ホンダは2025年5月に発売を予定しているステップWGNの新たな個性、シンプルで上質な「AIR EX」と精悍な印象の「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」をHP上で公開した。
現行ステップWGNは、大人気を博した初代&2代目のイメージに回帰したボクシーなスタイルとスペース効率に優れた広い室内が好評のミドルミニバン。トヨタのノア&ヴォクシー、日産のセレナなどのライバルと並び、3列シートミニバンの定番となっている。
ラインアップは、カジュアルなイメージのAIR(エアー)と、スポーティなSPADA(スパーダ)の2シリーズ。ともに2リッター+モーターのハイブリッド(e:HEV)と1.5リッター・ガソリンターボをラインアップする。
今回公開されたAIR EXは、AIRの上級版。従来はベーシックなAIRのみで、装備がややシンプルな点が不評だった。AIR EXは本革巻ステアリングホイール、1列目シートシーター、2列目オットマン、全席USBチャージャー、トリプルゾーンコントロール・フルオートAC、パワーテールゲート、ブラインドスポットインフォメーションなどを追加装備する。
「家族のひとりひとりに、特別なゆとりを」をテーマに開発され、室内は明るいイメージの色調で統一。ボディカラーはフィヨルドミストパールなど5色から選べる。
一方のSPADA PREMIUM LINE BLACK EDITIONは、最上級グレードとなるSPADA PREMIUM LINEをベースに、さらに質感を高めたモデル。フロントグリルガーニッシュやアルミホイールなどにブラック加飾を施し、洗練された個性を表現した。室内も精悍なブラックでコーディネート。
足元にはベルリナブラックの17インチアルミを装着する。ボディカラーは専用色として設定されたソニックグレーパールメタリックなど6色をラインアップ。
ユーザーの選択肢が増えたステップワゴンは、ますます魅力的。ホンダらしいユーティリティモデルとしての価値をぐんと高めた。