窓ガラスとボディを一気にコーティング
ソフト99コーポレーションは3月1日、ボディにもガラスにも使えるコーティング剤、レインドロップを発売した。簡単作業でボディに光沢被膜を形成し、高い撥水効果を発揮する便利なアイテムだ。
▲ソフト99コーポレーションが2019年3月1日に新発売した"レインドロップ" この1本でガラスにもボディにも使える エアゾールの強烈な噴射性能が作業効率を高める効果を発揮 1本300ミリリットル入り オープン価格
レインドロップは、洗車作業のプロセスの一環として使える。つまり、洗車後の濡れたボディ、濡れたガラスに噴射し、そのままクロスで拭き上げればいい。手間をかけてコーティング剤を塗布する作業は不要。洗車と拭き上げの間にほんの数秒加えるだけで、ガラスとボディにコーティング被膜を形成し、撥水効果が生まれる。
▲「レインドロップ」施工後はウオッシャー液は「ガラコウオッシャー液」(ソフト99)の利用がお勧め
この簡単作業を可能にしたポイントは、メーカーがバズーカ噴射と命名した強烈な噴射力である。新製品はエアゾールタイプで、トリガーを引くと勢いよく液剤が噴射される。洗車後、濡れたままのガラスとボディに噴射(1平方メートル当たり1秒が目安)し、すぐに水滴とともに塗り広げるように拭き上げていけばOK。
▲洗車後の濡れたままのボディに「レインドロップ」を噴射する
作業領域をクルマの左右に分けて、フロントガラス、サイドガラス、リアガラス、ボンネット、フロントドア......のようにエリアごとに噴射と拭き上げを行えば、あっという間に作業は終わる。トリガースプレーと違い、ワンプッシュで広範囲に噴射できる作業性は実に心地よく、いい新製品に出会えたと実感した。
レインドロップはガラスとボディに使えるが、作業はガラスを先に行い、ボディは後からを心がけよう。また、ヘッドライト、グリル、バイザー、サイドミラー、ホイールなどにも使えるが、グリルやホイールを作業する際は、液剤をクロスに噴射して行う。これはラジエターやブレーキパッドなどに液剤が付着しないようにするためだ。
▲「レインドロップ」を塗布後は水が水玉を形成してどんどん流れ落ちていく
レインドロップを塗布した後は、冬で約20〜30分、夏で約5分乾燥させると、被膜が強固に密着する。被膜形成後の撥水力は、写真で紹介したように、水滴が大きな固まりになって、どんどん流れ落ちていく様子がわかる。ボディ表面の〝ざらつき感〟が解消され、スムーズな手触りの光沢被膜が形成されている効果が実感できた。簡単便利な、高機能製品だ。
▲水滴をボディ表面にとどめないので「雨ジミ」の原因になりにく