スズキ・ハスラー・ワンダラー(FF) 試乗記
スズキ・ハスラー・ワンダラー(FF) 価格:CVT 160万8120円 ワンダラーは専用2トーン塗装標準 ヘッドライトはディスチャージ式 直3(52ps/63Nm)+ISG(2.2ps/40Nm)搭載 JC08モード燃費:32.0km/リッター
キュートなデザイン。日常を豊かにする機能性
ハスラーは2013年12月デビュー。現在でも高い人気をキープするクロスオーバーSUVだ。最新モデルは基本グレードのほかに、ワンダラー、タフワイルドなどの特別仕様車を設定。多彩なユーザーニーズに応える。
販売主力モデルとなるワンダラーは、「自由気ままに」をテーマに内外装をドレスアップしている。ボディカラーは、ルーフやバンパーをウッディブラウンで仕上げた2トーンカラー仕上げだ。インテリアは、ホワイトウッド調カラーパネルとレザー調コンビシートを装備。ステアリングホイールはイエローブラウンの本革巻きになる。
パワーユニットは、自然吸気エンジン(52ps/63Nm)とISG(モーター機能付き発電機、2.2ps/40Nm)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様。
走りは軽快な印象。車重が800kgと軽量な関係もあり、市街地はもちろん高速道路でもよく走る。エンジンサウンドは爽快。加速時にはそれなりに音が高まるが、気にならない。JC08モード燃費は32.0km/リッター(FF)。
ハスラーの魅力は、キュートなスタイルと室内の高いユーティリティ。助手席は折りたたむとテーブルとして使える。後席は左右独立スライドとリクライニング機構付き。さまざまなアレンジが楽しめる。最低地上高は180mm(FF)と余裕たっぷりの設定だ。
セーフティ装備は、デュアルカメラ方式のスズキ・セーフティサポート標準。アダプティブクルーズコントロールは未設定。誤発進抑制機能は前進のみ作動し、後退時は未対応。バックカメラを含む全方位モニターはオプションで選べる。
デュアルカメラ方式の安全システム標準 アダプティブクルーズコントロールは未設定
ワンダラーはホワイトウッド調カラーパネル装着 室内はお洒落な雰囲気 ステアリングホイールはブラウン本革巻き
レザー調コンビシート 助手席をたたむとテーブルに 後席はスライド&リクライニング付き 室内長2160mm
主要安全・運転支援システム一覧(ライバル車比較) ※クリックすると拡大します
※次ページでスペックを紹介
スズキ・ハスラー・ワンダラー(FF)主要諸元
グレード=ワンダラー(FF)
価格=CVT 160万8120円
全長×全幅×全高=3395×1475×1665mm
ホイールベース=2425mm
トレッド=フロント1290×リア1290mm
最低地上高=180mm
車重=800kg
エンジン=658cc直3DOHC12Vターボ(レギュラー仕様)
最高出力=38kW(52ps)/6500rpm
最大トルク=63Nm(6.4kgm)/4000rpm
モーター=1.6kW(2.2ps)/40Nm(4.1kgm)
JC08モード燃費=32.0km/リッター(燃料タンク容量27リッター)
サスペンション=フロント:ストラット/リア:アイソレーテッドトレーリングリンク
ブレーキ=フロント:ディスク/リア:ドラム
タイヤ&ホイール=165/60R15+スチール
駆動方式=FF
乗車定員=4名
最小回転半径=4.6m
※価格はすべて消費税(8%)込み リサイクル費用は8690円
※スペックは2019年8月現在
ラゲッジフロアは防汚処理済み樹脂製 荷室はフラット 2m以上の長尺物に対応