BMW5シリーズのロングホイールベースモデルが日本デビュー。48Vマイルドハイブリッドシステムを採用したガソリン仕様とピュア電気自動車のi5を設定

BMWが第8世代5シリーズ セダンのロングホイールベースモデルを日本で発売。ホイールベースを3105mmにまで拡大して、上級モデルの7シリーズに匹敵する後席居住性を実現。車種展開は48Vマイルドハイブリッドシステムを採用したガソリン仕様の525Liと電気自動車のi5 eDrive35Lの2車種で構成し、スポーティかつエレガントなスタイルと充実装備の「Exclusive M Sport」仕様で仕立てる

 BMWジャパンは2025年4月24日、新世代プレミアムミドルクラスセダンの第8世代5シリーズにロングホイールベースモデル(G68)を設定し、同日より発売した。

▲BMW 525Li Exclusive M Sport 価格:948万円 全長5175×全幅1900×全高1520mm ホイールベース3105mm 車重1790kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費15.1km/リットル

▲BMW 525Li Exclusive M Sport 価格:948万円 全長5175×全幅1900×全高1520mm ホイールベース3105mm 車重1790kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費15.1km/リットル

車種展開は以下の通り。

525Li Exclusive M Sport:948万円

i5 eDrive35L Exclusive M Sport:1048万円

なお、ユーザーへの納車は525Liが本年5月以降、i5 eDrive35Lが本年9月以降を予定している。

▲BMW i5 eDrive35L Exclusive M Sport 価格:1048万円

▲BMW i5 eDrive35L Exclusive M Sport 価格:1048万円

 新設定の5シリーズ セダンのロングホイールベースモデルは、標準のセダン比でホイールベースを110mm延ばした3105mmに、全長を115mm延長した5175mmに設定して、上級モデルの7シリーズに匹敵する後席居住性を実現したことがトピックだ。また、後席にはより柔らかで深みのある座面構造によって快適で包まれ感のあるリラックスした座り心地が味わえる専用のリアシートを装着。ヘッドレストクッションや小物入れおよびワイヤレスチャージャーを配したセンターアームレストも装備して、上質なひと時が過ごせる空間を創出する。空調にもこだわり、Bピラーにエアダクトを設けるとともに、花粉やバクテリア等の外気中に漂う細かな微粒子をナノレベルで除去するナノファイバーフィルターを組み込んだ4ゾーンオートマチックエアコンディショナーを標準で装備した。開口部が広く、室内に明るさと開放感を提供すると同時に、夜間にはLEDを採用したダイナミックなライトデザインによって趣きのある雰囲気を演出するスカイラウンジパノラマガラスサンルーフを設定したことも訴求点である。

▲5シリーズ セダンのロングホイールベースモデル(G68)は標準のセダン比でホイールベースを110mm延ばした3105mm、全長を115mm延長した5175mmに設定して、上級モデルの7シリーズに匹敵する後席居住性を実現

▲5シリーズ セダンのロングホイールベースモデル(G68)は標準のセダン比でホイールベースを110mm延ばした3105mm、全長を115mm延長した5175mmに設定して、上級モデルの7シリーズに匹敵する後席居住性を実現

▲後席にはより柔らかで深みのある座面構造によって快適で包まれ感のあるリラックスした座り心地が味わえる専用のリアシートを装着

▲後席にはより柔らかで深みのある座面構造によって快適で包まれ感のあるリラックスした座り心地が味わえる専用のリアシートを装着

▲開口部が広く、室内に明るさと開放感を提供すると同時に、夜間にはLEDを採用したダイナミックなライトデザインによって趣きのある雰囲気を演出するスカイラウンジパノラマガラスサンルーフを設定

▲開口部が広く、室内に明るさと開放感を提供すると同時に、夜間にはLEDを採用したダイナミックなライトデザインによって趣きのある雰囲気を演出するスカイラウンジパノラマガラスサンルーフを設定

 内外装については、スポーティかつエレガントなスタイルと充実装備の「Exclusive M Sport」仕様に仕立てる。また、フロントバンパーとリアディフューザーにサテンシルバーの専用エレメントを配するサテンアルミニウムラインを採用して、ロングホイールベースモデルであることを力強く主張。また、Cピラーには“5”レタリング ブルーイルミネーションを装備して、後席に乗り込む乗員を鮮やかにエスコートする。足もとにはMエアロダイナミック20インチアルミホール939Mバイカラーを装着。ボディカラーにはスパークリングコッパーグレー、ミネラルホワイト、ブラックサファイア、BMW Individualフローズンピュアグレーという4色をラインアップした。

 一方でコックピットに関しては、最新の12.3インチマルチディスプレイメーターパネルとタッチパネル機能付き14.9インチワイドコントロールディスプレイを配したBMWカーブドディスプレイやARビュー、ナビゲーションシステム、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント(AI音声会話システム)、スマートフォンインテグレーションで構成するBMWライブコックピットプロフェッショナルを標準装備。また、525Liには655W/18スピーカー/9チャンネルサラウンドのBowers&Wilkinsサラウンドサウンドシステムを、i5 eDrive35Lには655W/17スピーカー/9チャンネルサラウンドのBowers&WilkinsサラウンドサウンドシステムとBMWアイコニックサウンドエレクトリックを採用する。内装色はBMW Individual レザーメリノ コッパーブラウン/アトラスグレーとBMW Individualエクステンドレザーメリノ ブラック/アトラスグレーを設定し、インテリアトリムにはダークオークハイグロスファインウッドトリム(ダークシルバーアクセント)を配備した。

▲フロントバンパーとリアディフューザーにサテンシルバーの専用エレメントを配するサテンアルミニウムラインを採用

▲フロントバンパーとリアディフューザーにサテンシルバーの専用エレメントを配するサテンアルミニウムラインを採用

▲Cピラーには“5”レタリング ブルーイルミネーションを装備

▲Cピラーには“5”レタリング ブルーイルミネーションを装備

 パワートレインは、525Liに1998cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンツインパワーターボエンジン(最高出力190ps/5000rpm、最大トルク310Nm/1500~4000rpm)+電気モーター(最高出力8kW/6000rpm、最大トルク25Nm/500rpm)+電子制御式8速AT(ステップトロニック/シフトパドル付)を搭載して後輪を駆動する48Vマイルドハイブリッドシステムを、i5 eDrive35Lに電気モーター+リチウムイオン電池(スペックは国土交通省の自動車型式認証申請中。本国仕様は最高出力210kW、最大トルク410Nm、電池総電力量79.05kWh)を搭載して後輪を駆動する電動パワートレインを採用している。

 

SNSでフォローする