BMWジャパンは9月5日、プラグインハイブリッド・スポーツカーのi8クーペとi8ロードスターの限定モデル「アルティメット・ソフィスト・エディション(Ultimate Sophisto Edition)」を発表し、同日より予約受注を開始した。
▲BMW・i8クーペ・アルティメット・ソフィスト・エディション 価格:6SAT2312万円 全長4690×全幅1940×全高1300mm ホイールベース2800mm 乗車定員4名 ボディカラーには洗練されたイメージのソフィスト・グレーを採用する
車両価格はi8クーペ・アルティメット・ソフィスト・エディションが2312万円、i8ロードスター・アルティメット・ソフィスト・エディションが2453万円に設定。全世界で200台限定の先着販売だ。
▲各部のトリムおよびライトアロイホイールは印象的なE-コッパーのカラーリングで彩る。ブレーキキャリパーも特別色で塗装した
今回の限定モデルは、既存のi8クーペとi8ロードスターをベースに、スポーティかつ個性的なデザインを際立たせるスペシャルな内外装に仕立てたことが特徴である。まずボディカラーには、洗練されたイメージのソフィスト・グレーを採用。各部のトリムおよびライトアロイホイールは、印象的なE-コッパーのカラーリングで彩る。また、ブレーキキャリパーにも特別色を導入した。
▲E-コッパーのアクセントは夜のライトにもよく映える。リアには1498cc直列3気筒DOHC直噴ツインパワーターボガソリンエンジン、フロントには電気モーターのパワーユニットを搭載
内包するインテリアにもE-コッパーのカラーリングを取り入れ、ダイナミック・プラグインハイブリッド・スポーツカーの個性を強調する。また、セラミックコントロールなどの特別な機能、エディションロゴを配したドアシルフィニッシャーやセンターコンソールに装着した「1 of 200」のバッジなどによって、限定モデルならではの稀少性を主張した。
▲インテリアにもE-コッパーのカラーリングを取り入れ、ダイナミック・プラグインハイブリッド・スポーツカーの個性を強調する。ハンドル位置は左/右を設定
▲センターコンソールにはUltimate Sophisto Editionのロゴと「1 of 200」を配した専用バッジを装着
機構面に関しては基本的にベース車と共通で、CFRP(カーボン・ファイバー強化樹脂)で仕立てたパッセンジャーセル(ライフモジュール)とアルミニウム合金を用いたシャシーコンポーネント(ドライブモジュール)で構成する革新的なLifeDrive構造のボディに、後輪を駆動する1498cc直列3気筒DOHC直噴ツインパワーターボガソリンエンジン(231ps/320N・m)+ステップトロニック付6速オートマチックトランスミッション、前輪を駆動する電気モーター(105kW/250N・m)と駆動用リチウムイオン電池(総電力量11.6kWh)のパワートレインを採用する。充電に関しては、付属の普通充電ケーブルを用いてEV専用充電コンセント(200V/15A)またはBMW iウォールボックス・プラスから可能で、いずれの場合も充電に必要な時間は約4時間と短めに設定している。