カープロテクションフィルム「兜」発売

 スミロン(大阪市天王寺区)は自動車メーカーに供給しているボディ用保護テープの技術を活かし、 ペイントプロテクションフィルム、兜(かぶと)を開発した。透明性の高いフィルムを使用し、ボディの色を変えず、 ボンネット、ステップやドアノブ周辺などに貼り、長期間にわたって、キズや汚れから大切な愛車を守る。

スミロンフィルム

塗装面に白いキズがはっきりとついているように見える

 兜の特徴は、TPU素材(ポリウレタン系特殊樹脂)と表面の防汚層が一体化している点にある。TPU素材はスマホの画面保護素材などにも使われており、柔軟性と強度・硬度がいずれも高い。複雑な曲面を描くクルマのボディやヘッドランプ、バンパーなどにもぴったりと貼ることが可能。兜は、伸び率が100%でもフィルムにクラックが発生しない。擦りキズや、飛び石、当てキズなどからボティ表面を保護できる。フィルムは透明だから、ボディ本来の輝きと艶が損なわれる心配はない。兜は剥がすときに、ボディに糊残りがない点も特徴。

スミロンフィルム

フィルムに白いキズがついている

 写真(上)を見ると円で囲った部分にキズが見える。ところが、ペイントプロテクションフィルムを剥がすと(写真下)、キズはフィルムに付いているだけで、ボディは保護されていることがわかる。

プロテクションフィルムを剥がすとボディにはキズがついていないことがわかる

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