FCAジャパンは9月19日、フィアット500/500Cにブランドの創業120周年を祝う限定車の第2弾となる「500/500C 120th Tuxedo(ワンハンドレッド・トゥウェンティース・タキシード)」を設定し、同日より発売した。
▲フィアット・500 120th タキシード 価格:5SMT264万1091円(消費税8%込、10月1日より消費税10%込269万円) 全長3570×全幅1625×全高1515mm 車重1020kg 乗車定員4名 3層仕上げのパールペイントのアイスホワイトをベースにルーフやピラー、ドアミラーをブラック仕上げとしたビコローレ(ツートン)のボディカラーを採用する。販売台数は185台限定
車両価格は500 120th タキシードが264万1091円(消費税8%込、10月1日より消費税10%込269万円)、500C 120th タキシードが283万7455円(同289万円)に設定。販売台数は500 120th タキシードが185台、500C 120th タキシードが100台の限定である。
▲フィアット・500C 120th タキシード 価格:5SMT283万7455円(消費税8%込、10月1日より消費税10%込289万円) 全長3570×全幅1625×全高1505mm 車重1030kg 乗車定員4名 ソフトトップカラーはブラック。販売台数は100台限定
今回の特別限定モデルは、1.2リッターエンジン搭載モデルの「500 1.2ラウンジ」をベースに、フォーマルな場で着用するタキシードにインスピレーションを受けて、そのドレッシィな装いをカラーリングで表現するとともに、名称にも採用したことが特徴だ。
▲専用16インチ24スポークXデザイン・ブロンスアルミホイールを装着。タイヤサイズは195/45R16
まずエクステリアでは、3層仕上げのパールペイントのアイスホワイトをベースに、ルーフやピラー、ドアミラーをブラック仕上げとしたビコローレ(ツートン)のボディカラーを取り入れ、フォーマルな雰囲気を演出したことが訴求点。しかも通常のビコローレとは異なり、各ピラーの付け根の部分から色が切り替わる特別な配色で彩る。また、500Cのソフトトップカラーにはブラックを採用した。
外装ではこのほか、アクセントカラーとなるブロンズのクロスメッシュデザインを採用した専用16インチアルミホイール(24スポークXデザイン、タイヤサイズは195/45R16)、ならびに120周年記念エクステリアバッジを装備。上質でスペシャルなルックスをいっそう盛り立てた。
▲ブラックカラーの専用インストルメントパネルを採用。TFTメータークラスター(ECOインジケーター付き)も装備する。ハンドル位置は右
インテリアについては、ブラックのインストルメントパネルや縦ストライプを特徴とする専用ファブリックシートにより、通常のモデルとはひと味違う、ブラックを基調としたシックな雰囲気に仕立てる。ベース車と同様、フルオートエアコンやBeatsオーディオシステム(500のみ)、リアパーキングセンサー、ガラスルーフ(500のみ)なども標準で装備した。
▲縦ストライプを特徴とする専用ファブリックシートを装着。運転席は高さ調整機構付き
パワートレインはベース車と共通で、1240cc直列4気筒OHCガソリンエンジン(69ps/102N・m)+ATモード付5速シーケンシャルトランスミッションを搭載。ECS(エレクトロニックスタビリティコントロール)やABS+EBD、TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)、ESS(ハザードランプ緊急制動表示機能)といったセーフティ機構も標準で装備している。