カイエンの高出力プラグインハイブリッドモデルが日本での予約受注を開始。車両価格も発表!

ポルシェ・カイエン/カイエンクーペの高出力PHEV「ターボS Eハイブリッド」が日本での予約受注を開始。カイエンクーペの「Eハイブリッド」の予約受注もスタート

 ポルシェ ジャパンは9月13日、高出力プラグインハイブリッドモデルの「カイエン・ターボS Eハイブリッド」および「カイエン・ターボS Eハイブリッドクーペ」の予約受注をスタート。同時に、標準プラグインハイブリッド車の「カイエンEハイブリッドクーペ」の予約受注を開始した。ハンドル位置は全モデルとも右。車両価格はカイエン・ターボS Eハイブリッドが2327万円、カイエン・ターボS Eハイブリッドクーペが2376万円、カイエンEハイブリッドクーペが1276万円に設定する。なお、発売日は決定次第、アナウンスする予定だ。

カイエンSEハイブリッドクーペ1.jpg▲カイエン・ターボS Eハイブリッドクーペ 価格:8SMT2376万円 3996cc・V型8気筒ツインターボガソリンエンジン(550ps)+電気モーター(100kW)+8速ティプトロニックSトランスミッションのパワートレインを搭載する

 新設定されたターボS Eハイブリッドのパワートレインは、3996cc・V型8気筒ツインターボガソリンエンジン(550ps)+電気モーター(100kW)+8速ティプトロニックSトランスミッションで構成する。エンジンとトランスミッションのあいだに配されたモーターが、エレクトリッククラッチアクチュエータ(ECA)と呼称するハイブリッドモジュール内の分離クラッチを介して効率的に相互接続を果たす仕組みだ。システム最高出力は680psを発生。また、アイドル回転数をわずかに超えた回転域から900N・mの最大システムトルクを絞り出す。公表された性能は、0→100km/h加速が3.8秒で、最高速度が295km/h。Eパワードライビングモードに設定すると、電気モーターのみで最高速度135km/hに達するという。

カイエンSEハイブリッド1.jpg▲カイエン・ターボS Eハイブリッド 価格:8SMT2327万円 14.1kWhの容量を確保した駆動用リチウムイオンバッテリーはラゲッジコンパートメントフロアにレイアウトされる

 14.1kWhの容量を確保した駆動用リチウムイオンバッテリーは、ラゲッジコンパートメントフロアにレイアウトされる。EV走行での航続距離は最大で40kmだ。また、高出力パワーユニットの採用に合わせてシャシー関連の機構も拡充。ポルシェダイナミックシャシーコントロールシステム(PDCC)や電気機械式ロール抑制システム、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)、リアディファレンシャルロックなどを装備した。

カイエンSEハイブリッド2.jpg▲最新のフルコネクティビティシステムを採用。日本仕様のハンドル位置は全モデルとも右

 一方、カイエンEハイブリッドクーペに関しては、2995cc・V型6気筒ターボガソリンエンジン+電気モーター+8速ティプトロニックSトランスミッションのパワートレインを搭載する。既存の「カイエン・Eハイブリッド」と同様、システム最高出力&最大トルクは462ps/700N・mを発生。公表された性能は、0→100km/h加速が5.1秒(ライトウエイトスポーツパッケージは5.0秒)、最高速度が253km/hで、EV走行での航続距離は最大で43kmに達するという。

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