仕事に使う軽トラだからこそ安全性の向上を。スズキ・キャリイが仕様変更で予防安全技術の機能を拡充

スズキのキャリイが仕様変更を実施。軽トラック初の夜間歩行者検知に対応した衝突被害軽減ブレーキを搭載

　スズキは9月2日、軽トラックのキャリイの一部仕様変更を実施し、9月17日より発売すると発表した。

▲スズキ・スーパーキャリイX（2WD）　価格：5MT115万1280円／3AT123万3360円／5AGS123万8760円　全長3395×全幅1475×全高1885mm　ホイールベース1905mm　車重770～780kg　乗車定員2名　搭載エンジンはR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVT(50ps／6.4kg・m)　 軽トラックで初めて夜間歩行者検知に対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を採用　写真のボディカラーは新色のクールカーキパールメタリック

車種展開は以下の通り。

▲スズキ・キャリイKC（2WD）　価格：5MT72万2520円　全長3395×全幅1475×全高1765mm　ホイールベース1905mm　車重680kg　乗車定員2名　搭載エンジンはR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVT(50ps／6.4kg・m)　写真のボディカラーは定番のスペリアホワイト

　今回の仕様変更は、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」の機能をより充実させたことが最大のトピックだ。軽トラックで初めて夜間歩行者検知に対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を採用。また、軽トラックで唯一搭載している前後の誤発進抑制機能に加え、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストなども新たに組み込むことで、安全性を大きく向上させた。経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーＳ ワイド」にも該当する。なお、この新機能はKX、スーパーキャリイ、特別仕様車KCスペシャル、農繁スペシャルに標準装備したほか、メーカーオプション設定車を増やしている。

▲ヒーターコントロールパネルをダイヤル式に変更して使い勝手を向上させた

　外装面では、新たにクールカーキパールメタリックのボディカラーを設定したことが特徴。また、KXのフォグランプベゼルをメッキタイプに変更する。内装では、ヒーターコントロールパネルをダイヤル式に刷新して使い勝手を引き上げた。