標準装備を厳選して戦略的な価格を実現したメルセデス・ベンツGLC/GLCクーペのエントリーモデルが日本デビュー

メルセデス・ベンツがプレミアムミドルサイズSUV/SUVクーペのGLC/GLCクーペにエントリーグレードの「コア」をラインアップ。既存の220d 4MATICをベースに標準装備を見直し、合わせてシンプルなオプション構成にして、車両価格を819/866万円に設定

 メルセデス・ベンツ日本は2025年3月6日、プレミアムミドルサイズSUV/SUVクーペのGLC/GLCクーペに新たなエントリーモデルの「コア(Core)」をラインアップし、同日より発売した。

▲メルセデス・ベンツGLC220dコア 価格:819万円 全長4720(AMGラインパッケージ装着時4725)×全幅1890×全高1640mm ホイールベース2890mm 車重1930(同1970)kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.1km/リットル 写真はAMGラインパッケージ装着車で、ボディカラーはポーラーホワイト

▲メルセデス・ベンツGLC220dコア 価格:819万円 全長4720(AMGラインパッケージ装着時4725)×全幅1890×全高1640mm ホイールベース2890mm 車重1930(同1970)kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.1km/リットル 写真はAMGラインパッケージ装着車で、ボディカラーはポーラーホワイト

車両価格は以下の通り。

GLC220d 4MATICコア:819万円

GLC220d 4MATICクーペ コア:866万円

 新設定のエントリーモデルのコアは、既存の220d 4MATICをベースに、燃費性能やトルク特性に優れるディーゼルエンジンや4MATICといったコアバリューを継承しつつ、標準装備を見直すとともにシンプルなオプション構成にして、車両価格を効果的に抑えたことが特徴である。

▲メルセデス・ベンツGLC220d 4MATICクーペ コア 価格:866万円 全長4765(AMGラインパッケージ装着時4770)×全幅1890(同1920)×全高1605mm ホイールベース2890mm 車重1940(同1980)kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.2km/リットル 写真はAMGラインパッケージ装着車で、ボディカラーはオブシディアンブラックメタリック(8万5000円高)

▲メルセデス・ベンツGLC220d 4MATICクーペ コア 価格:866万円 全長4765(AMGラインパッケージ装着時4770)×全幅1890(同1920)×全高1605mm ホイールベース2890mm 車重1940(同1980)kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.2km/リットル 写真はAMGラインパッケージ装着車で、ボディカラーはオブシディアンブラックメタリック(8万5000円高)

 まずエクステリアは、既存の220d 4MATICの仕様を基本的に踏襲したうえで、ボディカラーを定番色として人気の高いポーラーホワイト(ソリッド)、オブシディアンブラックメタリック、ハイテックシルバーメタリックの3色に厳選。ベースモデルと同様、片側100万画素以上のヘッドライトによって瞬時にプロジェクションモジュールを抑制し、ハイビーム相当の配光であっても対向車や道路標識に光が当たらないよう高精度での調整を可能とするデジタルライトを標準で装備する。足もとには標準で18インチアルミホイール(R41)+235/60R18タイヤを装着し、オプションとしてGLC220d 4MATICコアがマルチスポークの20インチAMGアルミホイール(RVU)+255/45R20タイヤを、GLC220d 4MATICクーペ コアが20インチAMGアルミホイール(RVO)+前255/45R20/後285/40R20タイヤを設定した。

 一方でインテリアについては、メンテナンスが容易で、かつ本革のような質感が楽しめるレザーARTICOを採用。カラーはシックなブラックで仕立てる。また、インテリアトリムにはシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムをGLCとして初めて導入し、スポーティさに磨きをかけた。

▲ボディカラーは定番色として人気の高いポーラーホワイト(ソリッド)、オブシディアンブラックメタリック、ハイテックシルバーメタリックの3色を設定。写真はGLC220dコア

▲ボディカラーは定番色として人気の高いポーラーホワイト(ソリッド)、オブシディアンブラックメタリック、ハイテックシルバーメタリックの3色を設定。写真はGLC220dコア

▲GLC220dコアはシート表皮にレザーARTICOを、インテリアトリムにシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムを採用。カラーはシックなブラックで仕立てる。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲GLC220dコアはシート表皮にレザーARTICOを、インテリアトリムにシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムを採用。カラーはシックなブラックで仕立てる。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲AMGラインパッケージの内装カラーはブラックのほかにネバグレー/ブラックが選択可能

▲AMGラインパッケージの内装カラーはブラックのほかにネバグレー/ブラックが選択可能

 オプションとしては、よりスポーティなルックスに昇華するAMGラインパッケージ(75万9000円)や、乗員の開放感を高めるパノラミックスライディングルーフ(23万3000円)を用意する。AMGラインパッケージには立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出すスターパターングリルや開口部の大きなフロントバンパーなどで構成するAMGラインエクステリアや前述の20インチAMGアルミホイール、スポーティエンジンサウンド、ボディ同色ホイールアーチおよびワイドホイールアーチ(GLC220d 4MATICクーペ コアのみ)、AMGラインインテリア、スポーツシート、メタルウィーブインテリアトリム、本革巻きスポーツステアリング(ナッパレザー)、ARTICOダッシュボードを配備。内装カラーはブラックのほかに、ネバグレー/ブラックを選択可能とした。

▲GLC220d 4MATICクーペ コアもボディカラーにポーラーホワイト(ソリッド)、オブシディアンブラックメタリック、ハイテックシルバーメタリックの3色をラインアップ

▲GLC220d 4MATICクーペ コアもボディカラーにポーラーホワイト(ソリッド)、オブシディアンブラックメタリック、ハイテックシルバーメタリックの3色をラインアップ

▲AMGラインパッケージではAMGラインインテリアやスポーツシート、メタルウィーブインテリアトリム、本革巻きスポーツステアリング(ナッパレザー)、ARTICOダッシュボードを配備。写真はGLC220d 4MATICクーペ コアのインテリアで、日本導入モデルのハンドル位置は右

▲AMGラインパッケージではAMGラインインテリアやスポーツシート、メタルウィーブインテリアトリム、本革巻きスポーツステアリング(ナッパレザー)、ARTICOダッシュボードを配備。写真はGLC220d 4MATICクーペ コアのインテリアで、日本導入モデルのハンドル位置は右

 パワートレインは既存の220d 4MATIC踏襲し、“OM654M”1992cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力197ps/3600rpm、最大トルク440Nm/1800~2800rpm)に、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)/モーター(最高出力17kW/1500~2500rpm、最大トルク205Nm/0~750rpm)とリチウムイオン電池を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。トランスミッションには9G-TRONIC(電子制御9速AT)を組み合わせ、駆動機構には電子制御4輪駆動システムの4MATICを採用している。

▲パワートレインには“OM654M”1992cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(197ps/440Nm)にISG/モーター(17kW/205Nm)とリチウムイオン電池を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載

▲パワートレインには“OM654M”1992cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(197ps/440Nm)にISG/モーター(17kW/205Nm)とリチウムイオン電池を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載

 

 

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