用。第2世代デジタルOLEDリアライトはオプションで選択可

▲新デザインのダイナミックターンインディケーター付 LEDリアコンビネーションライトを採用。第2世代デジタルOLEDリアライトはオプションで選択可

▲A5 TFSI(110kW)に5ツインスポーク7J×17アルミホイール+205/60R17タイヤを、A5 TFSIクワトロ(150kW)に5ツインスポーク7.5J×17アルミホイール+225/60R17タイヤを装着

▲A5 TFSI(110kW)に5ツインスポーク7J×17アルミホイール+205/60R17タイヤを、A5 TFSIクワトロ(150kW)に5ツインスポーク7.5J×17アルミホイール+225/60R17タイヤを装着

▲オプションとして5アームツイストデザイン8J×18アルミホイール+235/45R18タイヤ(advancedパッケージ)などを設定

▲オプションとして5アームツイストデザイン8J×18アルミホイール+235/45R18タイヤ(advancedパッケージ)などを設定

 インテリアに関しては、4つのポイントでデザインしたことが特徴。具体的には、ユーザーの必要な情報にフォーカスした設計を取り入れたヒューマン セントリック デザイン(乗員中心のデザイン)、MMIディスプレイをドライバーとパッセンジャーのそれぞれに独立して配し、同時に鮮明に見えるように設定したデジタルステージ、機能的な観点から選択して広々とした空間感覚と高い快適性を実現したマテリアル ドリブン デザイン(素材に基づくデザイン)、各機能のレイアウトがクリアで操作しやすく、どんな状況においても全体を把握しやすい設計を施した視覚的に明快なデザイン、といったデザイン項目を採用してユーザーエクスペリエンスをいっそう向上させる。また、ダブルスポークレザーステアリングホイール(マルチファンクションパドルシフト付)やアーティフィシャルレザーのインテリアエレメンツおよびラップアラウンドインテリアエレメンツ、レーザーストラクチャー ブラックのデコラクティブパネル、マットブラックのセンターコンソールサーフェス、アルミニウムのドアシルトリムなどを採用して、上質かつエレガントなキャビン空間に仕立てた。

 インフォテインメントシステムの進化も図る。新しい操作コンセプトは、E³電子アーキテクチャーバージョン1.2により操作性とコミュニケーション機能を向上させ、ユーザーのデジタルネットワークにシームレスに統合。デジタルステージは11.9インチのAudi バーチャルコックピットプラスと、14.5インチのMMIタッチディスプレイで構成し、さらにダッシュボードのデザインに完璧に統合された、各種MMIの情報表示や操作が可能な助手席用10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイをオプションで設定する。また、カスタマイズが可能な進化したヘッドアップディスプレイをオプションとして用意した。ほかにも、Bang&Olufsen 3Dプレミアムサウンドシステム(16スピーカー)とフロントヘッドレストスピーカーなどで構成するラグジュアリーパッケージや、ポリマー分散液晶(PDLC)フィルムを用いた技術により直接の日光を最小限に抑えて車内温度の上昇を抑制するスマートパノラマガラスルーフ、アンビエントライティングプロ/ダイナミックインタラクションライトで構成するライティングパッケージなどをオプションで設定している。

 シートについては前席に電動調整機能やランバーサポート、ヒーター機構などを組み込んだスタンダードシートを、ロングホイールベース化によって足もとの空間が広がった後席には分割可倒式シートを装着し、表皮にはレザー/アーティフィシャルレザーを採用。S lineパッケージには前席スポーツシートを設定している。

▲インテリアはヒューマン セントリック デザイン(乗員中心のデザイン)、デジタルステージ、マテリアル ドリブン デザイン(素材に基づくデザイン)、視覚的に明快なデザイン、という4つのデザイン項目を採用。写真はA5 TFSIクワトロ(150kW)のインテリア。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲インテリアはヒューマン セントリック デザイン(乗員中心のデザイン)、デジタルステージ、マテリアル ドリブン デザイン(素材に基づくデザイン)、視覚的に明快なデザイン、という4つのデザイン項目を採用。写真はA5 TFSIクワトロ(150kW)のインテリア。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲11.9インチAudi バーチャルコックピットプラスを採用

▲11.9インチAudi バーチャルコックピットプラスを採用

▲14.5インチMMIタッチディスプレイを装備

▲14.5インチMMIタッチディスプレイを装備

▲助手席前10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイはオプションで用意

▲助手席前10.9インチMMIパッセンジャーディスプレイはオプションで用意

▲スチールグレーステッチを配したレザー/アーティフィシャルレザー表皮のシートを装着

▲スチールグレーステッチを配したレザー/アーティフィシャルレザー表皮のシートを装着

▲S lineパッケージ装着車は前席にレザー/アーティフィシャルレザー表皮のスポーツシートを配備

▲S lineパッケージ装着車は前席にレザー/アーティフィシャルレザー表皮のスポーツシートを配備

 パワートレインはA5 TFSI(110kW)に1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTG (可変タービンジオメトリー)ターボエンジン(最高出力150ps[110kW]/3900~6000rpm、最大トルク280Nm[28.6kg・m]/1400~3600rpm)+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して前輪を駆動(FF)し、一方でA5 TFSIクワトロ(150kW)は1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(最高出力204ps[150kW]/4300~6000rpm、最大トルク340Nm[34.7kg・m]/2000~4000rpm)+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)。そして、A5 TDIクワトロ(150kW)は新開発の48ボルトMHEV plusシステムを組み込む1968cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルインタークーラー付ターボエンジン(最高出力204ps[150kW]/ 3800~4200rpm、最大トルク400Nm/1750~3250rpm)+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)する。MHEV plusシステムは、従来のMHEVシステムと比べてCO2排出量と燃料消費をいっそう低減。システムを構成するPTG(パワートレインジェネレーター)はトランスミッションのアウトプットシャフトに接続され、内燃機関の出力に最大18kWの電力を追加し、減速時には最大25kWのエネルギーを回生する。その結果、特定の条件下では完全な電動走行も可能で、燃料消費の削減に寄与。さらに、電動エアコンプレッサー作動時には車両信号待ちで停止した際など内燃機関がオフになっているときでも、空調システムが作動する。また、ブレーキペダルとブレーキの油圧システムが完全に切り離されているiBRS(統合型ブレーキ制御システム)の採用により、初期の減速は摩擦ブレーキを使わずに回生ブレーキのみで行い、ブレーキペダルを踏み込むと摩擦ブレーキが作動する仕組みとした。燃費面では、欧州参考値で最高20.0km/リットルを実現している。

 シャシー面に関しては、セッティングを見直した前後5リンク式マルチリンクのサスペンションを採用するとともに、プログレッシブステアリングを配備して、正確かつニュートラルなハンドリングと快適な乗り心地を実現。オプションとして、ダンピングコントロール付きのSスポーツサスペンションを設定している。

▲パワートレインはA5 TFSI(110kW)に1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(150ps[110kW]/280Nm[28.6kg・m])+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して前輪を駆動(FF)。A5 TFSIクワトロ(150kW)は1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(204ps[150kW]/340Nm)+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)する

▲パワートレインはA5 TFSI(110kW)に1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(150ps[110kW]/280Nm[28.6kg・m])+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して前輪を駆動(FF)。A5 TFSIクワトロ(150kW)は1984cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(204ps[150kW]/340Nm)+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)する

 高性能モデルのS5およびS5アバントの内容に話を移そう。

 エクステリアについては前述のA5の基本スタイルをベースとしたうえで、アルミニウムルックのエクステリアミラーハウジングや新造形のダイナミックターンインディケーター付きLEDリアコンビネーションランプ、アコースティックガラス(フロントサイド)などを標準装備。足もとには5ツインVスポーク グラファイトグレーポリッシュト8J×19アルミホイール+245/40R19タイヤを標準で、5ツインスポーク ブラックメタリックポリッシュト8.5J×20アルミホイール(Audi Sport)+245/35R20タイヤなどをオプションで装着する。

 インテリアに関しては、フラットトップ&ボトム3スポークレザーステアリングホイール(マルチファンクションパドルシフト付)や電動チルト/テレスコピックステアリングコラム、カーボンツイルマイクロストラクチャーのデコラクティブパネル、グロスブラックのセンターコンソールサーフェス、アルミニウムSロゴ入りドアシルトリム、ステンレスペダルカバー、ブラックのヘッドライニング、マルチカラーアンビエントライティングなどを標準で採用。また、MMIパッセンジャーディスプレイ/電動チルト&テレスコピックステアリングコラム/前後シートヒーター/ステアリングヒーターなどで構成するテクノロジーパッケージプロを標準で組み込む。また、前席にはレザー/アーティフィシャルレザー表皮のスポーツシート(Sロゴ入り)を標準で、ファインナッパレザーのSスポーツシート(Sロゴ入り)をオプションで設定した。

 パワートレインは48ボルトMHEV plusシステムを組み込むとともに、可変タービンジオメトリー(VTG)付きターボチャージャーを初採用した2994cc・V型6気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(最高出力367ps[270kW]/5500~6300rpm、最大トルク550Nm[56.1kg・m]/1700~4000rpm)+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)。トルクベクタリングを備えたリアスポーツディファレンシャルも標準で装備する。また、シャシーにはダンピングコントロール付きSスポーツサスペンションを標準で組み込んだ。

▲S5(写真・上)およびS5アバント(同・下)はアルミニウムルックのエクステリアミラーハウジングや新造形のダイナミックターンインディケーター付きLEDリアコンビネーションランプ、アコースティックガラス(フロントサイド)などを標準装備。シャシーにはダンピングコントロール付きSスポーツサスペンションを組み込む

▲S5(写真・上)およびS5アバント(同・下)はアルミニウムルックのエクステリアミラーハウジングや新造形のダイナミックターンインディケーター付きLEDリアコンビネーションランプ、アコースティックガラス(フロントサイド)などを標準装備。シャシーにはダンピングコントロール付きSスポーツサスペンションを組み込む

▲足もとには5ツインVスポーク グラファイトグレーポリッシュト8J×19アルミホイール+245/40R19タイヤを標準で装着

▲足もとには5ツインVスポーク グラファイトグレーポリッシュト8J×19アルミホイール+245/40R19タイヤを標準で装着

▲オプションで5ツインスポーク ブラックメタリックポリッシュト8.5J×20アルミホイール(Audi Sport)+245/35R20タイヤなどを設定

▲オプションで5ツインスポーク ブラックメタリックポリッシュト8.5J×20アルミホイール(Audi Sport)+245/35R20タイヤなどを設定

▲フラットトップ&ボトム3スポークレザーステアリングホイールや電動チルト/テレスコピックステアリングコラム、カーボンツイルマイクロストラクチャーのデコラクティブパネル、グロスブラックのセンターコンソールサーフェス、ステンレスペダルカバーなどを標準で採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲フラットトップ&ボトム3スポークレザーステアリングホイールや電動チルト/テレスコピックステアリングコラム、カーボンツイルマイクロストラクチャーのデコラクティブパネル、グロスブラックのセンターコンソールサーフェス、ステンレスペダルカバーなどを標準で採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲前席にはレザー/アーティフィシャルレザー表皮のスポーツシート(Sロゴ入り)を装着

▲前席にはレザー/アーティフィシャルレザー表皮のスポーツシート(Sロゴ入り)を装着

▲パワートレインには48ボルトMHEV plusシステムを組み込むとともに、可変タービンジオメトリー(VTG)付きターボチャージャーを初採用した2994cc・V型6気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(367ps[270kW]/550Nm[56.1kg・m])+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)。トルクベクタリングを備えたリアスポーツディファレンシャルも標準で装備する

▲パワートレインには48ボルトMHEV plusシステムを組み込むとともに、可変タービンジオメトリー(VTG)付きターボチャージャーを初採用した2994cc・V型6気筒DOHC16V直噴ガソリンVTGターボエンジン(367ps[270kW]/550Nm[56.1kg・m])+7速Sトロニックトランスミッションを搭載して4輪を駆動(クワトロ)。トルクベクタリングを備えたリアスポーツディファレンシャルも標準で装備する

 最後に、A5/A5アバント“エディション ワン”の特徴を紹介しよう。

 ベースモデルはA5/A5アバントTFSIクワトロ(150kW)で、通常モデルではオプション設定のS lineパッケージやダークAudi rings&ブラックスタイリングパッケージ、ライティングパッケージ、テクノロジーパッケージプロを標準で採用。また、エクステリアにはマグネシウムグレのフロントエアインレットやディフューザートリムを特別装備し、足もとにはマルチスポークSデザイン ブラックメタリック&マットネオジムゴールドポリッシュト8.5J×20アルミホイール(Audi Sport)+245/35R20タイヤを装着する。さらに、内装にはパステルシルバーのインテリアカラーやバナジウムルックのインテリアエレメンツなどを特別に採用した。ボディカラーはマグネットグレーとグレイシアホワイトメタリックの2色を用意している。

▲A5 エディション ワン(写真・右) 価格:821万円(販売台数75台) A5アバント エディション ワン(同・左) 価格:846万円(販売台数75台) 足もとにはマルチスポークSデザイン ブラックメタリック&マットネオジムゴールドポリッシュト8.5J×20アルミホイール(Audi Sport)+245/35R20タイヤを装着

▲A5 エディション ワン(写真・右) 価格:821万円(販売台数75台) A5アバント エディション ワン(同・左) 価格:846万円(販売台数75台) 足もとにはマルチスポークSデザイン ブラックメタリック&マットネオジムゴールドポリッシュト8.5J×20アルミホイール(Audi Sport)+245/35R20タイヤを装着

 

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