5色のマリナーの伝統カラーと新色のオブシディアンクリスタルのボディカラーを纏ったベントレー・ベンテイガの特別限定モデルが登場

ベントレーがラグジュアリーSUVのベンテイガの特別仕様車「アトリエ エディション」を発表。ボディカラーに5色のマリナーの伝統カラーと新色のオブシディアンクリスタルを設定するとともに、デザイナーが厳選した特別な内外装アレンジを採用。パワートレインは4リットルV8と3リットルV6ハイブリッド、ボディタイプはSWBとEWBの選択が可能

 英国ベントレーは2025年2月25日(現地時間)、ラグジュアリーSUVのベンテイガ(Bentayga)の特別仕様車「ベンテイガ・アトリエ エディション(Bentayga Atelier Edition)」を発表した。ボディタイプはSWB(ショートホイールベース、2995mm)とEWB(エクステンデッドホイールベース、3175mm)を設定し、パワートレインはSWB に4リットルV型8気筒DOHC直噴ツインスクロールターボエンジン(550ps/770Nm)と3リットルV型6気筒DOHCガソリンエンジン+電気モーター(システム総出力462ps/700Nm)のハイブリッドを、EWBに4リットルV型8気筒DOHC直噴ツインスクロールターボエンジン(550ps/770Nm)を搭載する。

▲ベントレーがラグジュアリーSUVのベンテイガの特別仕様車「アトリエ エディション」を発表。ベントレーのビスポークとコーチワークを担う部門のマリナーのスペシャリストが厳選した5色のマリナーの伝統カラーと新色のオブシディアンクリスタルという計6種類のボディカラーを設定するとともに、特別な内外装アレンジを施す

▲ベントレーがラグジュアリーSUVのベンテイガの特別仕様車「アトリエ エディション」を発表。ベントレーのビスポークとコーチワークを担う部門のマリナーのスペシャリストが厳選した5色のマリナーの伝統カラーと新色のオブシディアンクリスタルという計6種類のボディカラーを設定するとともに、特別な内外装アレンジを施す

 今回の特別仕様車は、ベントレーのビスポーク(注文品、誂え品の意)とコーチワークを担う部門のマリナー(Mulliner)のスペシャリストが厳選した5色のマリナーの伝統カラーと新色のオブシディアンクリスタルという計6種類のボディカラーを設定するとともに、特別な内外装アレンジを施して、洗練されたモダンラグジュアリーを表現したラグジュアリーSUVに仕立てたことが特徴である。

▲“Atelier Edition”専用バッジを装着

▲“Atelier Edition”専用バッジを装着

▲足もとにはタングステンサテン塗装のポケットを配した10スポーク22インチアロイホイールを組み込む

▲足もとにはタングステンサテン塗装のポケットを配した10スポーク22インチアロイホイールを組み込む

 全モデル共通の装備としては、エクステリアにアトリエ エディション専用ウィングベントやホールマークサテン仕上げのマトリックスグリルおよびバンパーアクセント、タングステンサテン塗装のポケットを配した10スポーク22インチアロイホイール、“Atelier Edition”専用バッジなどを採用。一方でインテリアには、アトリエ エディション専用トレッドプレートやヘッドレストの“Atelier”タグ、ハーモニー ダイヤモンド キルティングを施したコントラストステッチ(シングル エロンゲート ダイヤモンド)、フロントシートコンフォートスペシフィケーション、ムードライティングなどを配備する。さらに、本モデル限定のアニメーション付きウェルカムライトシークエンスを導入して、特別感を際立たせた。V8モデルおよびEWBモデルには、車両の安定性や機動性を向上させるオールホイールステアリングも標準で組み込んでいる。

▲シートのヘッドレストに“Atelier”タグを付ける

▲シートのヘッドレストに“Atelier”タグを付ける

▲アトリエ エディション専用トレッドプレートを配備

▲アトリエ エディション専用トレッドプレートを配備

 6種類のカラーバリエーションにはエクステリアフィニッシュと2トーンのインテリアを組み合わせ、同時にセカンダリーハイドのカラーがセンタースタックやヴェニアキャリアのピアノフィニッシュと調和するようにデザインする。

 まず新色のオブシディアンクリスタルは、深みのあるブラックにメタリックの輝きを加えたベンテイガ・アトリエ エディションのために特別色。インテリアにはセカンダリーハイドにベルーガ、メインハイドにサドルを採用し、ファシアとウェストレールにはオープンポア仕上げのダークステインドウォールナットを配している。

 次に、マリナーの伝統的なカラーの1つであるシックなライトオニキスには、リネンをメインハイドに、インペリアルブルーをセカンダリーハイドに配したインテリアを採用。ファシアとウェストレールには、ダイヤモンドブラッシュドアルミニウムを組み合わせている。

▲マリナーの伝統的なカラーの1つであるライトオニキスには、リネンをメインハイドに、インペリアルブルーをセカンダリーハイドに配したインテリアを採用

▲マリナーの伝統的なカラーの1つであるライトオニキスには、リネンをメインハイドに、インペリアルブルーをセカンダリーハイドに配したインテリアを採用

 3種目の美しく澄んだライトエメラルドのボディカラーには、クンブリアングリーンとポートランドの2トーンで構成したインテリアを採用。ファシアとウェストレールには、エクステリアに使用するホールマークサテン仕上げをさりげなく反映したダイヤモンドブラッシュドアルミニウムを配備している。

▲ライトエメラルドのボディカラーには、クンブリアングリーンとポートランドの2トーンで構成したインテリアを組み合わせる

▲ライトエメラルドのボディカラーには、クンブリアングリーンとポートランドの2トーンで構成したインテリアを組み合わせる

 4種目の深みのあるレッドであるルビーノのボディカラーには、クリケットボールのセカンダリーハイドを組み合わせたインテリアを採用。クリケットボールのコントラストステッチとヴェニアキャリアが、落ち着いたグラビティグレーのメインハイドと、ファシア&ウェストレールのブラッシュドアルミニウム仕上げとのコントラストを美しく演出している。

 5種目の気品あふれるホワイトベージュのポーセリンのボディカラーには、伝統的なマリナーカラーのシェードに合わせて、ポートランドをメインハイドに、バーントオークをセカンダリーハイドに配したインテリアを採用。ファシアとウェストレールにはオープンポアコアを使用し、合わせてセンタースタックやピクニックテーブル、コンソールにはピアノバーントオーク仕上げを施している。

 そして6種目のエレガントなグレーのクォーツァイトのボディカラーには、リネンとグラビティグレーの2トーンで仕立てたインテリアを採用。ファシアとウェストレールにはピアノリネンを、ヴェニアキャリアにはグラビティグレーを配し、洗練されたキャビン空間を創出している。

▲ルビーノのボディカラーには、クリケットボールのセカンダリーハイドを組み合わせたインテリアを採用

▲ルビーノのボディカラーには、クリケットボールのセカンダリーハイドを組み合わせたインテリアを採用

 

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