フィアットの人気商用バン「デュカト」がマイナーチェンジ。トランスミッションに8速ATを新搭載

フィアットがベストセラー商用車「デュカト」を商品改良。内外装の一部刷新を図るとともに、ディーゼルエンジンのターボチャージャーの変更やトルクコンバータ式8速ATの新搭載、先進安全運転支援システムのバージョンアップなどを実施して、キャンピングカーのベース車両としての訴求力をアップ

 Stellantisジャパンは2025年4月3日、フィアットブランドのベストセラー商用バン「デュカト(DUCATO)」の商品改良を行い、同日より発売した。車種展開はスタンダートモデルのL2H2、ロングモデルのL3H2、ロング・ハイルーフモデルのL3H3という3グレードで構成する。

▲フィアット・デュカトがマイナーチェンジ。車両価格はL2H2:580万円/L3H2:597万5000円/L3H3:615万円に設定

▲フィアット・デュカトがマイナーチェンジ。車両価格はL2H2:580万円/L3H2:597万5000円/L3H3:615万円に設定

車両価格は以下の通り。

L2H2:580万円

L3H2:597万5000円

L3H3:615万円

▲ボディサイズはL2H2が全長5410×全幅2100×全高2525mm/ホイールベース3450mm、L3H2が全長5995×全幅2100×全高2525mm/ホイールベース4035mm、L3H3が全長5995×全幅2100×全高2765mm/ホイールベース4035mmに設定

▲ボディサイズはL2H2が全長5410×全幅2100×全高2525mm/ホイールベース3450mm、L3H2が全長5995×全幅2100×全高2525mm/ホイールベース4035mm、L3H3が全長5995×全幅2100×全高2765mm/ホイールベース4035mmに設定

 フィアット・デュカトは、キャンピングカーのベース車両として2022年12月にシリーズ8(Series 8)の日本への導入を開始。スタイルと機能の融合に焦点を当てたイタリアンデザイン、優れた機能性と効率性を実現したパッケージング、快適かつ先進的なキャビン空間、高効率で力強いパワーユニット、そして幅広いカスタムに対応する汎用性などで好評を博す。2024年8月にはシリーズ9(Series 9)へと進化。使い勝手および質感の向上や先進安全運転支援システムのバージョンアップなどを実施する。そして今回、内外装の一部刷新やパワートレインのさらなる熟成を図って、商用バンとしての魅力度をいっそう高めた。

▲新造形のバンパーやフロントグリルを採用して空力効率のさらなる向上を図る。中央部にはフィアット プロフェッショナル・ブランドの新しいロゴを配備

▲新造形のバンパーやフロントグリルを採用して空力効率のさらなる向上を図る。中央部にはフィアット プロフェッショナル・ブランドの新しいロゴを配備

▲新デザインの電動格納式ヒーテッドパワードアミラーを装着

▲新デザインの電動格納式ヒーテッドパワードアミラーを装着

 エクステリアについては、アイコニックな独特のフロントデザインをそのままに、新造形のバンパーやドアミラー、そして斬新なフロントグリルを採用して、空力効率のさらなる向上を図る。また、フィアット プロフェッショナル・ブランドの新しいロゴを配して、新鮮味をアップさせた。ボディサイズは基本的に従来と共通で、L2H2が全長5410×全幅2100×全高2525mm/ホイールベース3450mm、L3H2が全長5995×全幅2100×全高2525mm/ホイールベース4035mm、L3H3が全長5995×全幅2100×全高2765mm/ホイールベース4035mmに設定。車重はL2H2が2130kg、L3H2が2180kg、L3H3が2210kgに仕立てる。ボディカラーは新色としてアイアングレーとアーテンスグレーを追加し、継続色のデュカトホワイト、エクスペディショングレー、ランサローテグレー、メタリックブラックと合わせて計6色をラインアップした。

▲ボディカラーは新色としてアイアングレーとアーテンスグレーを追加し、継続色のデュカトホワイト、エクスペディショングレー、ランサローテグレー、メタリックブラックと合わせて計6色を設定

▲ボディカラーは新色としてアイアングレーとアーテンスグレーを追加し、継続色のデュカトホワイト、エクスペディショングレー、ランサローテグレー、メタリックブラックと合わせて計6色を設定

 インテリアについては、革巻きステアリングホイール(オーディオコントロール/アダプティブクルーズコントロール付)に新しい“FIAT”ロゴを配したことがトピック。また、従来と同様に7インチフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイや10インチタッチパネルモニター(Uconnectインターフェイス、ナビゲーションシステム、Apple CarPlay/Android Auto対応)、USB-Aポート×1/USB-Cポート×1、電源コンセント、ワイヤレスチャージングパッドなどを標準で採用する。一方、運転席/助手席には一体型ヘッドレストや幅広のバックレスト、ダブルアームレストを配したキャプテンシートを装着。後方へのアクセスを容易にする180度の回転機構も組み込んでいる。

▲革巻きステアリングホイール(オーディオコントロール/アダプティブクルーズコントロール付)に新しい“FIAT”ロゴを配備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲革巻きステアリングホイール(オーディオコントロール/アダプティブクルーズコントロール付)に新しい“FIAT”ロゴを配備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲運転席/助手席には一体型ヘッドレストや幅広のバックレスト、ダブルアームレストを配したキャプテンシートを装着

▲運転席/助手席には一体型ヘッドレストや幅広のバックレスト、ダブルアームレストを配したキャプテンシートを装着

 パワートレインに関しては、“MultiJet3”と称する2184cc直列4気筒インタークーラー付ターボディーゼルエンジン(最高出力180hp/3500rpm、最大トルク450Nm/1500rpm)のターボチャージャーを変更し、燃費を改善するとともに従来ユニットと比べてCO2排出量を8%相当削減(欧州参考値)。組み合わせるトランスミッションは従来のトルクコンバータ式9速ATからトルクコンバータ式8速AT(AT8)に変更して、CO2排出量を従来比で10%削減(欧州参考値)した。また、より効率的に制御したトルク特性によって、シフトチェンジのフィーリングや反応速度を向上。合わせて最大450Nmの入力トルクに対応することで、走り出しの力強いパワーと滑らかな加速を実現する。従来と同様、低μ路での走行をサポートするインテリジェント電子制御式ディファレンシャルロックを組み込むトラクションプラスも装備した。

▲“MultiJet3”2184cc直列4気筒インタークーラー付ターボディーゼルエンジン(180hp/450Nm)のターボチャージャーを変更し、燃費を改善するとともに従来ユニットと比べてCO2排出量を8%相当削減する

▲“MultiJet3”2184cc直列4気筒インタークーラー付ターボディーゼルエンジン(180hp/450Nm)のターボチャージャーを変更し、燃費を改善するとともに従来ユニットと比べてCO2排出量を8%相当削減する

▲トランスミッションは従来のトルクコンバータ式9速ATからトルクコンバータ式8速AT(AT8)に変更。CO2排出量は従来比で10%削減

▲トランスミッションは従来のトルクコンバータ式9速ATからトルクコンバータ式8速AT(AT8)に変更。CO2排出量は従来比で10%削減

 先進安全運転支援システムについては、これまで採用してきたアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)やレーンセンタリングアシスト、トラフィックジャムアシストなどに加えて、フロント&リアバンパーおよびサイドモールディングに配置した360°センサーを新搭載。障害物や狭いスペースを感知すると、ドライバーに音声で警告を発し、合わせて障害物からの距離をクラスター画面に表示して、さらなる安全運転への貢献を実現している。

▲フロント&リアバンパーおよびサイドモールディングに配置した360°センサーを新搭載して安全性能を高める

▲フロント&リアバンパーおよびサイドモールディングに配置した360°センサーを新搭載して安全性能を高める

 

 

SNSでフォローする