ゼネラルモーターズ・ジャパンは3月8日、キャデラック初の電気自動車「リリック(LYRIQ)」を日本で発売した。グレードはスポーツのみをラインアップし、ハンドル位置は右。先進的かつ快適性に富んだインテリア、システム最高出力384kW/最大トルク610Nmを発生するデュアルモーターのeAWDシステムと総電力量95.7kWhのアルティウム(Ultium)バッテリーシステムを配した新進のパワートレインなどを採用。一充電航続距離はWLTPモードで510kmを実現車両価格は1100万円に設定する。デリバリー開始は本年5月以降の予定。
リリックは新開発のモジュール式EVプラットフォームに、アルティウム(Ultium)と称する新型バッテリーシステムを搭載。前後重量配分は50:50を達成。全長4995×全幅1985×全高1640mm ホイールベース3085mm。一充電走行距離はWLTPモードで510kmを実現
Stellantisジャパンは3月10日、クロスオーバーSUVの600(セイチェント)にマイルドハイブリッドモデルの「600ハイブリッド」を設定し、本年6月頃に日本で発売すると発表。合わせて600ハイブリッドの製品概要を紹介するティザーサイトを開設した。BEVの600eに続いて日本導入となる600ハイブリッドは上質なインテリア、先進のADASを採用したうえで、23km/Lの好燃費を実現。注目のパワートレインは、1.2L直列3気筒DOHCガソリンターボエンジンに、電気モーターと48Vリチウムイオンバッテリー、電子制御6速DCTのトランスミッションを組み合わせて前輪を駆動。最高出力は136psを発揮。製品概要は解説されたティザーサイトを要チェックだ。また、同社は3月13日に600eの特別仕様車「600e La Prima White Package(セイチェントイー ラ プリマ ホワイト パッケージ)」をラインアップし、3月29日に発売すると発表した。車両価格は585万円に設定。
アウディジャパン2月20日、SUVクーペのQ8シリーズに高性能モデルの「RS Q8 パフォーマンス」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は2206万円に設定する。パワーユニットには新開発の軽量エキゾーストシステムなどを組み込んだ専用チューニングの“4.0TFSI”4L・V型8気筒DOHCツインターボエンジンを搭載。最高出力は640ps(471kW)/6000rpm、最大トルクは850Nm(86.7kg・m)/2300~4500rpmを発生。ニュルブルクリンク北コースでは市販SUV最速ラップタイムの7分36秒698を記録している。
アウディRS Q8 パフォーマンス 価格:2206万円 全長5020×全幅2005×全高1700mm ホイールベース2995mm 車重2410kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費7.4km/リットル
Stellantisジャパンは2月25日、DSオートモビル・ブランドの CセグメントハッチバックモデルのDS4に「エトワール」、フラッグシップSUVのDS7に「パラス」と「エトワール」の新グレードを設定、同日より発売した。“星”を意味するエトワールはパリの景色をモチーフとするアイコンを配した専用バッジやシャイニーブラックのアクセントパーツなどを、“宮殿”を意味するパラスはパリの壮大な宮殿の扉や凱旋門をモチーフとするアイコンを配した専用バッジやシャイニーブラックのアクセントパーツなどを採用。価格はSD4エトワールが543万円、DS7パラス(PHEV)が789万円、DS7エトワール(PHEV)が819万円。
DS7 エトワール(写真)とDS7 パラスは “PureTech”1.6L直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(200ps/300Nm)+フロントモーター(81kW/320Nm)+リアモーター(83kW/166Nm)+リチウムイオンバッテリー(総電力量14.2kWh)+DC/DCコンバーター+e-EAT8(電子制御8速AT)を組み合わせたPHEVシステムを採用
Stellantisジャパンは2月27日、プジョーブランドのコンパクトSUVの2008に特別仕様車の「2008シエロBlueHDi」をラインアップし、同日より発売した。既存の2008GT BlueHDiをベースに、開放感あふれるパノラミックサンルーフを標準装備。車両価格は462万円の設定で、販売台数は149台の限定だ。
BMWジャパンは2月26日、第4世代となる1シリーズにディーゼルエンジンモデルの「120d」を追加し、同日より販売を開始した。48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込む2リットルディーゼルエンジンにより、WLTCモード燃費はシリーズ中最高の21.2km/リットルを実現している。価格は508万円より。
パワーユニットには電気モーター(15kW/55Nm)とリチウムイオン電池で構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを組み込んだ2L直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルツインパワーターボエンジン(149ps/360Nm)を搭載
BMWジャパンは3月5日、フルモデルチェンジしたプレミアムコンパクト4ドアクーペの新型2シリーズ グランクーペを発売。内外装のアップグレードを図るとともに、48Vマイルドハイブリッドシステムを採用した1.5リットルガソリンエンジンおよび2リットルディーゼルエンジンを設定。MパフォーマンスモデルのM235 xDriveグランクーペもラインアップ。価格は528万円~734万円。
BMW M235 xDriveグランクーペ 価格:734万円 全長4550×全幅1800×全高1435mm ホイールベース2670mm 車重1590kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費12.6km/リットル
アルピナおよび日本総代理店のニコル・オートモビルズは、B3 リムジン/B3 ツーリングとB3 GTリムジン・アルラッド、B3 GTツーリング・アルラッド、B4 GTグランクーペ・アルラッドを、日本のメディア向け内覧会において披露した。価格は1650万円~1750万円。以前発表があったように、アルピナ社は今後進む電動化や自動運転に対応できないと判断し、2025年一杯で独自モデルの開発・生産を終了する予定となる。
メルセデス・ベンツ日本は3月6日、プレミアムミドルサイズSUV/SUVクーペのGLC/GLCクーペに新たなエントリーモデルの「コア(Core)」をラインアップし、同日より発売した。既存の220d 4MATICをベースに標準装備を見直し、合わせてシンプルなオプション構成に。車両価格は819万円と866万円(クーペ)に設定。
メルセデス・ベンツGLC220dコア 価格:819万円 全長4720(AMGラインパッケージ装着時4725)×全幅1890×全高1640mm ホイールベース2890mm WLTCモード燃費18.1km/リットル
Stellantisジャパンは2月28日、グランドチェロキーの右ハンドルモデルの生産終了を発表。合わせて、日本市場における最終モデルで、特別限定車の「グランドチェロキー ファイナルエディション」をラインアップ、3月15日に発売すると発表した。専用のFinal Editionバッジのほか、ブラックの Jeep バッジやグロスブラック塗装の18インチアルミホイールなどを採用。車両価格は810万円の設定で、販売台数は100台の限定だ。
ジープ・グランドチェロキー ファイナルエディション 価格:810万円 全長4900×全幅1980×全高1810mm ホイールベース2965mm 車重2070kg 乗車定員5名 現行グランドチェロキーの右ハンドルモデルの生産終了に伴う特別仕様車。
エスシーアイ株式会社およびケータハムカーズ・ジャパンは2月28日、「ケータハム・セブン480」の生産終了を発表した。あわせて最終モデルとなる「ケータハム・セブン480 ファイナルエディション」をラインアップし、同日より15台限定で発売すると発表した。プレミアムな塗装仕上げ、専用のサテンブラックストライプとバッジ、特別なインテリアアップデートのセレクション、特別限定プレートなどを採用車両価格は1367万3000円~に設定する。
BMWジャパンは2月27日、ミニのハイパフォーマンスモデル「ミニ・ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」に電気自動車の「ミニ・JCW・E」および「ミニ・JCW・エースマンE」を設定して、同日より発売した。パワートレインには最高出力190kW/最大トルク350Nmを発生するフロントモーターに、総電力54.2kWhのリチウムイオン電池を搭載。一充電走行距離はWLTCモードでミニ・JCW・Eが421km、ミニ・JCW・エースマンEが403kmを実現。
ロールス・ロイス・モーター・カーズは2月26日、ゴーストのマイナーチェンジモデル「ゴースト・シリーズⅡ」を日本で展開すると発表した。車種構成は標準モデルのほか、より大胆な力強さを表現する「ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズⅡ」と、ロングホイールベース仕様の「ゴースト・エクステンデッド・シリーズⅡ」をラインアップ。ゴースト・シリーズⅡは、6.75リットルV12ツインターボエンジン(571ps/850Nm)+電子制御8速ATのパワートレインを搭載、よりエレガントな内外装、ドライバー志向の魅力度をより高めたことが特徴。車両価格は3875万4000円~に設定する。
マクラーレン・オートモーティブは3月3日、「アルトゥーラ」のオープントップモデル「アルトゥーラ スパイダー」の日本限定の特別仕様車「MSOマクラーレン・アルトゥーラ スパイダー ジャパンリミテッドエディション」を発表した。マクラーレンのMSOが厳選した16種類のボディカラーおよびカーボンファイバー素材を採用。販売台数は各カラー1台の計16台限定。
▲マクラーレンが日本限定の特別仕様車「MSOマクラーレン・アルトゥーラ スパイダー ジャパンリミテッドエディション」を発表。マクラーレンのMSOが厳選した16種類のボディカラーおよびカーボンファイバー素材を採用する。販売台数は各カラー1台の計16台限定
■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』に掲載されています。