コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、ドライバーと同乗者が心からドライビングを楽しむために、高い静粛性とストレスを感じさせない滑らかな乗り心地を追求したサイレント・コンフォートタイヤ「ComfortContact CC7(コンフォート・コンタクト・シーシーセブン)」を2023年3月より順次発売すると発表した。発売サイズは13~17インチの28サイズで今後もラインナップを拡大する予定だ。価格はオープン価格となる。
「ComfortContact CC7」は、日本の「Z.E.N(禅)」を意識した、静かな車内環境、滑らかな乗り心地を乗り手に提供するサイレント・コンフォートタイヤだ。
コンチネンタルの調査によると、クルマの走行中に発生する騒音の約50%はタイヤに起因する。特に高速走行時には、タイヤと路面が接触する音や乱流が増加し、騒音はより顕著に現れる。
また昨今、ほぼ無音で走行する電気自動車を含む、いかなるパワートレインを採用する車両においても、タイヤによる騒音の改善はますます重要になってきている。従来の内燃機関の車両はもちろん、ハイブリッド車、電気自動車のいずれにおいても、適切なコンフォートタイヤを選択することは、車内で快適に過ごすために非常に重要なファクターだ。
もちろん、コンフォートタイヤとしての性能にも優れており、幅広い温度域で安定した走行性能を発揮し、耐摩耗性にも優れ、毎日の通勤や日常的にクルマをつかう頻度の高いドライバーにオススメなタイヤだ。「M+S」(マッド&スノー)規格でもあり、軽い雪やシャーベット状の路面にも性能を発揮する。
タイヤサイズも、日本向けに軽自動車用サイズを6サイズラインアップ。コンパクトカー、ミッドサイズ、ミニバンから電気自動車まで幅広い車種に対応する。
「ComfortContact CC7」には3つの要素から成り立つ「Comfort+」テクノロジーが搭載されている。コンチネンタルは、3つの主要テクノロジーのことを頭文字をとって「Z.E.N」と呼称している。
1つ目の要素「ゼロ・ショック・パターン」は、独自のリブ構造とサイピングにより路面からの衝撃を軽減。凹凸が多い道でも静かでスムーズな乗り心地を実現する。
2つ目の「 エバー・フレックス・コンパウンド」は、路面の粗さに柔軟に適応することで衝撃を軽減し、スムーズな乗り心地で疲れを感じさせないコンパウンドとして誕生した。また耐摩耗性と幅広い温度域で安定した性能維持に優れ、毎日の通勤や日常的にクルマをつかう頻度の高いドライバーに適している。
3つ目の「ノイズ・ミューター」は、2つの技術が効果的に働き、タイヤが起因するノイズを低減し高い静粛性を実現する。「ノイズブレーカー3.0」テクノロジーは、 縦溝内を通る音波を細かく分散しノイズが車内に蓄積するのを防ぐ。また「ヘルムホルツ式レゾネーター(消音器)」は、 ヘルムホルツ共鳴の原理を利用して設計されたチャンバー内に共鳴周波数の音を吸収することでノイズを中和、車内で感じる騒音レベルを低減する効果がある。同乗者同士で会話や音楽を楽しめる静かな車内環境は、ドライビングをより楽しく感じられるだろう。
第7世代目になる「ComfortContact CC7」では、タイヤパフォーマンスだけでなく、サイドウォールのデザインと見た目の美しさにも追求したという。
禅を意識したという雲模様には、模様が際立つように3Dセレーション加工がされており印象的だ。