【ニッポンのSUV】CX-5はマツダらしさ全開の熟成モデル。ドライバーズSUVとして完成度は圧倒的!

マツダCX-5 XDスポーツアピアランス(FF)/価格:6SAT 390万600円。スポーツアピアランスは「スポーツカー好きが乗るSUV」が開発コンセプト。ボディサイズは4575×1845×1690mm

マツダCX-5 XDスポーツアピアランス(FF)/価格:6SAT 390万600円。スポーツアピアランスは「スポーツカー好きが乗るSUV」が開発コンセプト。ボディサイズは4575×1845×1690mm

満足度抜群。今だからこそ買う価値がある!

 CX-5は、マツダのグローバル販売を支える基幹車種。現行モデルは2016年デビュー。モデルチェンジの噂も聞かれるようになったが、その魅力はいまなお一級品だ。積極的に完成度を引き上げるクルマ作りの成果で、乗るたびに「いいな」と実感する。現在のモデルは、2022年11月に改良。全車の前後ランプ意匠を変更し、ダイナミクス面は、新たな車両構造技術「スカイアクティブ・ビークルアーキテクチャー」の考え方を導入。車体フレームに減衰構造を採用するとともに、サスペンション特性を見直し、車体とシートフレームの取り付け剛性向上を図った。シート形状の改良とロードノイズの静粛化も実施され、一段と「疲れの少ないクルマ」に仕上がっている。

リア

インパネ
 パワートレーンは、2.2リッターディーゼルターボ(200ps/450Nm)、2.5リッター(190ps/252Nm)と2リッター(156ps/199Nm)ガソリンの3種。ディーゼルターボは圧倒的なトルクと、シャープな回転フィール、そして良好な燃費な実感できる。熟成のフットワークと相まって、奥行きの深い走りが味わえる。駆動方式はFFと4WD。FFは軽快感、4WDは抜群のオールラウンド性が光る。
 ラインアップは、さまざまなユーザーニーズに対応。中でもスポーツアピアランスは、「スポーツカー好きが乗るSUV」がコンセプト。エクステリア各部をブラックで引き締め、グリルにレッドのアクセントを追加。シートは本革が標準だ。2.2リッターディーゼルターボと2.5リッターガソリンから選べ、トランスミッションは6速ATだ。
ラゲッジチャート

 

SNSでフォローする